2007年09月23日
2007/9/22(土)13:20 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 高円宮杯(U-18)ラウンド16 コンサユース 1-3(1-1、0-2)浦和ユース (45分×2) 得点者:原口元気(浦・11分)、横野純貴(札・20分)、鈴木秀史(浦・53分)、阪野豊史(浦・56分) 試合の公式記録はこちら →PDFファイル 今日の会場は熊谷。熊谷といえば夏の間は毎日のように天気予報で平気で38℃とか言われている土地です。西が丘であんなに暑かったのだから、熊谷はどんなことに・・と覚悟して出かけました。 案の定、スタジアムのあるスポーツ文化公園内に入ってからも、強い日差しを受けたアスファルトの照り返しは強烈で、まるでサウナに入っているようです。プールのサウナなどでありますよね、ドアを開けた瞬間にわぁっと口と鼻の粘膜を乾かすように熱気が入ってくる、室温100℃くらいの高温サウナ。あれのヒーターそばのような、からっとしているけれど非常に熱い、そういう感じの暑さでした。 「このアスファルトで目玉焼きが焼けるな。」と思ったほど(←おおげさ)。 去年ここにヤスくんを見に来たときはそんなに暑くなかったはずなんですけどね。 ふぅ、これは今日も大変な試合になりそうだ・・・。そんな思いを胸に、静岡学園のサッカー部員くんたちに混じってスタジアムに入りました。
ここ熊谷でコンサの試合の前に行われる第一試合は、静岡学園と広島皆実の対戦です。せっかく行くのだから静岡学園の試合も見ようと思っていました。静岡学園にはコンサU-15出身の藤井豪くん(3年・キャプテン)と安藤大介くん(2年)がいますので。 スタンドに広げられた静学のビッグフラッグと林立するのぼり。100人近いんじゃないかと思われるサッカー部員のほか、父母らしき方たちもたくさん来ていて、みなさん一様に静学のタオルマフラーを身につけています。 スタンド下方に陣取り、応援コールを送るサッカー部員たち 選手入場。 静学は緑と黄色の見慣れたユニではなく、赤の2ndユニでした。 対戦表では静学がホーム扱いのはずですが、広島皆実も1stユニは緑色のようで、揃って2ndユニにすることにしたんですかね。 赤が静学、白が広島皆実です。 静学のスタメン。 藤井豪くんは前列右端の6番・キャプテンマークをつけている選手です。 ここまでグループリーグの3試合の公式記録では安藤大介くんはベンチ入りしていなかったので、今日も見れないかなあと思っていたのですが、今日はベンチ入りしていて嬉しい誤算でした。 静学は4-4-2。豪くんはボランチの位置でプレーしていました。
【追記】エルゴラッソ・ひしゃく氏の記事によれば、静学は3-6-1だったそうですね(汗)。すみません、要は「豪くんがボランチ」ってことして見ていなかったってことで(大汗)。
試合は総じて静学優位の展開で進み、ボール支配も静学の方が多かっただろうと思います。右サイドかFWのあたりで鋭い切り込みを見せる11番が目を惹いて、何て言う選手だろう?と思ったら、SBSカップでもキレキレだった池川修平くんでした。 前半10分ころだったでしょうか。ふと見ると静学の9番大石治寿くんがプレーに参加せず、ベンチ近くのピッチの端っこに立っていて、スタッフ2名がそばで大石くんと何か話したり、様子を見たりしています。 どこか痛めたのかな?と思ったのですが、しばらく経ってもずっとそのままで、ピッチ上ではずっと10人での戦いが続いています。 脚が痛そうな感じではなかったし、スタッフも様子を見ている感じだったので、鼻血が出たのかなあと思いました。 しまいには横になっちゃった。 そのままなお時間が経過し、控え室からドクターらしき人が出てきて大石くんの治療にあたり、静学の控え選手がひとり出てきてユニに着替えました。 おお!13番!