2008年03月25日
イギョラ杯2日目その1、その2に続いてのエントリです。 今年のイギョラカップの日程や大会概要についてはこちら、1日目の試合についてはこちらをご覧ください。
コンサは予選リーグの3戦目を1勝・1PK戦勝ちの勝ち点5で迎えました。 2試合を終えての順位は 1 コンサ.. 勝点5 得失点差+5 2 東京朝鮮 勝点3 得失点差-1 3 神村学園 勝点3 得失点差-3 4 流経柏高 勝点1 得失点差-1 だと思います。 コンサは東京朝鮮に対してPK勝ち以上だと勝点7以上になって1位抜けが確定します。PK負けだと勝点が6になり、神村学園vs流経柏の結果次第では神村が1位になる可能性があります。コンサが負けた場合も同様です。 というわけで、コンサがイギョラ杯を連覇するためには(そして順位決定戦で遠くの会場に飛ばされないためにも)、ぜひ勝利が望まれます。
2008/3/23(日)14:30 @東京朝鮮高グラウンド イギョラ杯 予選リーグ第3戦 コンサユースU-18 2-3(1-1、1-2)東京朝鮮高 (35分×2) コンサの得点者:金子(前26分)、工藤(後17分)
スコアボードの得点をゼロに戻して、スタートです。 選手入場 東京朝鮮高のユニがさっきの練習試合より濃い色です。さっきのは練習着だったのか?? コイントス コンサの円陣 東京朝鮮高の円陣 キックオフ この相手の10番のFWはとてもよい選手でした。ひとりでできちゃうので終始怖かったです。 <前半のメンバー> 19玉岡 25金子 14古田 28上原 8鶴野 18明生 33十川 4熊澤 27健士 17打矢 21曵地 鈴木巧くんは午前中の流経戦でレッドカードになったので出れないようです。さっきの練習試合に出ていました。 そして十川くんは練習試合の前半に出ていたけど、さらにこの試合にも出場のようです。 日差しが強くて見ている私たちでさえ「暑いねえ」と思う日だったので、ふだん札幌で練習している選手たちには慣れない暑さでの連戦はきついだろうなとちょっと心配。しかも前日は夜遅くに試合だったし。 そんな心配が的中したかのような立ち上がりでした。 東京朝鮮高は強くて速いチームのようで、選手が精力的に走り、素早くプレスをかけてきます。最初の10分くらいを見た印象は、5分5分よりは押され気味だなあというものでした。 前半12分、ヒロがドリブルであがるあがる。ヨングンへのパスはオフサイドになりましたが、久々に攻撃の形を見ました。 前半13分、うっちーが右サイドを駆け上がります。追いかける相手選手をぶっちぎります。速~~い!うっちーってあんなに速かったのね。再認識でした。 東京朝鮮高の速いプレスにコンサはなかなか自由にさせてもらえず、ままならない時間帯が続きます。前半18分くらいまで、じりじりとした攻防が続き、どちらのチームもゴールに近づいていってもシュートまでは打てません。 前半20分、鶴ちゃんがミドルシュートを打ちますが枠の上。 苦しい時間が続きますが、このころ観客席の私たちには「室蘭はいま85分で2-1だって!!」と朗報が届きました。見ている方はこれでかなり気分を持ち直しましたが、選手はそういうわけにはいきませんよね。 前半21分に鶴ちゃんが再びミドルシュート。ゴール左上へ逸れましたがさっきのより枠に近づいています。 前半21分、鶴ちゃんが相手ボールをカットしてパスを出し、ゴール右側のスペースからカネくんがシュート。GKはいったんはじいて地面に弾ませましたが、結局GKがキャッチしました。 押され気味の展開でしたが先制点を奪ったのはコンサでした。 前半26分、ヨングンが右サイドをえぐり戻したところからうっちがクロスをあげます。それをニアサイドでジャンプしたカネくんが思い切り頭を振ってゴールを狙いました。ボールは少しふわんと浮いたような軌道をとおり、右側のポストぎりぎりのゴール内に落ちました。 最初サイドネットの外か内側かよくわからなくて喜ぶのが遅れてしまったのですが、主審がゴールを認めるゼスチュアでようやく先制点だとわかりました。