高円宮杯(U-18) ジュビロ磐田ユース戦

2007年09月16日

2007/9/15(土)11:00 藤枝総合運動公園サッカー場
高円宮杯(U-18)グループリーグ2日目
コンサユース 0-3(0-0、0-3)ジュビロ磐田ユース (45分×2)
得点者:鈴木翔吾(磐・73分)、中倉拓(磐・76分)、押谷祐樹(磐・81分)
試合の公式記録はこちら →PDFファイル
試合経過はこちらでご覧ください →ジュビロ磐田公式サイトの試合速報ページ

今回はスタジアムに行く前から「今日はメインスタンドで見るのではなく、私も声を出して応援しよう。」と思っていました。先週の開志学園戦のとき藤枝に来ていたユース好き仲間でも、磐田戦は来れないと言っていた人が多かったので、今回のコンササポはかなり少ないことが予想されました。そして先週のジュビロvsガンバの試合を見て、私の中で、コンサが勝つ可能性があるとしたらどちらかというと磐田かなという思いがあり、だからこそ本気で、目に見える形で、選手を後押ししたいと思いました。藤枝での試合となればただでさえスタジアムは圧倒的に磐田ホームの雰囲気になるでしょうから、それに負けるな!と力づけたかったのです。(おばさんの応援が励みになるかどうかという根本的な疑問点は、この際おいておくw)


先週の試合を見た感想では、ガンバ・ジュビロの両チームともとても上手いけれど、ガンバの方がさらに力強い感じがしたのに対し、ジュビロは少し組織的に緩いところがあるかなと思い、どちらかを比べるとジュビロの方が付け入る隙があるように思えました。まあ、ユース年代のチームの場合、調子の波がかなりありますから、先週と今週ではまったく別チームになっている可能性もあるのですけどね。

天気予報では雨が心配され、現に藤枝に向かう途中の熱海あたりではけっこう強く雨が降っていましたが、スタジアムに着いてみると雨の心配はあまりなさそうな空でした。でも朝方に少し降ったのか、空気がなんとなく湿っぽい。もわっとした蒸し暑さを感じます。そして試合開始が近づくにつれ、日差しが強くなって、かなり暑くなりました。公式記録を見ると気温が20℃とありますけど、これはいったい何?どうして??とびっくりです。
先週の開志学園戦のときが36℃なのだとしたら、今日も確実に30℃を超えているはず。そう感じる暑さでした。試合中、頭や腕がどうしようもないほど強い日差しで焼かれ、サンダルから出ている足の甲や指の部分が照りつけられる太陽に熱くて熱くてやけどしそうだったほどなのに。

【追記】
あれ?もしかしてジュビロ公式サイトをみると、公式記録の気温は20℃じゃなくて29℃ですか?PDFファイルの公式記録はなんだかずるずるで読み取れない文字が多いもので・・・。これって私だけじゃないですよね?


ゴール裏で応援する!と決めたとはいえ、試合開始前の記念写真撮影光景はぜひ私も撮りたいところです。ユースヲタ仲間には「選手が入場して記念写真撮り終わったらこっちに来るから」と言い置いてひとまずメインスタンドへ。

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壊れていた時計(右側)は無事直ったようです。

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3年生のダンマクは今回もここに張りました。
対戦相手がジュビロだから反対側のゴール裏かなと思っていたのですが、対戦表からするとコンサがホーム側だったようです。

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対するジュビロのゴール裏。
予想に反して、ジュビロの声だしサポは4~5人でした。太鼓もありませんでした。
トップの試合が駒場であったので、そちらへ行ってしまった人が多かったそうです。

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選手入場。主審は野田さんです。

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整列して挨拶。
記念撮影があるとしたら、この後ピッチに散らばる前にというタイミングなのですが、両チームとも記念写真はありませんでした。
むぅ。とすると、西が丘でか?

