2008年03月17日
ホーム開幕戦のあと、久しぶりに会った仲間と一緒に飲んで食べておしゃべりしていたひととき。翌日は午後(お昼と夕方の間くらい)の飛行機で東京に帰る予定だったので、少し家でゆっくりして、遠征グッズの買い物でもしてから空港へ向かおうかと考えていました。 と、そこへ飛び込んできた一通のメール。 「明日の12時にサテライトがやる練習試合の相手はユースですよ」 うおーー。正直、練習試合があることも知らなかったので、これは嬉しいサプライズでした。 こうなったら背に腹は代えられない。飛行機の時間をずらすしかない。 (こういうことが重なると、初めから予約変更のできるチケットを買っておいた方が得かしら・・と思わないでもないですねえ。) というわけで、張り切って行ってきました。今年初の宮の沢。 バックスタンド側とゴール裏にはまだこんもりと高い雪の山で埋まっていて、春はもう少し先かなあという雰囲気です。でもメインスタンドは日差しがあって暖かでしたけれど。 トップの試合を見るだけの予定だったので、いつもの(ユース・サテ用)観戦グッズは持ってきていません。かろうじて双眼鏡とコンパクトカメラがあるだけです。ストップウオッチもないし、メモ帳も持ってきていないわ。 というなので、おおざっぱな流れだけをまとめておくことにします。
2008/3/16(日)12:00 宮の沢 コンササテライト 2-0(2-0、0-0)コンサユースU-18 (45分×2) 得点者:上里、岡本 (コンパクトカメラしか持っていなかったので、「これで写せるかしら・・?」とおそるおそる撮ってみたら、案の定、どの写真もネットにぴっちりピントが合っていました(爆)。)
前半 <サテライト>(10人) 謙伍 元気 ヤス カズ 容臺 マコ 智樹 柴田 池内 髙原 <ユース(U-18)> 19玉岡 25金子 14古田 20竹内 8鶴野 18明生 3松本 28上原 4熊澤 17打矢 21曵地 すでに最初の円陣のときから大きな声をあげて、気合いが入っていたのはユースくんたち。一方、トップのお兄さんたちは、マコとか池とか容臺とか「えー?彼らまで出るの? ユース相手に?」と思いたくなるような本気モードの布陣・・・のはずです。 でも試合が始まってみると、ボールを支配してパスを回しているのはふつうにユース。明生が粘り強くボールを保持して前へ出そうとがんばっていたり、うっちーと鶴ちゃんのワンツーや、怜大と清弥のワンツーでサイドから攻めあがったり、トップ下に入ったヒロが変態ドリブルで仕掛けていったりなど、いろんな形で前線にボールを供給しようとします。 それを止めようと最終ラインで対峙するのが智樹だったりするものだから、もう、見るのに忙しくって(笑)。智樹はうっちーや鶴ちゃんとの勝負になるシーンが多かったけれど、どっちが勝っていたかは(ごにょごにょ。 抜かれても、止められても、どっちにしても「ああ・・・」と残念な気持ちになるのはほんと困りものです。でもどっちかというと(ユースが)「行け~~!!」と思いながら見ていて、後から「あ、智樹だ」とハッと気づくという感じでしたが。 サイドバックの智樹は、ほとんど守っているシーンだし、たまにサイドを走ってあがっていっても使われずに(ボールは来ずに)すごすごと戻ることの繰り返しで、なんだか歯がゆかったです。「もっと声を出してアピールしたら?」と檄を飛ばしたくなりました。ヨンデとは声を掛け合っていましたけどね。 そして柴田と池のDF陣は、背が高いし体ががっしりしているし、最後のところでは競り合いでヨングンもカネくんも負けてしまうことが多く、ユースはボールを支配しつつもペナルティエリア内に入り込んだりシュートを打つところまではなかなか持っていけません。 一方サテの方は、ボールを奪う動きがあんまりなく、ユースがパスミスしたらそれを拾うという感じで「本気出してやってる?」と言いたくなるようなぼんやりさなのですが、たまに攻め込んでも有機的な連動した動きがなく、元気や謙伍がひとりでなんとかするしかない感じです。FWだけじゃなく、中盤も後ろも、サテはチームとして何をしたいのかが伝わってこなかったなあ。みんなその場でバラバラに考えながら思いつきでプレーしているような印象でした。 それで前線に運ばれたボールは、熊ちゃんや上原くんが落ち着いて処理してしまうので、サテもまたチャンスらしいチャンスは作れていませんでした。 