2007年08月27日
2007/8/26(日) 14:00 宮の沢白い恋人サッカー場 Jユースサハラカップ グループリーグ コンサユースU-18 3-1(1-0、2-1) ジェフ千葉ユース (45分×2) コンサの得点者:大西(19分)、古田(59分)、熊澤(80分) 今年もJユース・グループリーグのホーム試合は宮の沢で行われます。 地下鉄宮の沢駅から歩いていくと、シーンと静まり返ったチョコレートファクトリーがもの悲しい・・。 サッカー場に入ってすぐのところにネットにダンマクが貼ってありました。 あら、こんなとこに貼ったのか。珍しい。と思ったら、ジェフサポーターが貼ったもののようです。
「長居を目指せ」というのは決勝戦が行われる長居のことだと思いますが、クラーク博士ならばむしろうちの選手たちに向かって言ってくれそうな気が(笑)。 ジェフサポは4、5人、レプリカを着込んでタイコ持参で気合い入っているよう。 そうなればホームで何もしないわけいかないっしょ。と、コンサのビョーキサポたちもやおら立ち上がり、がぜん応援モードに突入しました。 近くにいる私もなんだかテンションがあがって、試合開始前から興奮気味になりました。やっぱり公式戦は雰囲気違いますね。 開放されていたのがメインスタンドだけだったので、クラブハウス寄りの端っこにジェフサポ数名(座って観戦)、メインスタンドの大半を占める形でコンササポ&選手の家族など、ホーム側ゴール裏寄りの角のあたりにジェフサポの声だし応援組という、変則的な分布で観戦になりました。 ネットが張られたままなので少し見にくいですが、私たちのすぐ前にコンサのベンチがあって監督やコーチの声もばっちり聞こえます。臨場感抜群。 ピッチ練習に入る前に、スタッフ含めて全員で円陣。 選手入場への列へ向かう選手たちを監督やコーチが一人ずつ送り出します。 選手入場・・・の後ろ姿。 近すぎてかえって全景が撮りにくいのです。 前半開始時の円陣。 かなり大きな声で声をかけあい、気合いが入った円陣でした。 「気持ちで負けない!!」という声が聞こえました。 円陣を組む前ころから、サポはスタメンの選手たちひとりひとりの名前をGKの涼くんから始まって後ろの選手から順にコールしました。最後の洋平のコールのころには、もう今にもキックオフの笛が吹かれるぞというタイミング。 それなのにサポのコールにきっちりと応えてスタンドににやけ顔笑顔を向ける洋平は、やっぱり応援を力に変えてくれるタイプです(笑)。 【前半のメンバー】 9横野 10大西 20竹内 14古田 18明生 8鶴野 3怜大 4熊澤 2山川 7岩月 1平加 (控え)16岩田、6伊東、11能登、17打矢、19玉岡、25金子、27鈴木健士 サポの煽りと選手の気合いが呼応するような感じで、立ち上がりから両チームとも全開モードでの展開になりました。 両チームを通じての初シュートは、前半1分ころの純貴のシュートだったと思います。でもその直後にはジェフのFKがバーを叩く、ひやりとしたシーンもありました。 ジェフの選手は全体にプレスが早く、うちの選手たちがボールを足元に収めて、パスを出そうとしていると、あっという間に2~3人が前から後ろから寄せてきて囲まれてしまいます。これは判断を速くしないとやりたいことをさせてもらえないぞという感じ。試合が進むにつれ、少しずつうちの選手たちもジェフ選手の寄せに慣れてきたのか、それともジェフの運動量が多少落ちたのか、理由は定かではありませんがともあれ少しずつ落ち着いた対応ができるようになってきましたけれども。前半の途中までは、せっかくボールをうまくトラップしても、さあ蹴ろうというタイミングで後ろから足を出されてかっさらわれ、大ピンチを招くシーンが散見されました。 そんな大ピンチをしのいだ後の前半7分、純貴が左からクロスをあげ、それを洋平がゴール前で合わせ・・られればというチャンスがあったのですが、惜しくもボールは洋平の頭の上を通過していってしまいました。 