安藤大介くんじゃん! 静学にとってはこんな早い時間帯にエースが負傷交代となれば気の毒ですが、わたし的には嬉しい展開です。すみません。 が、少しして安藤くんは再びビブスを着てスタンド下に戻り、大石くんは無事ピッチに戻りました。前半16分ころのことでした。 豪くんは、ボランチの片割れとしてどちらかというと守備的な役割を担っているのか、スペースをカバーしたり、相手の攻撃の芽を摘んだりというプレーが目立ちました。相手の足元にあるボールをぐいっと奪ってしまったのはかっこよかった。 CKを蹴るのも豪くんでした。右CKも左CKも。 長めの助走をとり勢いをつけて蹴る蹴り方でした。 豪くんのCKからゴール前でうまく選手が合わせてゴールになりそうなシーンが3回はあったんですけどね。決まらず惜しかったです。 0-0のまま前半が終了。
ハーフタイム、両チームの選手たちがロッカーに引き上げ無人となったピッチに、コンサの選手たちが出てきました。 ピッチ状態や暑さ?を確認しているのでしょうか。
後半も相変わらず静学のパス回しが多いのですが、次第に広島皆実が鋭い攻撃を見せるようになり、ゴール前でチャンスを作ることが増えてきます。このままじゃもしかして「静学はいい試合をしたけれど勝てなかった」ということになる?という匂いもしてきます。 そんななか、静学の選手で気になったのは9番大石くんでした。 ストライカーらしい「オレが決める!」という雰囲気のある選手で、ここぞというときにためらわずシュートを打ってきます。この選手のプレーを見れただけでも、さっき負傷交代にならなくてよかったと思えたほどです。 (静岡学園vs広島皆実の試合中) 後半半ばにさしかかるころ、スタンド下の両脇ではコンサ、レッズ両チームの選手たちがアップを始めました。 コンサの選手たち 一方こっちは浦和の選手たち 遠目にはどっちがどっちか分からないほどの似た色遣いです。 対戦表からすると浦和がホーム扱いですから浦和が1stユニでしょうが、そういえば浦和の1stユニってパンツが白でしたものね。 コンサは2ndユニの白いパンツをはいて上半身には練習着を着ていますからこんなことになりました。 ピッチの上では、相変わらず0-0の攻防が続いています。 このままだと延長戦になるかもしれない。 延長戦になると次の試合の開始時刻が遅れるでしょうから、今アップしているユースくんたちのペース配分に狂いが出てこないか心配になり、それはやめてくれ~と思うサポ心。それとも試合開始時刻が遅くなった方が少しでも涼しくなるかしら。たいして変わらないかな。 次第に「どっちでもいいから早く決めてくれ」という気分になってきます。周囲の静学父母のみなさま、すみません。 後半37分、静学DFのちょっとした緩みから?ボールを奪われペナルティエリア内で広島皆実の選手を倒してしまい、皆実にPKが与えられました。飛び上がって輪になって喜ぶ皆実の選手たち。 「PKは決まる前に喜ぶとあまりろくなことはないんだよ・・。」と思いながら見ていると、案の定(?)静学GKが右手で弾いて止めました。 ものすごい勢いで歓声があがる静学側スタンド。サッカー部員くんたちの応援もがぜん元気を取り戻してイケイケになります。 後半40分、とうとう13番・安藤くんが出場。「ダイスケ!」コールが響き渡ります。 積極的に攻撃にからんだ安藤大介くん。 ところが後半42分、静学DFの中途半端なフィードからゴール近くでボールを奪われ、そのままゴール前に持ち込まれて、皆実がゴールを決めました。 後半43分には安藤くんの突破を止めようと足をかけて転ばせた皆実の選手にレッドカードが出て静学がひとり多くなりますが、結局そのままタイムアップ。1-0で広島皆実の勝利でした。
