プリンス第3節 函館大有斗高戦

2007年05月13日

<まず最初に注意書き・・というか言い訳>
オフィシャルの発表では、コンサの得点が12点になっているのですが、私のメモでは13点になっているのです。どうやら横野くんが後半に2ゴールしたと思っていたのが、どちらかがゴールではなかったようです。どんどんゴールが続いたので、そういえば審判のしぐさとかちゃんとキックオフで再開したかとかきちんと確認していなかったなあ。
どっちのゴールが違っていたのか分からないので(爆)、とりあえず自分のメモを元に書いてみます。後日公式記録や詳しい経過が発表になれば、どこが違っていたか確認できるかな。
見ていた方、分かれば教えてくださいませ。
[追記]
試合を見ていらした奈々子さんによれば、後半31分のゴールはオフサイドだったそうです。そうか、そうか。言われてみると納得。


2007/5/13 12:05 浜厚真野原公園サッカー場
コンサ 12-0(3-0、9-0) 函館有斗
得点者:加藤大己(前半10分)、横野(前半14分)、古田(前半42分)、大西(後半0分)、佐藤(後半19分)、古田(後半21分)、岩月(後半23分)、横野(後半26分)、横野?(後半31分)、福田(後半32分)、能登(後半34分)、福田(後半36分)、大西(後半43分)

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浜厚真へ向かう途中で雨が降り出し、着くころにはけっこうな降りになっていました。そして・・・寒い!
こっちは朝通勤のときにスーツのジャケットを着たままだと汗をかいてしまうので半袖シャツで歩くほどなのに。混雑した電車ではクーラーが入っているほどなのに。それでも浜厚真は風が吹いたら寒いかもしれないと用心して、羽田に行く途中で汗だくになるのを覚悟して長袖シャツに厚手のTシャツを重ね着して、そのうえトラックジャケットを抱えてきたのに。
そんなのは甘かった。というほどの寒さです。だって各チームの監督やコーチたちも、観戦にきている父母やサポーターの方たちも、みんな真冬用のベンチコートを着ているんですもの。うわー、さすがにそれは想定外だった、と、改めてこの時期の気温の違いを思い知りましたわ。
(今日大阪で試合をしているトップの選手たちは大変だ。)
それでもいざ試合が始まってみるとご覧のとおりのゴールラッシュの試合展開で、おかげであんまり寒さを感じずに済みました。わはは。


今日は前半も後半も3バックでした。こういうこともあるんですね。

<前半メンバー>



  9横野  10大西
    14古田
11能登       2山川
   18佐藤 8鶴野
 13福田 5加藤大己 4熊澤
     1平加

(控え)
16岩田 3松本 6伊東 7岩月 12鎌部 15小川 17打矢 19玉岡 20竹内

  • いつものとおり、時間は私の手元の時計、ベンチメンバーはピッチ脇でアップしている選手を勝手に控え選手だろうと判断したもので、公式記録を見たわけではありません。違っていたらすみません。

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選手入場

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前半開始前の円陣

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函館有斗の円陣

雨でピッチが滑りやすくなっていたかもしれませんが、それよりも見た目にもでこぼこのあるピッチでボールがイレギュラーに弾むことで、最初多少やりにくそうにしているところが感じられました。
それでも立ち上がりから危なげなくボールを回して、先制点は前半10分。
右CKを能登くんが蹴ったのを、ゴール前中央で大己くんが頭ひとつ高いヘディングでゴールに突き刺しました。(1-0)
続いて14分には2点目のゴール。センターライン付近の右サイドで長いパスを受けた古田くんがそのままドリブルで持ち上がり、ゴール前へ鋭いクロス。ゴール正面で待っていた横野くんが右足を振り抜いて、豪快にシュートが決まりました。(2-0)
トントン拍子で2点をリードして少し気が緩んだのか、その後はボールは持つものの攻めあぐねる展開が続きます。シュートまでもっていく前にボールをパスやトラップミスがあったりクリアされてしまったり。ときには有斗がボールを持ってコンサゴール近くまで攻めあがってくることもありました。とはいっても有斗が攻めている時間はコンサがボールを持っている時間と比べると5~10分の1くらいという程度でしたけれども。
トップ下に入った古田くんは、右サイドをやっているときよりも動きやすいのか、前に見たときよりもボールに触る回数が多く、積極的に攻めにいっているようでした。36分ころ、ドリブルで相手選手を交わしながら攻め込んでCKを得たシーンや、40分ころ、相手選手に囲まれながらもクルリとターンをして抜け出して強いシュートを打った(有斗GKが右手1本でクリア)シーンなど、変態っぽさを見せてくれました。
そして前半42分、古田くんが詩音くんとのワンツーで右サイドを駆け上がり、ドリブルで中央に切れ込んでそのままシュート。ボールは左ポストの内側にいったん当たって、ゴール内側のネットに刺さりました。びゅーてほーゴールで3-0。やれやれ。これでいい感じで前半を終われるかな。