どっちにゴールが入ってもおかしくない攻防の中、先制点をあげたのはコンサ。 前半19分ころ、明生や純貴や他にもいたかな、何人かが相手選手にプレスをかけらながらも身体を張って粘り強くボールを前に運んで、最後にそれをゴールに押し込んだのは洋平! ちゃっかり美味しいところを決められるのは、さすが洋平。この拮抗した展開の中で、ありがたいありがたい先制ゴールです。 私も一緒に喜びすぎたので写真はありません(笑)。 前半23分ころ、中盤で相手ボールを奪った鶴ちゃんがそのままぐいぐいと前へ進み、ゴールへ向かって駆け上がっていく洋平の前にパスを出しました。ボールは飛び出してくる相手GKと洋平の間に止まり、どっちが早くボールにさわれるかの駆けっこになったのですが、GKが追いつくのが一瞬早く、洋平がシュートを打つ前にクリアされてしまいました。残念。惜しかった。 前半40分に、果敢に守備に戻った章太にイエロー。んー、でも仕方ないやね。危険の芽を摘んだのだから。このときだけでなく、試合を通じて章太は守備に攻撃にほんとによく走っていました。足が速くて運動量の豊富な選手がいるのは心強いものです。 前半43分にまたも絶好機。右サイドを駆け上がった章太がゴールライン際まで深くえぐってからゴール前にグラウンダーのマイナスのパス。そこへ待ち受けていたヒロがワンタッチで足で合わせたのですが、ボールはバーの上にいってしまいました。 最初は押し込まれ気味だったけど途中からは幾分押し返して、ピンチもあり、チャンスもあり、だけどチャンスの数はどちらかと言えばコンサの方が多かったかな、いやそれは贔屓目すぎかなと思う感じで、1-0のまま前半が終了。
後半キックオフ。 後半はメンバー交代なく始まりました。 私たちに近いところでプレーをしている純貴を見て改めて思いましたけれど、純貴はほんとに強くなりましたね。身体が強くなったのか、身体の使い方がうまくなったのか、後ろからくる長いボールを90%くらいの確率できちんと収めて、時間を作って味方にパスを出したり、自分で反転してゴールへ向かったり。以前はこんなに強くて巧い選手じゃなかったのに(爆)、いつの間に。 ジェフは途中で選手を交代して、純貴にマンマークをつけるよう変えたようでした。密着マークされながらも相手選手を背負ってボールを胸でトラップし、がんばってキープする純貴。どうです、城福さん。見違えた?(笑) コンサの攻撃は、長めのボールをトップの純貴に当てて、そこからサイドへはたくなどしてゴールへ向かうパターンと、中央で明生や鶴ちゃんがパスを出してSBがオーバーラップしながらつないで攻め込んでいく形の両方があるんですが、今日はそのどっちにも個々の選手のがんばりとテクニックの上手さが見て取れて、熱くなる試合でした。 後半13分ころかな、左後ろからの清弥からのスルーパスを受けた明生がゴール左前に抜け出して、ドリブルでGKに迫りつつシュート! これは決まった!と立ち上がりかけたのですが、残念ながら右ポストに嫌われたようでした。 そのビッグチャンスの余韻も醒めぬ直後の後半14分ころ、中盤中央あたりからゴール前右側に浮かせたパスを出したのは誰だったのだろうか、位置からすると明生か鶴ちゃんか怜大あたりの位置じゃないかと思うのだけれど、いつのまにかするりとゴール前に抜け出していたヒロがゴールすぐ前の右側から押し込んで追加点! このときのヒロ、右足だったように思うんだけど・・・。右足も使えるのね。 2-0になると、気持ちは少し楽になりました。 いや、けっこう攻め込まれて危ないシーンもあったのですよ。でも最後のところで詩音くんが身体を張ったり、章太が走り回って相手を自由にさせなかったり、熊ちゃんが涼しい顔して相手ボールを奪ったり、怜大がスライディングして相手ボールをクリアしたりして、最終ラインのふんばりは頼もしいものでした。 