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キックオフの前にサポ仲間のところへ移動する途中、ゴール裏中央から円陣を組んでるところをパチリ。


スタメンは、先週と同じでした。控えメンバーが若干変わっています。
とはいえ遠征メンバー自体は変わらないようで、ベンチ入りしていない選手も試合前のアップを一緒にやり、その後、ボトル係などのお手伝いをしていました。

【前半メンバー】

  9横野  10大西
20竹内       14古田
   18明生 8鶴野
3松本 4熊澤 5大己 7岩月
     1平加

(控え)
16岩田、2山川、11能登、15小川、17打矢、19玉岡、25金子

で、試合内容ですが、こういうわけで私は応援をしていましたので写真もメモもほとんどありません。
印象に残ったことだけをかいつまんで。
立ち上がりの15分ほどは、とてもいい感じでした。コンサがジュビロゴールに攻め込むシーンもあり、前半2分ころには洋平がシュートを打ったり(ゴール右に逸れる)、4分ころには鶴ちゃんのミドルシュートからCKをとったり。CKはヒロが蹴り、いったんクリアされるも拾ってつないで、最後はひろきくんのシュート!
あ、入る?と思ったのですが、ジュビロDFがゴール前のライン上あたりでクリアし、惜しくも決まりませんでした。
直後の前半5分ころには、怜大から清弥につないで清弥がゴール前へクロス。ファーで洋平が足を合わせましたが、残念ながら枠上。
どちらかというとコンサの方が優勢じゃないかと思われる立ち上がりでした。
主審のジャッジは、多少の接触プレーでぶつかって倒れても、ファウルをとらず、「起き上がりなさい」というジェスチュアをすることが多かったです。
だけど前半10分ころ、コンサゴール前中央(ペナルティエリアの少し外あたり)での攻防の際に、コンサの選手にイエローカードが出されました。そのときは熊ちゃんか明生のどっちに出されたのかよく分からなかったのですが、後から「あのときのカードは熊ちゃんだったんだな・・・」と分かりました。orz

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(磐田ゴールへ向かって攻めているコンサの選手たち。前線へ上がったボールを純貴が受けようとしています。)

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(CKを蹴るのは清弥くん)

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(CKでのゴール前の選手たち)

前半の半ばころから、次第にジュビロが優勢になって、コンサが守備に追われる時間が多くなってきました。
前半は、ジュビロが私たちのいる方向に向かって攻めてくる形だったものですから、ゴール前でのジュビロ攻撃陣のプレーがよく見えました。
ジュビロの攻撃は、なんとなく私たちになじみのある、後ろからパスを回して組み立てて攻めてくるサッカー。ボールを奪うとDFラインでボールを動かして機をうかがいながら、タイミングを合わせてみんなで一斉に動いてポジションチェンジしながらパスを回し、一気に前線までボールを運んでフィニッシュに至る。
ここまでは程度の差はあれコンサユースも同じことをやろうとしていますし(というか、たいていのユースチームはそうですよね)、去年までのトップチームも同じテイストでしたから見慣れたものですが、印象的だったのはゴール前での選手たちの動きでした。
なんというか、ゴール前でのアイディアが豊富なんですよね。
個人でドリブルでゴール前に持ち込んで、フェイントを入れてシュートを打つばかりではなく、2~3人で束になって、ゴール前で次々とスルーして後ろから出てきた人がボールを持ったり、パスを出したり。
DF陣としてはいつどこからシュートが来るのか一瞬も気が抜けず、まさしく翻弄される、という状態になってしまいます。
それでもコンサの守備陣は粘り強く対応して、シュートを打たせる前にボールを奪ったり、クリアしてしのいでいました。
この暑さだし、守っている時間帯があんまり多くなると嫌だなあと思わせる雰囲気です。前半35分にはひろきくんにイエロー。
けれどコンサが守勢一辺倒というわけでもなかったです。どちらかというと押し込まれる時間が多かったというだけで、コンサがまったくチャンスを作れなかったわけではありません。けれど、得点にはならないまま、0-0で前半終了。
立ち上がりの優勢な時間帯に得点できていればなあという残念な気持ちと、いやでも、この試合でドローならばそれはそれで十分なんだよなという気持ちと、暑さの中で後半までこの集中力が保つだろうかという不安とがないまぜとなった気持ちでハーフタイムを過ごしました。