後半開始時に、詩音くんアウト、岩月くんイン。
岩月くんはそのまま詩音くんのいた右サイドの位置に入ります。

前半何度かチャンスめいた形はありながらまだゴールのない洋平ちゃんに対し、心の中で「洋平のゴールも見たいぞ~」と思ったのが通じたのか(←気のせい)、後半開始早々にいきなり洋平のゴールが生まれます。
ボールを持ったまま相手GKの正面にそのまま突っ込んでいって、そこでいつものようにキーパーに止められてしまうかと思いきや、なぜか(←失礼な!)GKを突破。態勢を崩しながらも無人のゴールにボールを流し込みました。
あんまり「格好いい!!ゴール!」じゃなかったけど、でもゴールはゴール。嬉しい。洋平くん、よかったね。これでノリノリになってどんどんゴールを決めちゃってください。

後半9分には、福田くんが左サイドを能登くんとワンツーでオーバーラップして駆け上がり、深くえぐったところからゴール前にクロス。それに対して横野くんが「いったいどこから来たの?」と驚くほどの勢いで駆け込んできて、頭から突っ込んでシュート。ボールは惜しくもポスト左にはずれましたが、でもすんごい格好いいシュートでした。ああいう豪快で泥臭いシュートは横野くんの持ち味ですね。横野くんは相手DFにとことん密着されながらも、身体を張って相手選手を押さえて丁寧にポストプレーをこなしており、身体が強くなったなあ、トラップも上手くなったなあと感心させられます。

後半11分には大己くんが後ろからシュパッと飛び出してきて読み鋭く相手ボールをカットし、そのまま中央を持ち上がって前線で待っている横野くんにパス。横野くんは相手GKと1対1になり、フリーで狙い澄ましてシュート!・・・のはずが、なぜかボールは打った瞬間にそれと分かるほど違う角度に飛んでゴールの右へ。あらら。たいそう悔しそうな横野くんの姿に思わず苦笑してしまいます。チームメイトからは「純貴、切り替え!」「純貴、次だ、次!」と、慰めとも励ましともとれる言葉が飛び、それもまた見ている方としては笑ってしまいます。いえ、こんな試合展開ですから、ハイになっていて何を見ても笑ってしまうんですけど(笑)。
このあたり、コンサがボールを支配できている要因のひとつに、中盤の運動量があるのかなあと思ってみていました。鶴野くんと明生くんのダブルボランチは、どこにでも顔を出して、こぼれ球を拾い、相手ボールを奪ってしまうようでした。
鶴野くんの位置取りのよさや堅実なプレーは以前から見ていたものですが、今日は明生くんの巧さにも感心しました。ボールを持っている相手に近寄っていって、そのままぐいっとボールを奪ってしまうんですよね。

そんな感じで時間が経つにつれコンサ優勢がはっきりしてきていた後半16分ころ、有斗の選手がゴール前へ攻め込んでいた岩月くんを引き倒し、2枚目のイエローカードを受けて退場になってしまいました。あらあ、有斗はこれでますます苦しくなっちゃうなあ。
気の毒だけれど、ここで得失点差を稼いでおくことは今後の優勝争いに役立つかもしれない。心を鬼にして、さあさらにもっとゴールだ。
岩月くんが引き倒された位置はどうやらペナルティエリアの外ではあったらしく、PKではなくFKになりました。

同じ後半16分ころ、涼くんに代わって岩田くんがGKで入ります。岩田くんにも経験を積ませようという意図かな。今日の涼くんは口で味方を動かすだけで、手の方はかなり暇だっただろうと思います。たぶん有斗はシュートを1本も打っていないのではないかと思います。

一人少なくなった有斗はますます苦しい。以後はさながらコンサのシュート練習のようになりました。
後半19分、右サイドから岩月くんが入れたクロスは誰にも合わず、相手選手にクリアされたけれども、それを中央で拾った明生くんが遠目の位置からふんわりしたミドルシュート。ボールはそんなにスピードはなかったのですが、GKからは見えにくい位置だったのか、GKの脇をかすめてゴール内に入りました。ひゅー。これで5-0。

その2分後、後半21分には、これまたゴール正面の遠めの位置から、今度は古田くんが矢のようなミドルシュート。ボールは一直線にゴールネットを突き刺しました。ひゅーひゅー!
これで6-0。