後半20分ころ、ヒロに代えて打矢くんがイン。同じ位置の右SHにそのまま入ります。 中盤で相手選手に後ろから倒されそうになりながら前にパスを出して、抜け出した選手がそれをひろって絶好機になるはずのところを審判に止められたり(審判、アドバンテージって言葉知ってる?)、一転してピンチになるところを詩音くんが身体を張って守ったりしていたところ、後半24分ころにとうとう失点。右からあがったクロスをゴール正面で頭で押し込まれました。 その前あたりから失点してもおかしくない匂いはしていたんですよね。 でもまだリードしています。こうなるとさっきの追加点は貴重だった。 次の得点がどちらに入るか重要になる、と、気が抜けない時間帯が続き、後半35分。次にきたのはコンサのゴールでした。 打矢くんが蹴ったCKを、いったんはジェフ選手にクリアされますが、それを拾った打矢くんが再びゴール前へクロスを入れ、熊ちゃんがどんぴしゃで頭で合わせました。 やったー!この時間の追加点は大きい! 3点目でいくぶん私の気持ちに余裕があったし、熊ちゃんがけっこう長い時間喜びのガッツポーズを繰り返してくれたので、喜んでいるシーンが少し撮れました。 スタンドに向かってガッツポーズを見せ、ピッチ脇でアップしている選手たちの方にも走り寄って喜ぶ熊ちゃん。 ポジションに戻りながら純貴に褒められる熊ちゃん。 その後後半36分ころ、洋平に代えて金子くん、40分ころに清弥に代えて剛くん、42分ころ章太に代えて鈴木健士くんという交代があり、ロスタイムの3分も無事経過して、3-1でコンサの勝利となりました。 お疲れさまでした。 勝ったのにみんな疲れた顔をしている。がんばったものね。
試合終了後、タイコを叩いて応援をしていたジェフサポのところへジェフの選手たちが挨拶に行くと、ジェフサポはあたり一帯に聞こえる大声で「ホームで倍返ししてやろうぜ!」と選手を励まし?ていました。 いやーん。それは困る。
かっぱ
Re:Jユースサハラカップ ジェフ千葉戦@宮の沢
2007-08-27 14:05
こちらでは初めまして! 昨日地下鉄の中で笹姐といっしょにいたかっぱです きのうの大西君のパフォーマンス「こんなの関係ぇねぇ~」に爆笑いたしました 来年誰がトップに上がってくるか楽しみですが 2年後の金子くんも楽しみであります!
あきっく
Re:Jユースサハラカップ ジェフ千葉戦@宮の沢
2007-08-28 05:10
>かっぱさん ようこそいらっしゃいませ。 あそこでお会いしたのがかっぱさんだったのですね。 お名前は知っていてもお顔を存じ上げず、失礼いたしました。これからもどうぞよろしゅうに。 洋平のゴールパフォーマンス、実は私、見逃したのですよ。痛恨です。 ゴールに大喜びしたあと、どんなゴールシーンだったかメモしていたもので・・・。 みんながどっと沸いたので慌てて顔をあげたのですが遅かった。 そういえば洋平って前にも派手なゴールパフォーマンスしていたらしかったと思い出しても後の祭りでした。く~~。 あのお調子者的な明るさが洋平のよいところですよね。 かっぱさんは金子くんに目をつけているのですね(笑)。もしかしてプリンスで? 誰がいつどんな成長ぶりを見せてくれるかひとときも目を離せないのがユースヲタの楽しみでもあり、醍醐味ですね。
かっぱ
Re:Jユースサハラカップ ジェフ千葉戦@宮の沢
2007-08-28 08:49
プリンス最終戦を野原に見に行って 1年でこの落ち着きっぷりは何よ!!と (まぁ見た目も落ち着いているというか、ふk(ry)w) まだ体つきが華奢なのでしっかり体作りをして伸びてほしいです!
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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