2006年11月05日
Jユースサハラカップ グループリーグ 2006/11/5 13:00 宮城スタジアム補助グラウンド コンサユース 1-1(0-1、1-0) 仙台ユース (45分×2) コンサの得点者:横野 今日勝てば決勝トーナメント進出決定!!ってサポは気合い入っていましたけど、選手も意識して幾分固くなっていたのでしょうか。全体的に押され気味の難しい試合でした。でも引き分けてよかった。 コンサが勝ち点1を得たのもよかったけど、仙台に勝ち点3を取らせなかったとこは大きいと思います。 今これを書いている時点では大宮vs湘南の結果をまだ知らないのですが、どっちにしろ決勝トーナメントに進出するチームの決定は来週の最終節に持ち越しになったかな。 今日のメンバー (スタメン) 9横野 8門間 10長沼 13大西 7松本壮平 17鶴野 20熊澤 3谷川 15加藤大己 2安藤 21平加 (控え)16岩田、23岩月、24小川、26松本怜大、34古田(U-15)
宮城スタジアムには初めて行ったのですが、本体(?)の方は周囲から眺めるだけ、その横の補助グラウンドでの試合でした。 (補助グラウンドの脇からスタジアム(の外周)を見上げる。) さすが国体用に造られたという「りっぱな」スタジアムだけあって、補助グラウンドもりっぱなフェンスに周囲を囲まれ、ピッチの周りには本格的な陸上トラックがあって、りっぱな補助グラウンドです。サポが立ち入れるエリアからはピッチはすごく遠いけど。 (観客は、この「立ち入り禁止」ロープの手前を右手に回ります。通常でいうアウェイ側ゴール裏にあたるトラック外側の芝生エリアの一角が観客用スペース。仙台サポも含めて同じエリアだというので、私たちは奥の方(バックスタンド側にあたる部分)までまわってそこに陣取りました。写真の奥に見えるのは体育館です。) (ぐるっと回ってバック側にきたところ。まだ誰もいないけど、試合が始まるころにはこのスペースに観客がまったり点在しました。) しかも傾斜がなく真っ平らなところで見るので、ピッチの奥、向こう側でやっているプレイは、選手の判別も難しいほど。 (私たちのいた場所からの視界はこんな感じ) 向こう側のゴールまでの距離感もよく分からないので、「ちょっと危ない」シーンと「ものすごーく危ない」シーンの区別がつきません。もしかしたら、ヒヤヒヤしたシーンのうち、無駄にヒヤヒヤしていたのもあったかも(笑)。 (キャプテンマークは恭平です。) 立ち上がりは両チームとも様子見の感じで始まりましたが、コンサがボールを持っても思うようにパスがつながらないのが目につきます。なんだかバタバタしている。どうやらピッチの上は、思ったよりも風が強いのかも。前半のコンサは風下から風上に攻める形です。そして、仙台の選手のプレスが早い。あっという間に2人くらいに詰められるので、ゆっくりパスの出しどころを選んでいる余裕がありません。いきおい、苦し紛れにあいまいなパスを出したり、カットされたりの回数も多くなります。あと気になったのは、特に仙台の最終ラインの選手たちがフィジカルが強いのか強引なのか、コンサの前目の選手が競り負けることが多かったこと。なかなか高い位置でボールをキープできないのもバタバタした原因かしらね。 横野くんは相変わらず一生懸命ジャンプして奮闘しているのだけど、その横野くんでさえも思ったところに落とせるのが3回に1回くらいという感じ。 それでも前半7分ころ、中盤の底あたりからペナルティエリア少し手前あたりの中央にいた横野くんめがけて長めのボールが飛び、それを横野くんが胸で受けて足もとに落としてそのまま自分でドリブルで切り込み、DFを交わしつつシュートを打つ!というシーンがありました。それがコンサのファーストシュートだったかな。そのシュートは仙台GKが弾いて、ゴール前にこぼれたのですけれど、詰めている人がいなくて押し込めず。 仙台は、トップ昇格が内定済みの鈴木弾くんと、3年生の鈴木勇希くんの鈴木2トップが、スピードがあってボール扱いも巧くてこわさを見せています。コンサの最終ラインの裏にスペースがあるとそこに長いボールが放り込まれ、右サイドを鈴木弾くんがぴゅーーっと駆けあがっていくという、「あれはどこのエメ?」と思うような戦法です。 それに熊ちゃんやひろきくんが対応するわけだけど、熊ちゃんもひろきくんも、あああ素晴らしい・・・とうっとりするような体使いでうまくボールを奪い取り、そのまま逆にコンサの攻撃に繋がるようなよいフィードを見せることがあると思えば、さっくりと裏を取られて抜かれてしまったり、低く下がった位置でフリーなのに簡単にタッチラインにクリアして、みすみすスローインからまた厳しい状況に追い込まれる状況にしてしまうなど、いいところも悪いところももれなく見せてくれます。 前半15分までの間に、2回くらい大ピンチがありました。