そしていよいよコンサの試合です。 静学サイドに座っていたのを撤収して、コンサのサイドに移ります。 レッズユニを着た人をちらほら見かけましたけど、レッズはダンマクを広げるだけで基本的に応援コールはしないスタンスのようです。 なので私は安心して(?)「悪いけど私はあそこで見るから。ごめんね。」と男性陣ビョーキ仲間にコールをお任せ。 レッズ側(左)とコンサのビョーキサポ(右) 選手入場 まずは整列して挨拶 (浦和の選手は見切れていますが。失礼、おほほ。) スタメンの記念写真 こちらは浦和の選手たち。ユースのユニにも胸スポンサーがついているのね。 記念写真撮影のあたりから、コンササポは恒例の選手コール。GKの涼くんから始めて、後ろの選手から前の選手へと順番です。 サポのコールに応える洋平。 ほらほらもう円陣を組むところですよ。 って洋平のそういうところが好きなんだけど(笑)。 気合いが入るコンサの円陣 浦和の円陣 【前半のメンバー】 9横野 10大西 14古田 17打矢 18明生 8鶴野 3松本 4熊澤 5大己 7岩月 1平加 (控え) 16岩田、2山川、6伊東、11能登、19玉岡、25金子、28上原 1年生DFの上原拓郎くんが私にとってはニューフェイスです。北海道国際ユースで見ていることは見ているですが、あのときは新しい選手がいっぱいいて、しっかり覚えるには私のキャパが不足していました。 今日はアップしているところをしっかりチェック。私の従兄弟の若いころにそっくりな風貌が印象的だったので、たぶん覚えられたと思います。 浦和ボールで前半がキックオフ 最初のシュートは、開始0分の浦和のシュートでした。 でも打った瞬間に枠外と分かるシュートで怖さはありませんでした。 前半1分に章太が右サイドを駆け上がり、相手選手とぶつかってエリア内で倒れましたがファウルはなし。このごろ、倒れても簡単にはファウルは認めないという判定が多いように感じます。強い選手を育てようという方針なんでしょう。見ている側にとっても、一般論としては、笛でいちいち止められるよりはストレス少なく見られますからいい傾向だとは思います。 前半5分、中盤左側でボールを持ったヒロが、右サイドのうっちへサイドチェンジのパス。これを受けてうっちが前のスペースへボールを出し、そこへオーバーラップしてきた章太が右サイドを深くえぐってクロスをあげようとしたところを浦和選手がクリア。コンサのCKとなりました。 どちらかというと浦和の選手の方がフィジカルが強く、1対1の攻防で負けないので、全体として浦和優勢の立ち上がりという感じですが、コンサも防戦一方というわけでもなく、いい形を作りかけます。まずは長いボールを純貴に当てるところから始める展開が多いですが、今日の純貴はボールの収まりもよく、いい感じでプレーできているようです。 前半8分、後ろからロングボールが入り、それを純貴と相手DFがジャンプして競り合う感じになりました。純貴の方がうまく身体を入れることができたのか、頭でボールを前に落としつつ前へ抜けて、ペナルティエリアの少し手前で純貴が身体ひとつ分くらい相手DFよりも前に出て、浦和GKと1対1になるところでした。それを浦和DFが後ろから純貴を掴んで倒しました。 あ!あれはひどい! ところが審判はファウルをとらず、起き上がれのゼスチュアをしています。 ええええええ!!!?? そりゃあないよ、と思いました。 私の近くで、どちらのチームを応援しているわけでもないようすの、単にサッカー好きという感じのおじさんが観戦していたのですが、そのおじさんが「今のはレッドだろう!」「完全に抜けてたのに!」と審判に怒っています。 そうだよねー!そうよねー!と心の中で相づちをうつ私。 ともあれピッチ上ではとっくにプレーは始まっているのですが、「あれでイエローもとらないのか…。」とまだ腑に落ちない感じでつぶやくおじさん。私の中でおじさんに対する好感度アップ。 ともあれ純貴に対しては「気持ちを切らさずにがんばれ」と声援を送るしかありません。 