これ、私たちはユースのボール扱いにいちいち喜びながら見ていたので楽しめましたが、ふつうにサテ選手の活躍を期待して見に来た人たちはどんなふうに思ったのでしょうね。試合出場の枠を争って切磋琢磨し、チームが強くなることを期待しているサポとしては「これじゃあ、まずいよぉ~」とがっかりするような状態だったように思います。 それでも点をとったのはやはりサテ。 前半40分ころ(←時計がないので時間はだいたいです)、サテのCKになり、蹴るのはカズ。それまでカズの蹴るCKはぎゅーんとゴールに向かって巻いて落ちるような、触ればゴールになりそうなボールだったのですが、このときはちょんとすぐ前にボールを出すショートコーナーでした。それを受けたのが誰だったかは忘れてしまったけど、一人はさんでまたすぐにカズがボールを拾い、ゴール右斜め前の少し距離のあるところから地を這う速いシュート。ボールはネットを揺らしました。これで1-0です。 そしてその2分後くらいにはさらに追加点。元気がドリブルで右側を駆け上がり、エリア内まで侵入したか?というあたりでゴール前中央にいた謙伍にパス。えー?!元気、自分で打てよ~!と思ったところでしたが、そのパスを受けた謙伍も自分では前を向かず、ボールを落とします。そこへ走り込んできたヤスがシュートし、ゴールでした。2-0です。 元気はこのとき以外にも「えー?シュート打たないの?」というシーンがありました。点を取るのが仕事のFWじゃなかったのか?きみは!!と言いたくなります。 2-0とリードされたところで「さあ!ユースも取り返せ!」と思いながら見ていましたが、そのまま前半が終了。 結局前半のユースのシュートは、遠目から打ったヒロのミドルシュートがみどころだったくらいでしょうか。
後半、サテはメンバーを変えてくるようです。純貴も見たいよおと思っていた気持ちが通じたようです。 ピッチ脇で待つ選手の中に27番と25番が見えたので、おお、純貴と宮澤くんの2トップか。と思ったのですが、実は25番をつけているのはマコでした。なぜに??着替えた?? <サテライト>(9人) マコ 純貴 俊ピー カズ ヨンデ 池内 柴田 堀田 高木 <ユース(U-18)> ハーフタイムでの交代はなし 19玉岡 25金子 14古田 20竹内 8鶴野 18明生 3松本 28上原 4熊澤 17打矢 21曵地 サテのGKはギーさんでした。 へえ、もう、練習試合に出られるほど良くなっていたんだと思ったら、これが復帰第1戦だったようですね。 後半、サテはさらに人数を減らしてきて9人でやっていたのですが、前半と比べるとなんだか生き生きしているようです。 ひとりひとりのスペースが広くなったから、それだけ走り回らなきゃならないし、自分の考えで動けるスペースができた分、連携云々よりも個人技の世界に入ったからでしょうか。 ユースくんたちは、ボール扱いのテクニックではサテの選手と遜色ない(というより、翻弄していたw)けれども、体の大きさ(背の高さや体幹の強さ)に歴然とした差があり、そこで勝負されるとかなわないという感じ。 そして後半になるとユースは次第にばてて来たのでしょうか、前半よりも走り回れなくなったような印象がありました。 なので、サテは人数が少なくなったにもかかわらず、前半よりもずっと押している感じの試合展開でした。 しばらくしてユースの選手交代。 ヨングンと上原くんに代えて、鈴木巧くんと鈴木健士くんが入ります。 25金子 14古田 20竹内 36巧 8鶴野 18明生 3松本 4熊澤 27健士 17打矢 21曵地 気づいたらサテもマコに代えて謙伍が再投入されていました。 謙伍と純貴の2トップですよ。見たかった2トップです。嬉しい。 そしてまもなく、智樹と元気も再投入。 純貴が右サイドに移って、見たかった2トップはあっけなく終了しました。智樹は今度は中盤に入りました。 謙伍 元気 俊ぴー 智樹 純貴 ユースの方もめまぐるしく選手交代があって、今度はカネくんに代わってミツがイン。ミツとヒロの2トップです。 ・・・と思いきや、その後すぐに清弥くんに代えて大地くんが入り、ミツと大地くんの2トップ、ヒロはトップ下という形になりました。 31工藤 34大地 14古田 36巧 8鶴野 18明生 3松本 4熊澤 27健士 17打矢 21曵地 そして最後に健士くんに代わって加藤拓也くんが入り、終了時点ではこんな形。 