2007年03月25日
コンサユースU-18が参加している第17回 2007国際親善ユースサッカー イギョラカップが始まりました。 大会の詳しい情報はこちら →東京都サッカー協会 在日本朝鮮人蹴球協会 コンサ関連の日程メモはこのエントリにまとめてあります →イギョラ杯 自分用メモ
2007/3/25 10:00 @流経大柏高グラウンド コンサU-18 3-0(2-0、1-0)流経大柏(35分ハーフ) 得点者:横野、大西、横野 朝起きたときから降っていた雨は、柏駅に降り立つころにはざあざあ降りになっていて、流経大柏高のグラウンドへ続く道は水浸しでした。 学校の正門を入ると、広々とした緑のピッチがあるのに誰もいない・・・?と思ったら、それはラグビー用の人工芝グラウンドでした。 野球場やサッカー場は校舎の奥にあるようです。 人影が見えたのでそちらへ進んでいくと。
駐車場にバスがありました。 前面にMORISHOとあるから盛岡商業のバスでしょうね。盛岡からバスで来たんですね。 この赤白の縦縞は、高校選手権(優勝)で見たあの赤白ユニとおそろいだわ。 横を見ると桐光学園のバスもとまっています。 ナンバープレートはもしかしてトー・コーですか? 校舎の中に、たくさんの優勝旗やトロフィーが飾ってあるのが見えます。覗いたわけじゃないのよ、たまたま見えただけよ(汗)。 グラウンドに着きました。人工芝のりっぱなグラウンドです。 でもあんまり雨が激しいので、ところどころ水溜りになっています。 選手がアップ中。 ベンチメンバー以外にも新入生を含めた全員できているらしく、すごい人数でした。雨で見通しが悪くて顔がよく見えないのが残念。 とはいえこの人数ではとても一度には覚えきれないでしょうけど。 試合が始まります。 赤が流経大柏、コンサは去年バージョンの2ndユニです。背番号も去年のまま。まだ新しいユニが準備できていないのかしら? (そういえばアップ中にユースくんたちが着ていたウインドブレーカーには、ハウスメイトのロゴがついていました。トップのお下がりかな・・?) 試合開始前の円陣。大きな声でかけ声をかけていました。 こちらは流経の円陣。 雨が激しく降っています。 <コンサ 前半メンバー> 9横野 34古田 18能登 13大西 24小川 17鶴野 26松本 20熊澤 15加藤大 12山川 21平加 (控え)岩田、伊東、鎌部、岩月、玉岡 ピッチにたまった水のせいで、蹴ったボールは止まり、走ると水しぶきがあがり、コンサは立ち上がりはずいぶんやりにくそうでした。 流経の選手はコンディションを考えてでしょうか、わりと長いボールを蹴ってできるだけ手数をかけずにボールを前に運ぼうとします。 でもコンサの選手は勝手が違ってどうしたらよいか困っているのか、頭ではわかってはいてもつい普段のやり方が出てしまうのか、パスをつなごうとしてうまくいきません。コンサのゴール前まで攻め込まれたときも、簡単に大きくクリアしたりタッチに逃げたりせず、できるだけつないで攻めに転じようとするのですが、なにせボールが転がらないものだから、パスを出したつもりでも目の前でボールが止まってしまいます。 それで始めのうちはゴール前でずいぶん危ない場面がありました。 もっとも、ゴール前で止まっているボールを流経の選手がゴールに蹴りこもうとしても、それもやっぱり止まってしまうので事なきを得ていたりするのですが。 ドリブルをしていても、体は前に走っているのにボールは後ろに置いてきぼりにされたりして、見ている方も予想のつかないボールの動きにハラハラです。普通の状態ならいい展開になるはずのスペースをつくスルーパスも止まってしまって通らないし。ピッチの中央部分はまだ少し状態はよいようですが、ピッチの両脇あたりの水が深いようで、サイドに展開したボールがことごとく止まってしまい、蹴ろうとしてもボールを蹴っているんだか水を蹴っているだかになって、つながりません。 たいへんなのは攻めるときだけでなく、守りも大変です。DFの裏に出たなんでもないボールをGKの涼くんがキャッチしようとしたら、ペナルティエリアのちょっと外側で止まってしまい、あわてて飛び出して足でクリア(相手FWもつっこんできたので焦った)という事態にもなります。 