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ジュビロの試合だというのに、スタンドの観客は思ったよりも少なかったです。
先週のガンバ戦とは気合いが違うのかな(むきー!)
3連休なのでサッカー観戦以外に出かける人も多かったのでしょうか。


後半、ジュビロは選手を一人代えてきましたけれど、コンサは交代なし。

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後半開始時の円陣

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コンサのキックオフで後半開始です。

後半、日差しはさらに強く、暑くなりました。
立って応援しているだけであぢぃ~~!と思わず言いたくなるほど。
心配したとおり、後半は守る時間帯がさらに多くなりました。
涼くんのビッグセーブも飛び出します。涼くんのおかげで助かるのは頼もしいけど、涼くんがあまり活躍するのは(←口ではなくて手足が)チーム的にはあまり嬉しくない。
後半13分ころ、清弥くんに代えて打矢くんイン。それともにヒロが左サイドに移って、うっちーが右サイドに入ったようです。
14分ころ、入ったばかりのうっちーが右サイドから積極的にシュート。いいよ、いいよ。その勢い。
15分には涼くんが再びファインセーブ。
21分、ヒロがジュビロのボールをナイスカットしてそのままドリブルで駆け上がり、CKへ。
コンサの攻撃は、ジュビロと比べると散発的であることは否めませんが、それでもジュビロにも得点を許さず、0-0の均衡を保っています。
後半22分に給水タイム。前半にも給水タイムがありました。
このころになると、コンサの選手たちの足が止まりがちなのが見ていてわかるほどになっていました。
いつもならできる中盤での寄せが少なめになっているので、ジュビロの選手に楽にボールを持たせる結果になっています。また、ボールを奪っても、人数をかけて攻め込むことができないので、なかなか絶好機を作れません。
一度、最終ラインの裏に出されたボールに反応して純貴が抜け出し、GKとの1対1に持ち込もうとしたシーンがあったのですけどね、ゴール前でジュビロDFにユニを引っ張られて倒されたように見えたのですが、審判はファウルをとってくれませんでした。残念。
あと少し、苦しいだろうけどなんとかがんばって引き分けに持ち込もう。今のところなんとかシュートを打たせない守備ができているし。この調子で最後まで・・。
それまで何度も接触プレーで倒されて痛んでいた怜大が、このころ相手選手と交錯して起き上がれず、担架で運び出されて治療を受けるシーンがありました。(ジュビロ公式サイトでは章太が担架で運ばれたようにありますが、章太にそんなシーンがあったかな?たぶん怜大のことの間違いだろうと思います。)一人少ない時間帯もなんとか守り、怜大も無事ピッチに戻れてホッとしたのもつかの間。
後半28分に、とうとう失点してしまいました。
これまでの経過を見るとまあそれも仕方ないだろう、でもここで0-0の均衡が破れたことで、かえってすっきり開き直って攻めにも出れるかもしれない。攻めに出て1-1に追いつこう!
見ている方はそういう気分でしたけど、選手も同じ気持ちだったのかな。
直後の後半29分ころには、攻め込んでヒロがシュートを打つ場面を作りました。シュートはジュビロGKにキャッチされてしまいましたけど。
けれど試合展開はなかなか思ったようにはいかず。
後半31分ころに、2失点目。ゴール前で揺さぶられて崩されて決められてしまいました。
その直後、ヒロがアウト、剛くんイン。剛くんはそのままヒロのいた左サイドに入ります。
後半34分、洋平に代えて、金子くんイン。
剛くんや金子くんといったフレッシュな攻撃的選手の投入で、なんとか得点を狙います。剛くんはさっそくボールに絡んで、なんとか局面を打開しようという意欲を見せていました。
ところが後半35分ころ、コンサゴール前で身体を張って磐田選手を止めようとした熊ちゃんに主審はイエローカードを提示。そして続けてレッドカードが掲げられました。
え~~!退場?
先にイエローが出されてから赤だったよね?一発レッドじゃなくてイエロー2枚目ってこと?じゃあ前半のあのカードは熊ちゃんにだったのか。
遠い方のサイドでのプレーだったので、熊ちゃんがどんなことをしたのかはよく分かりませんでしたが、これで残り時間は10人で、しかも次のガンバ戦に熊ちゃんが出られないことになってしまいました。
後半35分、そのファウルで与えたFKから失点。0-3です。
正直、この時間帯に0-3では、勝敗をひっくり返すのは難しいでしょう。でも決勝トーナメント進出のためには得失点差も大事。1点でも返していこう。
多分そう思ってコンサの選手たちは最後までがんばって走っていたのですが、いかんせん動きはどうしても重く、ビッグチャンスは作れないままに試合終了になってしまいました。