31工藤 34大地 14古田 36巧 8鶴野 18明生 3松本 4熊澤 22拓也 17打矢 21曵地 1番のユニを着て控えにいた松原くん(新1年・U-15から昇格)の出番はありませんでした。 後半は、謙伍やっぱり上手いなあというシーンや、純貴が猛然とゴールめがけて攻め込むシーンなどもありましたけど、両チームともゴールはなく0-0。純貴はもう少しFWで見たかったなあ、その方が後輩ユースくんたちも怖かっただろうに、と思いましたが、まあ純貴にとっては経験の幅を広げるいい機会なのでしょう。がんばれ。 右サイドに入った純貴は、かなり下がって守備をすることもありました。その一場面で、ユースが右サイドからゴール前中央へ鶴ちゃんがクロスをあげたところ、それを純貴がクリアしたシーンがありました。純貴はダイレクトでボールをゴールライン外へ蹴り出し、それでユースがCKを得ることになったのですが、まるでそれが鶴ちゃんからのクロスをファーで待っていた純貴が右足ボレーでシュート!のシーンみたいに見えて、それで私たちは「あ、やべ!こっちのゴールじゃなかった」とあわてて枠外に蹴り出したように純貴のセリフを勝手にねつ造して悪のりして楽しんでしまいました。 でも、純貴は相手がユースだから気負っていたかもしれないけれど、自分はもうトップの側の選手なんだということはしっかりと切り替え済みのようでしたよ。だって審判が笛を吹いてユースのボールになるはずのとき、純貴は近くに転がってきたボールを拾ってあげず、知らん顔でしたもの(爆)。 後半はちょうど私たちのすぐ前に堀田くんがいる位置関係になっていて、おかげで近くで堀田くんのプレーを見ることができました。なんか怜大に似た雰囲気で、応援したくなりました。キャンプでサインももらったことですし、私の中で「準・ユース出身選手」に勝手に認定。ひいき枠の仲間入りです。がんばれ、堀田くん。
トップはすぐまた木曜日にナビスコ予選の柏戦です。 サテの選手も出場するのかしら。その見極めのための練習試合だったりするのでしょうか。 ユースは今度の週末はイギョラ杯ですね。 東京朝鮮高校サッカー部のサイトにイギョラ杯の組み合わせ表(PDF)が出ていました。コンサはAグループ、予選リーグの会場は東京朝鮮高校グラウンドです。場所は十条駅の近くのようで、去年よりずっと行きやすそうでありがたいです。
はりぃ
Re:サテライトとユースの練習試合
2008-03-19 12:32
ご無沙汰しておりますw きっと、あきっくさんもいらしてるんだろ~な~、と思って見てました(笑) ユースくんは鶴野くんと曳地くんぐらいしかわからないんですけどw サテより声が出てるな~!どっちも、がんばれ~!? でもどちらかとゆーと、サテ寄りで見てたんですけど・・・ 前半はあきっくさんおっしゃる通り、ユースくんたちの方がイキオイがありましたよね~w そんな中でも砂さんはやっぱり、さすがだなと思いましたけど、それぐらいだったかな(苦笑) 後半は、おっ、ぎーさんだ!ってことに気をとられ ぎーさんファンの方に、画像をいっぱい撮っとこ~といった感じで、自分の中ではけっこー楽しめました(笑) 謙伍くんと横のんの2トップ、トップの試合で見られるのが待ち遠しいですね♪
はりぃ
Re:サテライトとユースの練習試合
2008-03-19 12:36
そうそう、25番だった砂さん、多分、着替えたんだと思われます。 前半では確かに、8番をつけてたので。 後半は宮澤くんが見られるのかな~?と思っていたんですけど、合宿でのケガだったようですね。
あきっく
Re:サテライトとユースの練習試合
2008-03-20 11:24
>はりぃさん こんにちは~。 私は危うく知らずに帰京してしまうところでした。そんなことになっていたらどんだけ地団駄踏んだかと(笑)。 ちゃんと行けてよかったです。 かなりの人出でしたね。(あれがふつう??) マコだけシャツを2枚使えるって、さすがスナさん、貫禄が違いますねww と思ってみてました。 今日はナビスコに行って来ます。どんなメンバーになってるんだろうなあ。
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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