ところが前半11分、浦和の原口くんがピッチ中ほどからドリブルでコンサゴールへ向かって進み、それに熊ちゃんとか、あとは誰だったかな、ひろきくんや怜大もいただろうか、とにかくコンサの選手が3人くらい次々と侵入を止めようと立ちはだかるのですが、前に踏み出した瞬間に切り返しで抜かれるような感じで、次々と抜かれ、とうとう涼くんと1対1になって、そのままシュートを決められてしまいました。(0-1) 「うわー!すげーー!」大喜びで拍手をするおじさん。 うん、確かに。今のは敵ながらあっぱれないいプレーだった。そう思いながらもおじさんの喜びように、私の中でおじさんの好感度少しダウン。 けれどその後、むしろコンサの見せ場が多い感じになりました。 前半14分ころ、中盤でうまくフリーになり、ボールをもったうっちが逆サイドの前方のヒロに展開した流れはきれいでしたし、ヒロが変態でゴール前へ切り込んでシュートを打ったのも、枠上だったけど惜しい見せ場でした。 (前半のワンシーン) 前半20分、ボールを受けてゴール近くへ攻めようとした純貴がまた倒され、FKをゲット。 「そうだよな!」とおじさん満足そうです。 この位置です。 ボールのそばに立っているのは、うっちーとヒロ。その後ろに純貴がいます。 FKは、うっちーとヒロがちょんと出したボールを後ろから走り込んだ純貴が思いきり蹴り、ボールは壁にあたって上に弾む感じで軌道が変わり、そのままゴールに飛び込みました。 純貴ゴール!!(1-1) 私はもちろん「やったーーー!!!」と大喜びですが、おじさんも「そうでなくっちゃ!!」とかなり嬉しそう。純貴へのファウルが流されたことに腹を立てていたので、この展開は「やっぱり正義が勝つ」と言わんばかり(←私の勝手な想像w)に喜んで溜飲を下げたようです。 私の中で再びおじさんへの好感度急上昇。 同点ゴールを決め大喜びする純貴と選手たち 前半23分に給水タイムがあり、その後、しばらくコンサの攻勢が続きました。 前半29分、怜大にイエローカード。怜大が攻め込んでいくところで浦和選手とぶつかり、ファウルの笛が鳴ったのにそのままゴールへ向かってボールを蹴ったことが遅延行為ということのようでした。 でも一旦プレイが止まったのにわざと蹴りこんだというわけじゃないし、プレー中に笛が鳴ったのは分かっていたけど勢い余ってそのまま蹴ったような感じだったので、ちょっと厳しいカードだなあと思いました。 前半30分、コンサが小気味よくパスをつないで浦和ゴール前に攻め込みますが、ゴール近くまであと少しというところで審判にパスコースを切られ、浦和DFに止められてしまいました。 この審判、ボールに対する嗅覚がいいのか、何度かパスを切るいい位置取りをしていました(皮肉)。 前半31分、怜大が左サイドを深くえぐり、ゴール前へナイスクロス。得点の匂いプンプンのクロスでしたが、中でうまく合わせられませんでした。 前半33分、純貴にイエロー。普通にトラップして競り合ったプレーのようでしたので、見ていてなぜイエローか分からず、ハンド?それとも今の競り合いで肘とかどこか当たった?と疑問のままメモが残っています。 前半35分、鶴ちゃんからふわりと浦和DFの裏へ抜けるパス。これをうまくコントロールして抜け出した洋平がGKと1対1になり、GKの位置をよく見てループシュート。わざあり!決まった!!と腰を浮かせましたが、ゴール前でぽとんと落ちたボールはコロコロと転がって、左ポストのわずか外側へ。 うわあああああ!惜しい! 気を取り直そうとする私の耳に入ってきたのは「だめだろー!今のは決めなきゃ。」というおじさんの声。 分かってるってば! 私の中でまたもや好感度がダウンしかかりましたが、その後の口調でコンサのゴールをとても望んでいたことが伝わってきたので、ダウンを留保。 前半38分、ヒロがピッチ左前方のスペースにパスを出し、オーバーラップしていた怜大が拾い、そのまま左サイドをえぐってゴール前へマイナスのグラウンダーのクロス。