【後半終了時のメンバー】

  9横野  25金子
11能登       17打矢
   18明生 8鶴野
3松本    5大己 7岩月
     1平加


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お疲れさまでした。


グループリーグのもう一方の試合、ガンバユースvs開志学園はガンバが7-0で勝ったので、2試合を終えてのDグループ内の順位は

1位 ガンバ  勝ち点6 得点10 失点0 得失点差+10
2位 コンサ  勝ち点3 得点4  失点4 得失点差 0
3位 ジュビロ 勝ち点3 得点3  失点3 得失点差 0
4位 開志学園 勝ち点0 得点1  失点11 得失点差-11

となりました。
3戦目は明日、コンサは西が丘でガンバと対戦します。
ジュビロはきっと開志学園に点差をつけて勝つでしょうから、コンサがたとえガンバに勝ってもグループ3位止まりとなる可能性が高いです。
逆にガンバに負けてもグループ3位であることは変わりなさそうです。開志学園がジュビロに大勝すれば別ですけれど。
けれど、同じグループ3位であっても、勝ち点が少しでも上積みされ、得失点差を少しでも稼いでおくことは、決勝トーナメント進出の帰趨を決める大事な要素になります。
各グループの3位のチームのうち、成績上位の4チーム(6グループ中)が決勝トーナメントに進めるのですから。
だから明日の西が丘での試合はとても大切です。
どうぞ関東のサポのみなさん、明日は西が丘に足を運んでユースくんたちを応援してあげてください。サポの声援が、きっと、ユースくんたちの疲れた足を一歩でも二歩でも動かす力になるだろうと思います。

試合は明日9/17(月・祝)11:00キックオフ西が丘サッカー場で、ガンバ大阪ユースと対戦です。


【追記】
決勝トーナメント進出のための勝ち抜け条件は、他グループの結果次第の要素が大きくてあらかじめ計算は無理ですかね?
わたしはとっくに断念したのですが(爆)、どなたか計算の得意な方、まとめておいてくださると嬉しいです。
そしたら明日の西が丘でいろいろ思いを巡らせられるし。って他力本願。



post by あきっく

15:25

ユース コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

すーさん

Re:高円宮杯(U-18) ジュビロ磐田ユース戦

2007-09-16 22:14

お疲れさまです。昨日は都合悪く行けませんでした。 決勝トーナメント進出条件をすぐに出すのは無理ですが、3位になることを前提に考えると、D・E・F組の3位チームで1番なら午後の試合に関係なく決定です。ただ現実的には上位下位対決となるA・B組と下位チーム同士が対戦するC組の結果待ちになるかと思います。

あきっく

Re:高円宮杯(U-18) ジュビロ磐田ユース戦

2007-09-16 22:49

>すーさん 早速にありがとうございます。 やっぱり今からあれこれ考えても無駄ですかね(笑)。 「人事を尽くして天命を待つ」でしょうか。 明日も暑くなりそうなのが嫌だなあ・・・。

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