サマナラのカレーを食べに

2007年05月09日

今日はうまくすると早く帰れそうだから、帰りにサマナラのカレーを食べに行くのもいいなと思っていました。
お店に行くのにチケットを買わなければならない立地ではあるのですけど、蘇我駅の近くにサマナラのお店があるのですよ。

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ほら、ここ。あの中にお店があります。
なんちて。


どうせ行っても楽しみはカレーを食べるだけかもと自分の気持ちに保険をかけつつ、でもナビスコだから・・とほんの少しの期待を抱きつつ向かってみたら、蘇我へ向かう電車の中で新居がスタメンと知り、あひゃひゃ。キックオフには間に合わないのが残念。

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入り口でこんなカードをくれました。試合ごとにカードを作って配っているんですね。このチョイス、グッドタイミングだわ。


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すでに前半も半分以上過ぎているというのに、スタンドの中に急ぐよりもまずはカレーをゲット。ここらへんがコンサの試合のときと違うところです。
さすがにサマナラの売店も他に並んでいる人はいなくて、すぐに買えました。
席についてからも食べるの半分、ピッチに目をやるのが半分くらいのペース配分です。

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フクアリの黄色いゴールネット。
こうやって見ると、ゴール裏から見るときよりも黄色が濃く見えます。
ネット1枚分と2枚分の色の差かな。


私が見たのは前半30分近くになってからですのでその前の様子は分からないのですが、今日の試合では新居は残念ながらチームにあまりフィットしていない感じでした。新居が王様扱いされているチームではないから、新居を見慣れている目からすると「あ、ここで新居にボールが渡ればビッグチャンス!!」と思うタイミングでも、チームメイトのファーストチョイスが新居じゃないんですよね。新居が前線で相手DF背負いながらポストしていったんボールを返したとき、すかさずワンツーで裏へ抜けようとするスルーパスを出してくれれば絶好機になる!というか、新居もうずうず裏へ抜け出そうとしているときに、落としたボールを受けた選手はサイドへ展開してしまうことが多かったです。そしてサイドから中央へクロスを入れることになるのだけど、そのクロスの精度が全体にあまりよくなかったのに加え、中央で待っている新居はボールが頭上を素通りだし、青木がひとりで決めるのは難しくなるし。中盤中央からスルーパスが出ればなあと思いながら切ない思いでピッチ上を見つめてしまいました。
だってジェフでずっと出番のなかった新居にとっては、ここで結果を出さなければと思い詰めていると思って・・・。
だからチャンスでボールに触る機会もあまり多くないまま、後半13分に真っ先に交代になってしまったときは私もかなり悲しい気分になってしまいました。

で、新居と交代で入ったのが巻だったのですけど。
巻が入ると、チーム全体の躍動感が増したように感じました。
それまでほとんど2トップにチャンスらしいボールが入らなかったのに、巻がフリーでチャンスっぽい形になることがけっこうあるのです。これを見ると、新居はやっぱりチームとしてのチャンスを作る動きが巻と比べてできていなかったということなのかなと思いました。
そういえばヤンツーさんの初年度にも、新居はなかなか求められる動き方を理解できなくて苦労してたっけな。などと、昔のことを思い出したりして。

その後羽生が入り、水野が入り。ふだんのレギュラーメンバーが投入されるとやっぱり違うのかしらね。ジェフが1点リードされていたということもあるのでしょうが、アグレッシブにチーム全体が動き回って再三チャンスを作っていました。その絶好機をことごとく(まるでわざとか?としか思えないほどに)はずしまくる巻には思わず苦笑でしたけど。シュート以外ではいい働きをしているのですけどねえ、巻。

新居びいきの立場からすると、前半のメンバーだけでなく、羽生や水野などが入って中盤メンバーの力がある状態の中で新居を使ってみて欲しかったという思いはあります。だって彼らが入ると動きの質やパスの精度が違うように見えましたから。けど、置かれている立場から台頭するにはそんなぜいたくは言っていられないのでしょうね。
とりあえずチームの動きに自分をフィットさせる努力、自分のやりたいことをチームメイトに分かってもらう努力をして、がんばるしかないね。がんばれ新居。
そう思いつつ試合後のジェフサポーターの凄いブーイングを聞きながらフクアリを後にしました。たぶん蘇我駅へ向かって無言で足早に歩いていたあの集団の中で、私は不幸じゃない部類の1、2番目だっただろうと思いますけど(笑)。



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