2007年08月07日
2007/8/7 15:20~ U-18日本代表静岡合宿 私の職場はローテーションで夏休みをとるので、私が休暇を取りやすいのは今週いっぱいまで。来週からは休みの人の分まで働く厳しい日々が始まります。 そこへ来て、きのうからSBSカップのためのU-18日本代表静岡合宿が始まりました。 このU-18代表にコンサユースU-18の横野純貴くんが招集されていることは、先日のエントリでお伝えしたとおりです。
・・・こ、このタイミングで静岡合宿とは。 代表の練習着を着た純貴の様子をを見に行けということか? いきなりそう思い立ち、今日やるつもりだった仕事を放り出してさっそく今日の午後練習を覗きに行って来ました。
練習が始まる少し前にグラウンドに着きました。見学者用のベンチに座って練習開始を待っていると、まず最初に出てきて練習の準備をし、グラウンドの状態を見て回るのは監督やコーチなどのスタッフ陣。お疲れさまです。 あとで数えてみたら、練習に参加していた選手はGK2名を含め19名。これに対して役目はよく分からないけれど監督、コーチ、GKコーチなどスタッフのジャージを着ている人は8名いました。トレーナーやマネージャー、ドクターも含まれていたのかもしれませんけど。ぜいたくな練習ですね。 15:20ころに選手がピッチに散らばり、まずは3グループに分かれて輪になってパス交換しつつウォーミングアップ。「とりかご」って呼ばれているものでしょうか。 左端の坊主頭の選手が横野純貴くんです。 練習で使われているボールは黒のチームガイストでした。 これって去年の公式球ですよね?代表合宿といえども年代別代表だと使うボールはお下がりなのかしら?(笑) 15:35ころから、ピッチの半分を使って赤ビブス8人、黄ビブス8人、フリーマン(緑ビブス)1人に分かれてミニゲーム風のウォーミングアップ。GK2名はピッチの反対側で別にGKコーチと練習をしています。 フリーマンは赤ビブスの1人や黄ビブスの1人と交代しつつ3人くらい交代でやっていましたけれど、基本的に赤ビブスと黄ビブスは固定のようで練習の最後でやったミニゲームでも同じメンバーで赤vs黄に分かれていました。(私は判別できたわけではないけれど、監督が「最初に着た同じビブスで」と指示していましたので。)
15分くらいそれを続けたあと、一旦給水。その後輪になって監督の指示や説明を聞き、次の練習に移りました。 攻撃陣と守備陣に分かれての、主として攻撃組み立ての練習のようです。 ピッチの片側を使い、ゴール前にはGKが交代で立ちます。 DFは4人。赤ビブスをつけてフラットに並んでいます。これに対してビブスなしの6人がパスを回しつつ攻め込んでいく形のようです。 図示すると、 ・・・・・・・GK・・・・・・・・・ ☆ ☆ ☆ ☆ (←赤ビブス) ● ○ (←●が純貴の位置) ○ ○ ○ ○ ↑↑↑攻撃方向 監督、コーチ (←見守り、指示し、ボール出し) 他の攻撃側選手4人は監督の後ろの位置で待機して、2本ずつくらいでFWの2人と中盤中央の2人の計4人が待機していた4人と交代。 守備側の残りの選手3人は、ピッチの使われていない部分で別のコーチが担当して、ロングボールを頭ではじき返したり、後ろにすらしたり(GKのキャッチを想定?)、足でトラップをする練習をしていました。 このDF担当と思われるコーチは一番声が大きく、言葉も荒く(笑)、このあとのミニゲームでも選手の守備の仕方に厳しい指摘をする「鬼コーチ」の雰囲気でした。 監督は、攻撃陣に対して、攻める方が人数が多い数的優位の状態なのだから、ボールをよく動かして人も動いて攻め込むようにと指示をしていました。DFラインを突破するタイミングを合わせる練習だったようです。 監督がボールを出して、ゴールの方へ向かって攻め込み、GKがキャッチするかゴールラインを割ると終了です。それを2本やって攻撃陣4人がセットで交代という感じでした。 