もっともさっき書いたように縦の距離感がいまいち分からないので小ピンチだったかもしれませんが。ベガルタのシュートが枠を逸れたり、触られたら1点ものというゴール前を横切るクロスに誰も合わせられなかったり、平加くんがナイスセーブをしたり。前半25分には、コンサゴール前で危険な匂いがプンプンしていて、平加くんも抜かれた!と思ったらゴールマウス前で谷川くんがなんとか足でかき出したこともありました。ほおぅぅぅ。声にならないため息をつくコンササポ。 コンササポが元気を取り戻したのはその後。 前半26分ころ、センターライン付近でボールを持った鶴野くんが、ドリブルでどんどんあがってこっちに向かってきます。仙台の選手がボールを奪おうと2人、3人でプレスをかけにいくのだけど、鶴野くんはひゅるひゅると仙台選手を抜いてどんどんあがってきます。「うわあ、鶴ちゃんってあんな変態だったっけ??」とコンササポはやんやの喝采。鶴野くんはそのままゴール左側をえぐり、左サイドにいた恭平にマイナスのパス。それを受けた恭平がゴール前にクロスをいれると、ボールはニアで合わせようとした横野くんの頭の上を越え、ファーで待っていた門間くんがヘディングシュート。残念ながらバーの上を越えてしまいましたが、すごくかっこいい形でした。 そして、前半28分に左CKを得てそれを安藤くんが蹴ったところから、コンサの怒濤の5連続CKが始まります。最初のCKは中央で谷川くんが足で合わせるも、それを仙台選手がクリアして、今度は右からCK。右からも蹴るのは安藤くんです。これを(多分)恭平?が頭でズドンと合わせますが仙台GKがなんとか手で弾きました。もう一度右からCK。クリアされて今度は左からCK。さらに右からCK。最後は谷川くんのヘディングシュートがゴール上に逸れて、それでようやく連続CKが途切れました。この間約3分。仙台サポは気が気じゃなかったでしょうね。 コンサとしては、この怒濤のCKタイムに得点できなかったのは痛かった・・かも。 その後再び選手たちはピッチのずーっと向こう側でプレイする時間になってしまいます。前半32分ころには仙台の右CKから、またもや「あ、やられた。」と思う形になり、でもからくもコンサの誰かがゴールライン上で足でクリアし難を逃れました。ギリギリのところでボランチの松本壮平くんを含めた守備陣が踏ん張ってるよなーと感心する感じで、失点してもおかしくないシーンが何度もありました。今日はついてるのかなあ。と思った矢先、前半40分ころにとうとう失点してしまいました。ゴールから少し離れた左側の位置からのFKに、仙台の選手がゴール前中央で頭できれいに合わせて、ボールがネットに刺さりました。文句なしのヘディングゴール。 ま、仕方ない。まだ時間もあるし、後半はコンサが風上になればもっと攻めやすいかもしれない。そう思ってサポはコンサドーレコールで選手と自分たちを励まします。ロスタイムにも実は危ないシーンがあったのですけど、なんとかしのいで0-1で前半終了。 (写真は文中の内容とは関係ありません。)
後半はメンバー交代はなしで始まりました。 開始早々、いきなり危ないシーン。仙台が前線に長いボールを入れてきて、これをコンサDFがトラップしてクリアしようとしたところ仙台の選手が乗りかかるように競ってきて、間合いが至近距離のため平加くんも出るに出られず、かといって仙台選手をしょっているDFもうっかりボールを足で平加くんに戻すとオウンゴールになりかねないという困った事態になりました。なんとかタッチライン方向にボールを出して危機を免れたのですけど。後半2分にもゴール前でごちゃごちゃしたのですが、平加くんが勇気をもって飛び込んで、こぼしそうになりながらもなんとかボールを掴みました。 私たちに近いところで繰り広げられるピンチも、それはそれでドキドキする。 でもそれからしばらくして、少し持ち直したかな、ボールがつながるようになってきたかな、と思う感じになります。 後半5分ころには、恭平のクロスに洋平が頭でシュート(枠上)。後半11分ころには鶴ちゃんが中央の遠目の位置から思い切りのよいミドルシュート(枠上)。 後半15分ころに仙台選手と1対1になったのを平加くんがしっかりとセーブ。 後半17分ころには右CKから横野くんがヘディングでシュートしますが、GKにキャッチされます。 一進一退の攻防でおもしろくはあるんだけど、刻々と時間が減っていくのが気になる。まだ時間はあるけどね。 後半24分ころ、カバーリングに奮闘していた谷川くんに代えて、松本怜大くんが入りました。怜大くんは熊ちゃんのいた左SBの位置に入り、熊ちゃんが内側にずれます。 後半25分ころ、再び鶴ちゃんが惜しいシュート。仙台GKがはじいてコンサのCKになりましたが、これはうまくシュートまでいけなかった。なお、CKを蹴るのは、右も左も全部安藤くんです(きっぱり)。 