それをゴール前で洋平が足で合わせましたが、ふかしてしまいました。 ゴールは決まらないけど、いい形はできています。こういう美しい流れで逆転ゴールが決まれば素敵なんですけどね。 前半40分、中央より後ろ側でボールを受けたうっちがドリブルで単独突破。どんどんあがってペナルティエリア内まで持ち込みましたが、相手DFともつれてうっちのファウルになりました。 前半41分、今度は浦和がよいつなぎでパスを回し、ゴール前まで運ばれてなすすべなくヘディングシュートを打たれました。軽く浮いた感じのボールはバーぎりぎり上のネット上に落ちて助かりました。 前半42分、浦和のCKから、こぼれたボールを拾った浦和選手がすかさずシュート。これは涼くんが鋭い反応でキャッチし、防ぎました。 涼くん、いいよ~~! 「おお、今のキーパーいいねえ!」おじさんも褒めていました。 前半45分に左CKを得て、うっちが蹴りましたが、チャンスにはなりませんでした。 前半のロスタイムに入ってから、ヒロからのパスだと思うけど、ゴール右のスペースに抜け出した純貴がパスを受けて胸トラップし、そのまま振り返りざまに左足を一閃。 すごい勢いのシュートでしたが、ボールは惜しくもバーを直撃し、そのまま真下に弾んで、ピッチ内へ戻ってきてしまいました。 惜しかったなあ。今の凄かったなあ。 入っていれば征也の青森山田戦でのミドルシュートのように後々語りぐさになるような、かっこいいシュートでした。
後半は、コンサのボールでキックオフ。 選手交代はありませんでした。 後半開始早々、純貴が痛んで担架が運び込まれる場面がありましたが、無事起き上がり、自分でいったんピッチの外に出て、すぐに戻れました。 後半4分、再びコンサに決定機。 怜大が左サイドをえぐってクロスをあげ、それに洋平と純貴が2人ともフリーで飛び込む形になって、純貴より少し前にいた洋平がヘディングシュート。残念ながらゴール枠上に行ってしまいました。 うわあ、残念。すごいチャンスだった。 おじさんはまたもや「ダメだよ~、今のは決めないと。」 「あれ、後ろにいた9番が打った方がよかったんじゃないか~?あそこなら~。」 おじさん! そうは言うけど、確かにスタンドから見ていたらそう見えたけど、でも洋平だって後ろに目があるわけじゃないんだし、あそこでシュートしないで譲るようなFWなら嫌だわ!と、残念な気持ちをこらえ、心の中でおじさんに向かって反抗する私。 まったくもう、ただでさえチャンスを逃して惜しくて残念だというのに、余計なことまで考えさせられるなんて。 一方にすごく肩入れしている身としてはストレスがたまりますが、まあ確かに言うことは間違ってないし、コンサのよいプレーもすごく褒めてくれてるし、観戦者としては近くにいておもしろい人なんですよね。 後半6分、純貴の落としたボールに章太が走り込みますが、あと少しで届かず。 後半7分、純貴にイエローカード。純貴がロングボールをトラップして、それを拾いにきた浦和の選手とボールを奪い合って、純貴がちょっと遅れてスライディングし、相手選手の足をすくう格好になってしまいました。 これ自体イエローカードが出るのは仕方ないと思います。でも、さっきもカードが出ていたから、ということは2枚目?退場?! ここまで純貴がボールを収めて攻撃の起点を作っていたから、これはきつい。しかも次の試合も出れないというのもきつい。 けど、残った選手でやるしかありません。 みんなそう思ったと思うけど、やっぱり動揺していたのか直後の後半8分に失点してしまいました(1-2)。 詳細は忘れたけど、こぼれ球を拾った浦和がゴール前でちょっとつないでシュートだったんじゃないかな。 がっかりしたけど、まだ時間はある。これから、これから。 ビョーキサポのコールもそういう歌を選び、励ましています。 