さらにその2分後、後半23分には、右側の少し距離のあるところから、岩月くんが思い切って打ったシュートが見事ネットを揺らしました。まあ、みんなでミドルシュートの練習?と言いたくなるほど。それにしてもみんなきっちり枠をとらえて偉いこと。
チームとしては7点目のゴールでしたが、岩月くんはチームメイトに囲まれ、みんながすごい歓声をあげて岩月くんを祝福しています。いい光景だ。

喜んでいるユースくんたちの姿を見つつ、有斗の選手たちは、GKも含め、気持ちが折れかかるだろうなあ、気の毒だなあとつい思ってしまいます。でもこれがプリンスリーグに昇格したことの厳しさであり喜びでもあるはずですよね。こういう経験も糧になるはず。がんばれ。

そして後半26分、横野くんのゴール・・・があったと思うのです。
自陣の深いところでボールを持っていた選手に、横野くんが手を挙げてボールを呼び、長いパスを受け、反転してシュート。これが決まり、8-0。だと思ったのですけど。

後半26分、鶴野くんに代わってイットくんが入ります。明生くんとイットくんのダブルボランチ。

後半29分には熊ちゃんがかなり距離のあるところからロングシュート。ボールはぎゅいーんとゴールに向かい、あわやゴールか?と思いましたが、ほんの少し枠の左にはずれました。惜しい。
このころにはみんな我も我ももゴールを狙って、チームで崩すというよりも隙あらばシュート打ちまくりです。おいおい(笑)。

こうなってくると、洋平くんももう1点くらい欲しいよね。がんばれ、洋平、と思わず言葉が出てしまいます。

後半31分ころ、横野くんのゴール。・・・と思います。さっきの26分ころのとどっちがが違うらしいのですけど。
深いところからあげられたアーリークロスを横野くんがペナルティーエリア内でピンポイントで合わせ、ボレーシュートが鮮やかにゴールに決まりました。→[追記]これはオフサイドだったそうです。鮮やかだったんだけどなあ。

後半32分には、ゴール前正面、20メートルくらいの位置で得たFKを福田くんが蹴ります。そうよ、福田くんにはFKがあるもんね、と思ったとおり、鮮やかに直接ゴールが決まりました。みんな凄いや。これで10点目。じゃなくて9点目なんですね。
同じころ、熊ちゃんアウト、鎌部くんイン。古田くんアウト、小川くんイン。
小川くんはボランチに入って、明生くんがトップ下にあがったようです。

<後半終盤のメンバー>

  9横野   10大西
     18明生
11能登       7岩月
    6伊東 15小川
 13福田  5大己 12鎌部
     16岩田

後半34分、能登くんのゴール(10-0)。これもミドルシュート。距離のあるところからきっちり枠へ入れました。
後半36分、能登くんが蹴ったCKに福田くんが頭から飛び込んで合わせ、ヘディングゴール。(11-0)
後半42分、洋平くんの2点目。当たり損ねかもしれない勢いのないシュートでしたが、GKをすり抜けてコロコロ転がり、右ポストにぶつかってからゴール内側に転がって入りました。
またしてもあんまし格好いいゴールじゃないけど(汗)。でもいいや、ゴールだ。
後半45分には、洋平くんがドリブルで持ち込んでGKと勝負だ!のシュートを打ち、今度こそ「格好いい!」ゴールになるかと思いましたが、惜しくもGKにキャッチされてしまいました。

試合を通じて、たぶん有斗はシュートらしいシュートを打っていないと思います。厳しい洗礼になりましたね。
コンサはこれだけ大量得点なら、さすがに得失点差でも1位になっただろうと思ったのですが、え?違うんですか?第一が1位なの?
ならよろしい。直接対戦で下すしかないですね(メラメラ)。

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最後までどん欲に攻め込んで試合終了。よくやった。お疲れさまでした。

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有斗ベンチにも挨拶。



post by あきっく

23:58

ユース コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

奈々子

Re:プリンス第3節 函館大有斗高戦

2007-05-14 00:38

お疲れさまでした。私もやっといま、下書きが終了。(汗) 明日、もう一度チェックしてエントリー予定デス。 >ボレーシュートが鮮やかにゴールに決まりました。 後半31分のこれがオフサイドでした。 では、また来週に・・・。もちろん来ますよね?(笑)

あきっく

Re:プリンス第3節 函館大有斗高戦

2007-05-14 00:55

>奈々子さん あのかっこよかったボレーシュートがオフサイドでしたか。 言われてみればそういう位置関係かも(笑)。 ありがとうございました。 エントリの方も直しておきます。 来週の練習試合・・ヽ( ´ー`)ノ もともと智樹の様子を見たくて翌日に練習試合があるだろうと段取りしていたのですが、相手がユースと知って、もう、もう、、、、(←触れるな、危険) 望外の喜びになりました。楽しみすぎる。

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