【ユース】広島遠征その4 vsヴィッセル神戸

2008年02月18日

ユースの広島遠征、2日目の2試合目です。
1日目の様子はその1その2で、2日目午前中の様子はその3でどうぞ。


さて一休みして次は神戸との試合。コンサの試合はこれで最後です。
さっき小耳に挟んだ広島の監督の口ぶりからすると、広島は5試合やるようですが、コンサは帰りの都合もあるのでしょうね。コンサが早い時間帯に2試合組まれているのも、そういう配慮ゆえでしょうか。


2008/2/17(日)12:30 @呉市総合スポーツセンター
コンサU-18 2-2(1-2、1-0)ヴィッセル神戸ユース (30分×2)
コンサの得点者:竹内、竹内

お互いに挨拶
試合開始の挨拶



あいさつ
互いに挨拶

コイントス
コイントス

円陣
前半開始時の円陣

ふんどし?
神戸の円陣・・・というより、パンツのデザインが気になりました。
後ろにこんな模様が。ふんどし?

<前半のメンバー>

  19玉岡  34大地
     14古田
36鈴木巧     20竹内
     18佐藤
28上原 4熊澤 32松田 17打矢
     21曵地

この試合、立ち上がりからなんとびっくり。
試合開始2分弱で早くも2失点です。
神戸の選手がロングボール一発で裏へ抜け出し、曵地くんとの1対1をズドンと決めて先制したのが1分のこと。
あれま、と気を取り直して顔を上げたところへ、再び同じような展開が。
またまた最終ラインの真ん中へパスを出され、コンサのDFラインと同じ高さにいた神戸の選手がボールを受けながら裏へ飛び出して、シュート。
決まった。。。
時計を見たらまだ1分55秒でした。あらら、とんだことに。
神戸の選手たちは、根性あるなというサッカーをしていました。
おしゃれとはいえないけど、シンプルで力強いサッカーをしてきます。当たりも強いし、走るのも速い。
とはいえ、最初の2発で気持ちがしゃっきりしたのか、コンサの最終ラインもその後はほとんどやられなくなりましたけど。
見ていると、足技やドリブルでの突破はコンサの選手の方に分がありそうです。でもフィジカルでは神戸が強くて、どすんと止められるとコンサの選手は負けがちです。がんばれ。
前半15分くらいになると、最初のショックが癒えてとりあえず落ち着いてきたかなという感じになりました。
17分に放ったヨングンのシュートはGKがキャッチです。
前半22分ころ、見た感じ、コンサと神戸では手数の差が出ているかなと思いました。
コンサはボールを回すんですが、なかなかシュートへはもっていけない。一方、神戸はいきなりゴールめがけてダイナミックに突き進むボール運びをしてきます。
それでも次第にコンサの攻撃(への試みの繰り返し)がじわじわと効いてきたかという雰囲気になって、前半23分についにコンサが1点を返しました。
清弥くんが右サイドをえぐっていって、ほとんどゴールライン近くの角度のないところからシュートし、それがジャンプしたGKの右手の先をかすめてゴール左上隅に吸い込まれました。
ナイスゴール!です。
これで1-2。
前半29分、神戸の選手がドリブルで独走してきたのを拓郎くんがスライディングでスパンとカット。かっこよかったです。
それまで当たられてよろけたり引きずられて振り回されていたコンサの選手たちでしたが、前半の終わりころにはかなりやりたいことができるようになってきました。
寄せられてきてもフェイントかけたりターンしたりでひょいっと交わしていきます。
前半33分、清弥くんのゴール正面からのシュートを神戸GKが止めたところで前半が終了。

試合中
前半試合中の様子

雪が降る
雪が強くなってきました。


ハーフタイムに四方田監督は、ボールを回しているだけじゃ怖さを感じさせることはできない、もう少し早くシンプルにボールを回そうという指示をしていました。
「やっぱ、そうだったんだ。」と思いました(爆)。