前半11分、左サイドを能登くんが深く攻め込んで角度のないところからシュート! 蹴ったボールのスピードといい飛んだ方向といい、あ、こりゃ入った!と打ったときには思ったのですが、ボールはバシャバシャと水しぶきをあげて転がり、なんとゴール前中央で止まってしまいました。あわてて誰かがもう一度蹴りこもうとするとする前に、流経の選手がすばやくクリア。惜しいシーンでした。 でも15分くらいたつと、コンサの選手も次第にこういう状態に慣れてきて、ドリブルやグラウンダーのパスをあまり使わず、浮き球のパスを多用するようになって、うまくボールが回るシーンが増えてきました。 前半18分ころ、洋平くんにイエロー。どういうシーンだったかは忘れてしまいました。 両チームとも走るのも蹴るのも余計な力が要りそうで、こんなピッチ状態だと得点はセットプレイくらいかなあと考えていたら、うまい具合にコンサがCKをゲット。よし、チャンスだ。CKから頭でシュートなら水浸しのピッチは関係ないぞ。 そう祈りながら見つめていたら、やったー!ほんとにゴール! 前半22分、コンサの右(ゴールの左)側からのCKを能登くんが蹴り、それを流経選手がクリア。こぼれたボールが再度能登くんが拾って、右からゴール前ファーにいた横野くんに大きなクロス。それを受けた横野くんが思いっきり足を振りぬいてシュートしました。入るかな?さっきは能登くんのああいうシュートが途中で止まっちゃったんだよなと心配したけれど、ボールが転がっていき、コンサの選手たちが一斉にわあーーっと歓声をあげたので、ゴールが決まったことがわかりました。 ユースくんたち、いつもよりかなり嬉しそうです。盛大に喜んでいます。やっぱりこのコンディションにずいぶん苦労していたのねと改めて感じました。 これでまず、1-0。 ところがその直後の前半23分ころ、逆に大ピンチになりました。カウンター気味にDFラインの裏をとられて、気づいたら相手FWが涼くんの目の前すぐ。涼くんがボールを拾い上げようとしたけどそれより先に流経選手の足がボールに届いて、シュートを打たれました。 あ、やられた。と思ったけど、ゴールネットに突き刺さっているはずのボールはなぜか地面から飛び上がらずに、倒れこんだ涼くんの手の横に転がっています。涼くんがあわてて手でボールを押さえて難を逃れました。ひゃあ、ラッキー。 洋平くんのゴールは前半29分ころ。これもCKからのものでした。 能登くんの蹴ったCKがゴール前でのごちゃごちゃの末、こぼれて再び能登くんへ。これを左からゴール前にクロスをいれて、ゴールすぐそば正面から洋平くんが蹴りこみました。 前半30分ころ、交錯してちょっと足を痛めたっぽい古田くんに代わって、玉岡ヨングンくんがイン。 前半終了間際の34分ころ、ピンチがありましたけど、加藤ひろきくんがなんとかクリアしてしのぎ、2-0で前半を終えました。 ずぶぬれの試合シーン(前半)
後半が始まるころ、雨は降り止みませんが心なしが雨粒が小粒になってきたような。ピッチコンディションが少しでもよくなってくれると助かるんだけど。 後半は、前半終了間際に入ったヨングンくんがそのまま。他に交代はなさそうです。 <コンサ 後半メンバー> 27玉岡 9横野 18能登 13大西 24小川 17鶴野 26怜大 20熊澤 15大己 12山川 21平加 後半立ち上がり、なんとなく攻められるシーンが目立ちます。 後半2分には相手CKからのヘディングシュートがバーにあたり、冷やっとする場面も。 後半5分には加藤大己くんが相手選手ともつれ合いながら懸命についていき倒されながらも足を伸ばしてクリア。こういうプレイは助かるよなあと思います。 後半11分、涼くんと相手選手が1vs1のピンチ。ゴール右上隅へぐいーんと飛んでいく勢いのあるシュートを、涼くんがジャンプし左手でバー上へ弾き出してファインセーブ。これは涼くんが凄かった。 後半13分、誰かにイエロー。誰に出たのか分からなかった。累積2枚で出場停止だろうか?公式サイトなどでカードの累積状況を明らかにしてくれたらいいけど、期待できないだろうなあ。との思いが頭をよぎります。 後半15分ころの怜大くんのシュートはゴール左にはずれましたけど、惜しいものでした。雨が小やみになってきてピッチ状態が少しよくなったのか、パスがつながる(ボールがちゃんと転がる)ようになってきたかなと感じます。 