でも試練は続き、それからまもない後半11分にさらに失点です(1-3)。 最終ラインを切り裂くようなスルーパスがきれいにとおり、浦和の選手が完全に抜け出して涼くんと1対1になり、ゴールになりました。 あまりに鮮やかなスルーパスだったので、おじさんはもう、大喜びで拍手喝采。 ああ゛~~、もう! 近くでそんなに喜ばれたんじゃ、こっちが涙目になっちゃうじゃないか。 10人になったあと続けて2失点して、この先どうなるかと思いましたが、その後ユースくんたちは落ち着いて盛り返してきたようでした。 この暑さの中、10人で走るのはきついだろうと思いますが、がんばっています。 後半14分、鶴ちゃんにイエロー。ちょっと相手の足元を払った感じになったので、これは仕方ない。 でもこんなにたくさんカードが出ちゃうと、この先きついなあ。 つい勝った後のことまで考えてしまいます。 後半22分に怜大の攻めあがりがあった後、23分ころ給水中断。 給水後再開と同時に、うっちアウト、剛くんインの交代がありました。 このころにはヒロが前目にあがっていたので、洋平とヒロの2トップ、左サイドが剛くんで、真ん中に明生、右側が鶴ちゃんという感じになりました。 後半28分、明生にイエロー。浦和の選手がドリブルで駆け上がっていくのに併走して、抜け出されそうになって横から身体をぶつけて倒す形になったので、これもイエローは仕方ありません。 でもますますこの先がきつくなる。ため息。 このころから、コンサはなんとか点を返そうと必死の攻撃を見せます。 ひとり少ないながらみんなで走ってパスを通して、ゴールの近くまでは行くのだけど、シュートまではいけないのが続きます。 どうしても人数かけられなくて厚い攻撃ができないせいか、それとも浦和のDF陣が最後のところでは堅いのか。 浦和にしてみれば2点リードしていて相手は10人なわけですから、最後のところに人数かけて自由にさせない守りをしていればいいと思っていたのかもしれません。 後半30分、鶴ちゃんが相手ボールをカットして、剛くんがドリブルで攻め込み、シュート。でも枠上。 後半34分、自陣深いところで相手ボールをカットしたひろきくんが、そのまま自分でドリブルで持ち上がり、相手選手を抜いて抜いてそのままペナルティエリアの中まで。ひろきくん、そのまま自分で打っちゃえ!と思ったけれど、最後のところで力尽き、浦和DFに対応されてしまいました。 後半35分、ヒロが変態ドリブルで抜いていき、シュートを打つもGKの正面。 その後もゆったりボールを回す浦和から、ときどき狙い澄ましてボールを奪っては素早く攻め込むという感じですが、シュートまで行けないことが多いです。 後半37分、怜大に代えて金子くんイン。いよいよ前がかりなメンバーです。 剛くんが左SBに下がり、金子くんが左SHに入るようです。 後半38分、金子くんが走り込み、浦和ペナルティエリアそばでFKを得ました。蹴るのは剛くん。洋平が頭で合わせましたが、枠へ行きませんでした。 後半39分、左サイドをえぐられ、シュートをきれいに打たれましたが、涼くんがジャンプして右手の先でクリア。ナイスセーブ。 後半39分、洋平に代えてヨングンが入ります。 最後はこんな形 19玉岡 14古田 25金子 18明生 8鶴野 11能登 7岩月 4熊澤 5大己 1平加 鶴ちゃんもかなり前目で、ヨングン、ヒロ、鶴ちゃんの3トップかと思うほど。 後半42分、金子くんのクロスを受け、フリーだった鶴ちゃんが渾身のシュート。浦和GKが片手でクリア。そのCKからはチャンスを作れず。 ロスタイム4分が表示され、選手たちは最後までなんとかゴールを挙げようとがんばりましたが、とうとうそのまま1-3で試合終了となりました。 無念の試合終了 お疲れさまでした。 浦和の選手たちは、コンサの選手と比べて少しずつフィジカルが強く、個人技もある感じでしたので、たとえ純貴が退場にならなくても勝敗は変わらなかったかもしれません。 けれどやっぱり最後まで11人で全力を尽くしてぶつかる勝負が見たかったなあと思いました。 選手には、イライラする状況でもカードをもらわない心身の強さを身につけてがんばって、というしかないでしょうか。 最後まで気力溢れる戦いを見せてくれた選手たちに敬意と感謝を送りたいと思います。お疲れさまでした。 またすぐにJユースで勇姿を見せてくれるのを楽しみにしているからね!(←強欲)