後半は、恭司郎くんとうっちがアウト、怜大とカネくんがイン。
カネくんがFWになって大地くんがSBに移ります。

<後半のメンバー>

   25金子  19玉岡
     14古田
 36鈴木巧    20竹内
     18佐藤
3松本 28上原 4熊澤 34大地
     21曵地

後半キックオフ
後半キックオフ

後半2分、曵地くんとコンサDFラインの中間にぽとりと落ちるパスを出され、ボールめがけて走ってくる神戸FWとコンサDF陣と曵地くんの競争です。追いつけず神戸FWにシュートされましたが、枠上にふかしてくれたので助かりました。
おいおい、立ち上がりほんと気をつけて。
後半7分、ヒロが変態技の切り返しを見せ神戸の選手を抜いて、交わして、左側からペナルティエリア内へ切り込んでいきました。そしてヒロはそのまま左斜めからゴールへ向かって豪快なシュート。ボールはまっすぐネットに吸い込まれそうな軌道でしたが、その前に密集していた選手(コンサの選手)に当たってコースが変わり、枠外へ逸れていってしまいました。残念。すごく悔しそうなヒロ。
後半10分あたりまでの感触は、どちらも一進一退ながら若干コンサが押し気味かなと思いました。バイアスかかってるのは自覚してますが(開き直り)。
後半12分、カネくんとボールを追って追い駆けっこした神戸DFがからくもゴールラインへボールを蹴り出し、コンサの右CKへ。
この試合、コンサのCKはショートコーナーばかりでした。練習中なのかな。
そのショートコーナーの流れから攻撃し、最後は巧くんがシュートしますが神戸GKがキャッチしました。
後半14分、ヒロがドリブルから自分でシュート。神戸GKが前へ弾き返しました。そのこぼれをコンサが拾えたら怒濤の波状攻撃になるところでしたが、拾えず、クリアされてしまいました。
後半17分、ヒロと清弥くんがプレスをかけてくる神戸選手たちを抑えつつ、2人して変態リフティングと変態キープの競演です。2人ともあらまあ、と笑っちゃうほどのテクニシャンぶりを魅せてくれました。ま、抜いたところまではよかったけどその続きのメモがないということは、ビッグチャンスには至らなかったということでしょう。
後半18分、清弥くんが右サイドをあがり、でもそこから打開は難しいかなという場面では、相手選手にあててボールを出しCKをゲット。これもショートコーナーでした。
後半20分あたりになると、コンサの波状攻撃が続きます。もしかして神戸は足が止まってきたのかしら。神戸の選手は無駄走りも厭わない全員攻撃、全員守備の迫力だったのですが、この時間帯はコンサの選手の配置というかばらけ具合がちょうどよくて、どこにボールが転がってもコンサの網にかかる感じでルーズボールを拾えています。
相手選手が密集している狭いエリアでも、細かくパスをつないで打開しようというトライがうまくいっています。
それに対し神戸は、全体的に守備的になりながらも機会を見て鋭いカウンターを繰り出す攻め方になっていて、チャンスの数ではもしかして神戸の方が多かったかも。
後半24分、神戸の選手が広いスペースをドリブルで独走し、それを拓郎くんがイエロー覚悟で足をひっかけて倒さざるを得ないというシーンがありました。
後半27分にゴール正面からのヒロのシュート。絶好の位置からのシュートのはずなのに相手選手に当たって弾かれます。なんだかすごく人が多いよなあと感じて改めて見ると、ピッチの4分の1のエリア、つまりセンターラインと神戸ゴールの真ん中を境にして、そこから神戸ゴールまでの間のエリアに神戸の選手が10人いました。残り4分の3側のスペースにいる神戸の選手は一人のFWだけです。
そりゃあ攻めていこうとしてもゴール前が混雑しているはずだわと納得。
そこをなんとかしないとゴールが生まれないのですが、何度も繰り返せばなんとかなるものですね。
後半31分、ゴール前で攻めて回して崩して、少しの隙間をこじ開けて、そこから清弥くんがきれにゴールを決めてくれました。
やった!
この調子でさらにもう1点決めて勝っちゃおう!
勢い込んでさらに攻め込むコンサでしたが、後半33分、ヒロが自分で蹴ったショートコーナーのボールを自分で拾ってドリブルでゴールに向かうという一人時間差攻撃?を見せたところで、神戸の選手に引き倒されましたが、それを審判はファウルとはせず、そのまま神戸がカウンターへ持ち込みました。
こんなところで勝ち越し点を献上は嫌だ、あわ・わ・と思いましたが、そのシュートがどっかんと枠外へ行ったところで試合終了の笛。
どちらが勝ってもおかしくなかった試合は、結局引き分けで終了しました。
コンサの長所と課題の両方が凝縮された試合だったように思いました。

試合終了
試合終了。2日間で4試合。お疲れさまでした。
見れて楽しかったです。


【おまけ】
本来滞在を予定していた熊本へ戻って、さっそくお目当ての馬刺しのお店へ。
サポメイトがお店を予約しておいてくれました。

ビール レバ刺し
このレバ刺しは絶品。小皿のごま油に「皇帝塩」を入れてつけていただきます。

さくら納豆 馬刺し盛り合わせ
さくら納豆は刻んだ馬刺しと納豆をあえていただきます。美味。

馬刺し盛り合わせ 馬握り
馬刺しは部位によっていろいろ種類があるようです。
この握りは、Jリーグ31でヤスくんが堪能していたあれですよ、多分。
思わず満面にやける美味しさです。
この握りとレバ刺しを食べるために熊本へ来たと言っても過言じゃないくらい。
去年も同じものを食べてました(笑)。



post by あきっく

07:06

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