やったー!! メモが残っているのはうちのチャンス(惜しかった)シーンが多いですが、メモしたくないようなシーンも実はたくさんあったと思います。詳細覚えていないですけど。 でも先制したのはコンサ。すごくホッとしました。 前半28分、金子くんのキープとパスから、ヨングンのシュート。決まらず。 前半30分、熊ちゃんがうまく相手FWの動きを封じてピンチを逃れる。くま、サンキュー! 前半31分、左CKゲット。カネくんが蹴りました。 このままリードして前半を終わりたいと思ったところでしたが、前半33分についに失点。 攻め込んで前がかりになったところでカウンターを受け、曵地くんが飛び出しましたがその手前でループシュートを打たれました。健士くんがクリアしようとゴールへ向かって走りましたが、ボールを頭でクリアした地点はすでにゴールの中でした。ボールはクリアされて前方に飛んでいますが、副審はゴールインの判定。やっぱり。 1-1で前半を終了します。 みんなバテているのかなあ、、動きが悪いのが心配です。後半持ち直すとよいけど。 (試合中のようす)
<後半のメンバー> 25金子 19玉岡 31工藤 14古田 8鶴野 18明生 33十川 4熊澤 27健士 17打矢 21曵地 拓郎くんに代わってミツが入りました。より攻撃的な布陣にということでしょうか。ミツ、カネ、ヨングンは3人で流動的に動いていましたので、ミツがトップ下というより3トップ気味だったのかもしれません。 後半の最初のチャンスは、後半3分。鶴ちゃんから右前方のスペースへボールが出て、そこへうっちーが走り込み、中へクロス。中にはヨングンとカネがいましたがどちらもタイミングがあわず、うまくシュートを打つことができませんでした。惜しかった。 そして後半7分に失点です。 背が高く体ががっちりしてスピードもあり、その前から「嫌だな・・(怖いな)」と思っていた10番の選手がコンサDFとGKの間にするっと抜けてシュートを打ち、それが決まりました。パンフレットによれば、新3年生のアン・ビョンジュンという横河ジュニアユース出身の選手です。 これでコンサは東京朝鮮高にリードされてしまいました。 勝つためには2点とらなければなりません。 ところが逆にコンサはこれで奮起したのでしょうか。なんだか動きが変わったように思いました。これまで比較的たらたらぐったりした動きだったのが、しゃきっとしたように感じます。あ、エネルギーがまだ残ってたんだ。せっかくやってるのだから、踏ん張って勝てるように力を振り絞ってがんばれ。 後半10分にうっちーが倒され、ペナルティエリア正面でFKを得ます。 ボールのそばに立っているのは鶴ちゃんとヒロ。 なんだか「何かやってくる」匂いが濃厚です。どうするんだろ?ワクワク。 鶴ちゃんは、ボールから少し下がった位置から助走をつけてボールを蹴る・・と見せかけてボールを素通りし、そのまま走り抜けて壁の右側から裏へ走り込みます。その間にヒロがふわっと壁の上を越すボールを蹴り、壁の裏へ回り込んだ鶴ちゃんがボールを受けてそのままシュート!! ・・という作戦だったんだろうと思いますが、鶴ちゃんがボールに触るより先に相手GKがキャッチしてしまいました。うーむ、残念。 CKでショートコーナーを多用していろんな角度からやタイミングでのクロスを工夫したり、FKでもこうやって相手の意表をつく攻め方を試したり、いろいろチャレンジしてみているのでしょうが、それだけ素で勝負できるプレースキッカーがいないのかなと(以下略) コンサが1点リードされて追いつこうとやっきになっているところで、後半13分、なんとまた失点してしまいます。やはり相手の10番。 マークしていたDFが振り切られ、曵地くんの両脚の重心の置き方を見てでしょうか、曵地くんの構えている反対側のサイドへシュートを流し込まれてしまいました。警戒していたのに~~。シュートもうまいわ、10番。 これで1-3になってしまいました。