待機中の純貴(左端後ろ姿) 10分くらい続けたあと、赤ビブスの守備陣4人のうち3人が、外でコーチと練習をしていた3人と交代しました。 攻撃陣は相変わらず2本ずつで交代しています。 純貴は最初の1本目のときはシュートするもGKにキャッチされましたが、16:12ころ監督が「ラストいこう」と言って入ったセットで、見事ゴールを決めました。左側からの低めのクロスに頭から突っ込むようにして飛び込んだヘディングシュートで、純貴らしい泥臭さのある豪快なシュートでした。 合宿はきのう集合で今日は2日目のはずで、チームはまさにこれから作っていくところなのでしょう。連携とかはあまりなくて、この攻撃練習でもゴールはほとんどありませんでしたから、純貴のシュートが決まったときはとても嬉しかったです。
16:15ころ両方のゴールを少しずつ前に動かして、ピッチを狭くしてミニゲーム。 赤ビブス8人(3-3-2)+GK vs 黄ビブス8人(3-3-2)+GKに、緑ビブスのフリーマンが1人でのゲームです。純貴は赤ビブスの9番をつけて、赤ビブス11番と2トップでした。 GKはさすがにみんなの名前をきちんと覚えているのか、名前を呼びながらコーチングをしています。でもフィールドプレーヤーは最初のうちはなんだかおずおず。ミニゲームをやっていくうちに少しずつ声をかけ合えるようになってきた感じでした。純貴もボールを持っている人を呼んでボールを要求したりしていました。純貴はみんなから「純貴」と呼ばれていました。ボールを受けてシュートしようとしてうまくいかなかったとき、後ろの選手から「純貴!切り替え!」と言われたときは、そういえば純貴はチームでもそう言われていたことあったよなあ・・・と私は思わず苦笑。 このミニゲームでは、身体を張ってがんばってのポストプレーや、高い位置から相手ボールを奪おうとする守備での貢献など、純貴の持ち味がよく発揮されていたんじゃないかと思います。というのはやっぱりひいき目なのかしら。 途中給水を挟んで10分×3本くらいのミニゲームだったのですが、合間合間に監督は求めるプレーの意図を説明。縦にボールが入ったら、それをFWが落としてそれを受けての攻めあがりや、純貴が後ろからのボールをうまくトラップしてシュートしたものの止められた場面では、せっかくチャンスなんだからパスを出した選手や逆サイドの選手も見守っていないで前に詰めていくように、などと指示していました。 指示を受けてさっそく純貴が運動量豊富にポストプレー。 こうやって ↓ こうなりました
さすがKIRINがスポンサーについている代表合宿。 飲み水も、ボトルに詰めた水道水ではありません。 16:55ころ、ゴールをお片付けして練習終了。 各自ストレッチをしたり、パス練習をしたりして17:10ころ引き上げになりました。
練習終了後、引き上げてきたところを写真を撮らせてもらいました。ブログに載せる許可ももらいました。 こちらから「がんばってね」と言う前に、「がんばります!」と言ってくれました。
全体的にまだ緊張気味な印象を受けましたし、チームとしての連携もこれからなじませていくのでしょう。 このチームが週末の試合ではどんな姿を見せてくれるでしょうか。 とても楽しみです。 純貴には怪我なく持ち味を存分に発揮して、試合での出場機会がなるべくたくさんありますようにと願うばかりです。 この合宿には室蘭大谷の宮澤くんも参加していたはずなのに、顔をみたらどの選手か判別がつくだろうと思っていたのに、見てもさっぱり分かりませんでした。ああ薄情なんだわ、私。 なので宮澤くんについてお伝えできることは何もありません。すみません。
この後のSBSカップ本番についての【観戦記】はこちら→週末の静岡であったこと
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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