後半17分ころ、たぶん大己くんにイエロー。もしかすると横野くんか鶴野くんかもしれないけど。サイドを突破しようとしていた相手選手を何人かで囲みつつ突破阻止しようとしたときのカードだったので、誰に出たのかしっかりとは把握できませんでした。 後半18分ころ、気がつくと詩音くんが倒れていて、審判はプレーを止め詩音くんの様子を見に近づいて、ちょっと話したあとスタッフを呼びます。担架がないのか、スタッフが詩音くんをおんぶしてピッチ外に運びます。しばらくしてそのまま詩音くんはアウト、代わりに岩月くんが入りました。(おいおい、詩音くん重傷?と心配したけれど、午後の試合が始まる前にはみんなと一緒に元気にアップしていましたので安心しました。) 岩月くんはそのまま詩音くんの位置(右SB)に入ります。 雨はほとんど上がりました。 後半22分、相手シュートを涼くんが正面でキャッチするファインセーブ。(結果は無失点でしたけど、これは全体にDFのプレイのほか涼くんの活躍も大きかったように思います。) 押されっぱなしというわけではないんだけど、コンサは2点リードして無理をしないせいか、流経が必死に攻めようとしているせいか、どちらかというと攻められている時間の方が長いかなあという感じの後半でしたが、後半25分にここで試合を決定づける追加点。 後半25分、高めにとった相手の最終ラインの少し手前あたりでグラウンダーのパスを拾った横野くんが、そのまま相手DFと駆けっこ勝負。追いすがる相手DFを振り切り、抜け出してGKと1vs1に。GKが少し前に出てきたところを見計らって、思いっきりシュート!・・と思ったら。 横野くんはGKのすぐ手前まで間合いを詰めたところで、そこからぽわっと軽くボールを浮かせたシュート。ふんわりあがったボールは、ボールをキャッチしようと少しかがみ込む態勢になったGKの上を飛び越えてふわんとゴールの中に落ちました。人をおちょくったような冷静な、鮮やかなゴールでした。アップしながらピッチ脇で見ていた選手も思わず「ひゅー、ひゅー!」。私たちも「ひゅー!」。 狙い通りの2ゴール目でノリノリになったらしい横野くんは、この後もくさびのヒールパスをしたり、いろいろ小洒落たトライを見せていました。調子よさそうで見るからに楽しそう。 後半27分ころ、気づいたらピッチ上にはイットくんがいました。いつのまか交代してたんだ。ベンチの向かい側は2重のネット越しになって見にくかったので、私たちは両チームのベンチのある側のはじっこで見ていたものですから、交代時の審判や選手の動きが見えにくい場所だったのですよ(←言い訳)。 <試合終了近くのころのメンバー> 27玉岡 9横野 18能登 13大西 19伊東 17鶴野 26怜大 20熊澤 15大己 23岩月 21平加 後半30分、能登くんのFKからクリアされたこぼれを鶴野くんが拾い、ミドルシュート。いいシュートだったけどGKにクリアされました。 後半32分、ピンチになりそうな展開だったけど、怜大くんがうまく身体を寄せてタッチへ追い込むディフェンスで未然に防ぎました。ナイス。 ピッチ上の水たまりはほとんどなくなりました。 ロスタイムには洋平くんがボールをいったん岩月くんに戻し、岩月くんが右からクロスを入れ、それをゴール正面から横野くんがシュートしてネットは揺れたけど、オフサイドの判定。というか、どうひいき目に見てもシュートを打つ前から明らかにオフサイドでしたので、仕方ありません。 最後は、流経が攻めてきたのを大己くんが相手選手からうまくボールを絡め取ったところで主審の笛が鳴り、試合終了。 終わってみると3-0で完勝でした。よかったよかった。
第1試合に勝ったので、次の試合は午後4時からです。 かなり時間が空くのでいったん撤収して雨宿りがてら時間をつぶしてから出直そう。 桐光学園(青)vs盛岡商業(赤白) 次の試合が始まったのを横目で見ながら、いったんグランドを引き上げました。 午後の試合の様子は→こちら
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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