勝つためには3点が必要です。 でもまだ時間はたくさんある。焦るな、焦るな。 そうは思いながらもドキドキしながら見ていたら、ユースくんたちはやっぱりやってくれました。 後半17分、ミツのゴールです!(2-3) 興奮していたので詳細は忘れましたが(爆)、相手選手に囲まれながらも強引に振り切ってシュートに持ち込んだゴールでした。 後半18分、ヨングンに代わってタカがイン。 31工藤 25金子 14古田 26福永 8鶴野 18明生 後半21分、鶴ちゃんが打ったミドルシュートはまっすぐ枠内へ向かったのだけどGKがキャッチ。 後半22分、カネが打ったシュートはGKが指先で触って枠の右外へ逃れ、CKへ。 後半23分、FKを得てうっちが蹴るも、ゴールにはならず。 後半24分、コンサ攻める攻める。焦るな。 後半25分、東京朝鮮高が10番の突破から右CKへ。コンサは得点許さず。 後半26分、ヒロからミツへボールが渡り、ミツのシュートはGKがキャッチ。 後半29分、気がついたらあたりはすっかり涼しくんなってきた。 後半30分、東京朝鮮高の右CK。 後半32分、コンサの右CKはヒロが蹴る。クリアされてもう一度CK。またヒロがける。 けれど。 結局2-3のまま試合終了の笛が鳴りました。 ・・・残念。 これでコンサの勝点は5のまま、東京朝鮮高の勝点が6になりましたから、この時点でコンサのグループリーグ1位抜けはなくなりました。 大会連覇はなりませんでした。 お疲れさまでした。
これにより、翌日のコンサが参加する順位トーナメントの組み合わせ、会場は、監督会議の結果に持ち越されることになりました。1位だったら同じ東京朝鮮高会場で4チームでトーナメントをやることになったんですけれど。 その後の知らせによれば、コンサは清瀬内山グラウンドでまず帝京高校と対戦したようです。 見に行ったヲタ友によると、 2008/3/24 9:00 @清瀬内山グラウンド コンサU-18vs帝京高校は、4-1(4-0、0-1)でコンサが勝ったそうです。ミツ2、ヨングン1、鶴1のゴールで前半を終え、後半はGK以外メンバーを総入替して、終了間際に失点して、4-1で終了とのこと。大雨の中での試合だったそうです。 午後は多分14:30からの試合。 八千代高校と対戦して、5-0の快勝だったそう。 金子2、ヨングン2、鶴1のゴールとのこと。 見ていた方、もしよかったら感想などを教えてくださいませ。 マリノスオフィシャルサイトによれば、優勝したのはマリノスユースなんですね。 A組を1位抜けしたのは神山学園だったのか・・・。 初戦でコンサに大差で負けたけれど、予選リーグを1位で終えるなんて、ほんとサッカーってわからないですね。 こんなふうに公式サイトにユースの試合結果が載るマリノス・・。 羨ましいと思うのはきっとぜいたくなんでしょう。 いいさ、なんであれ私はコンサユースでなきゃダメなんだし。
よそのチームのユースの話題つながりでもうひとつ。 水戸でひっそりとこんな発表がありました。 水戸ユースからトップチームに初めて昇格した木村純哉選手が、選手を引退して普及コーチに就任するというお知らせ。 約2年半前にJユースサハラカップのグループ予選で笠松へ行ったとき、当時トップ昇格が内定していた木村純哉くんのことを水戸サポはたいそう嬉しそうに応援していました。その光景が心に残っていただけに、このお知らせは改めてプロの厳しさを痛感するものでした。でも水戸ユースで育った先輩として、水戸の子供たちを教えてサッカーに関わっていけるのも幸せなのかもしれない。 ほとんど知らない選手ではあるけれど、木村純哉くんの今後のサッカー人生に幸多かれと思いました。 もちろん、うちの子たちについてはその何十倍も強くそう思いますけど!
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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