昨夜私が「3年生はこれからどうするのかなあ。もっと長く見たいからまだ引退しないで欲しいなあ・・・。」と感傷に浸り、トップチームが負けたことにも凹んでやけ酒して寝ている間に、追っかけタイ!さんは早くも観戦記を書いてらしたようです。 追っかけタイ!さんの観戦記はこちら→浦和ユース戦 西が丘でのガンバ戦も。 それから今回の高円宮杯関連の観戦記のあるビョーキ仲間のブログなどを私の知っている範囲で勝手にリンク。 ながさわさんのブログ Nスタやまぐち発! すーさんのブログ その名もすーさんのブログ そしてオフィシャルブログ内なのですでにご覧になっている方も多いでしょうが、 brainsさんの エリア88 ビョーキ仲間の同志のみなさま、暑い中お疲れさまでした。
追っかけタイ!
Re:高円宮杯(U-18) 浦和レッズユース戦
2007-09-24 19:00
お疲れさまです。 今日は観戦しませんでしたが、どうやら浦和勝ちましたね。やはり原口元気が決めたようです。 観戦記はその日のうちにアップするのを基本としています。でも今回、コンサはあきっくさんが本職なので結構アップするのを待っていたんですよ。。 ごめんなさい。先走ってしまって。 まだサハラ杯がありますね。これで3年生は引退でしょうか。でも、やっぱりたかまどですよね。
あきっく
Re:高円宮杯(U-18) 浦和レッズユース戦
2007-09-24 19:58
>追っかけタイ!さん ひゃあ、わざわざ私がアップするのを待っていてくださったんですかΣ(゚д゚lll) すみません、飲んだくれて寝ていました(汗)。 申し訳ない。 このごろは日光浴びて観戦すると、疲れちゃって家に帰ってからぐったりということも多くて・・。 情けないですなあ。 3年生の引退の時期は年によっても選手によってもいろいろなので、しばらく見かけなくなって初めて分かるような状態なのですが、Jユースまでみんな続けてくれるんじゃないかなあ、、、と希望的観測。
ながさわ
Re:高円宮杯(U-18) 浦和レッズユース戦
2007-10-04 00:48
エルゴラで川端さんが審判の残念なジャッジで黄色二枚目、的なことを書いていたので気にしていたのですが・・・ 横野くん、是非めげずにこれからも頑張ってほしいです。 西日本サポとしてはなかなかユースくんを応援できませんので、今後も観戦記を楽しみにしております。 ではでは。個人的にはサイドを攻めあがる古田くんが気になるながさわでした。
あきっく
Re:高円宮杯(U-18) 浦和レッズユース戦
2007-10-04 21:34
>ながさわさん 先日は長旅をお疲れさまでした。 エルゴラのひしゃく氏のあの戦評は、コンササポ的には溜飲が下がりましたね。 でも欲をいうなら、ああいうところでカードをもらわない賢さと強さを身につけてもらいたいな・・・と、どこまでも要求水準を高くしてしまう気持ちになったりします。 鬼かしら?愛情の裏返しですってば!(←自分勝手) 観戦記はこれからもできる範囲でぼちぼち書いていきますので、またお立ち寄りくださいませ。 ときどきはコメントをくださると嬉しいです。
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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