その後門ちゃんが相手DFともつれてひっぱってしまいイエローカードをもらったり、熊ちゃんがゴールライン近くで空高く先生クリアをしたりでサポの集中力が少し緩んだころ、後半31分に選手交代がありました。 門間くんに代えて、古田くんがイン。それとともにフォーメーションも少し変わります。 13大西 9横野 10長沼 34古田 17鶴野 7松本壮平 26松本 20熊澤 15加藤大己 2安藤 怜大 21平加 古田くんがトップ下の位置で変態ぶりを発揮して攻撃のアクセントになってくれればとサポは期待します。 後半33分、洋平がまたも惜しいシュート。新人戦でゴールしまくっていたというその姿を見せてくれー。がんばれー。と(私の)期待が彼にかかります(笑)。 後半38分には、安藤くんがドリブルで中央に切り込んで、ペナルティエリアの少し外、ゴール前中央の位置でFKを得ました。 ボールの前に立つのは安藤くんと古田くんですが、蹴るのはやっぱり安藤くん。惜しくもバーの上を越えていってしまいました。 だんだん時間なくなってきたけど、でも大丈夫!6分あれば3点はとれるって!!とサポが空元気を出し始めたころ、とうとう同点ゴールが生まれました。 後半40分、ゴール左側からあがったクロスに、横野くんが中央で頭で合わせてシュート!とうとうネットを揺らしました。やったーーー!! (でもそのクロスをあげたのが誰かは分からなかったの。ごめんね。位置関係からして恭平か鶴野くんかなあ??と思うのだけど。→【追記】ニケさんの情報によると、クロスをあげたのは松本怜大くんだそうです。) 「好きです札幌」がグラウンドに響き渡ります。 そうなると現金なもので、さあもう1点!勝ちにいくぞー! サポだけじゃなく、選手たちもノリノリになっている気がします。 43分に洋平がゴール右の角度のないところからシュート。CKになったけど追加点ならず。 ロスタイムは2分。 仙台だって引き分けでは困るはず。両チームとも勝ちに行こうと必死の奪いあいです。ボールがタッチラインを割ると、どちらも早く早くとボールボーイをせかします。 でもどちらもゴールを奪うことができず、そのままタイムアップになりました。 (勝てなくて残念なような、追いついてやれやれのような、微妙な背中を見せる選手たち・・・と勝手に解釈) 現在の勝ち点状況といい、優勢だったのに終盤に追いつかれたことといい、どちらかといえば仙台により厳しい引き分けだったでしょうか。 コンサとしては、あとは来週の大宮ユース戦@埼スタ3できっちり勝って4年ぶりの決勝トーナメント進出を決めたいところです。来週も引き分けだとどうなるだろう??。 決勝トーナメント(Jのユースチームは1回戦免除)に進んだら2回戦でまず最初の対戦相手になるはずのF組の結果も気になってきます。 決勝トーナメント2回戦は各出場クラブのホームスタジアム等で行われるのですが、12月2、3日ですから宮の沢での開催はやっぱり無理でしょうかねえ。どこへ行くことになるんだろうか。今季最終節の鳥栖戦@ドームと両立できるように祈るばかりです。 (帰宅してからも湘南オフィシャルや大宮オフィシャル、はてはサポのブログ等を探してみたけれど、まだ湘南と大宮の結果は分かりません。どうなったのでしょうねえ・・・。)
(おまけ) 利府駅そばのセブンイレブンで昼食用のおにぎりを買おうとしたら、レジ横のおでんに「玉こんにゃく」がありました。これってご当地ものですよね? で、つい買ってしまうわけで。
ニケ
試合結果がわかったよ
2006-11-05 23:38
大宮4-0湘南 うわわわ~なんだそれぇ~
ニケ
も一つわかった
2006-11-05 23:48
クロスをあげたのは怜大くんだそうです。 ナイスアシスト!
あきっく
Re:2006 Jユース仙台戦@宮城
2006-11-05 23:51
>ニケさん ええ゛~~?そうなの?どこ情報? じゃあこうなったってことか。 <予選リーグBグループ順位> (11/5終了時点・各チーム残り1試合) 1位 札幌U-18 勝ち点8 得点6 失点4 差+2 2位 大宮ユース 勝ち点7 得点7 失点11 差-4 3位 仙台ユース 勝ち点6 得点8 失点5 差+3 4位 湘南ユース 勝ち点5 得点8 失点9 差-1 最終節は、コンサは引き分け以上で決勝トーナメント進出、負けだと仙台vs湘南の結果待ち(仙台が勝つと×、湘南が勝つと湘南との得失点差勝負)ってことか。 負けると厳しそうだから、なんとしても引き分け以上死守ですな。
あきっく
Re:2006 Jユース仙台戦@宮城
2006-11-05 23:51
そっかー。 クロスは怜大くんでしたか! ありがとうございます。
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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