高円宮杯U-18サッカーリーグ2011
　　　　　プレミアリーグ　大会要項（抜粋）

コンサU-18が参戦中のプレミアリーグ。昇降格があったり、１年を通じての長丁場ゆえの選手登録数や出場停止など、大会要項がどういうきまりになっているのか気になるところでした。
高円宮杯U-18 プレミアリーグ特設サイトには細かい規則が載っていないのでわからないままだったのですが、昨日試合会場で大会プログラムを入手でき、ようやく確認することができました。それだって要項「抜粋」ということで、全部じゃなさそうなんですけどね。

特設サイトですでに明らかになっていることも含めて、大会要項を私なりにまとめておきます。

◆参加チーム数

• 2011年の参加チームは、過去３年間の高円宮杯の成績を地域ごとにポイント化して配分した地域枠数に、2010年プリンスリーグの成績上位チームをあてはめて選出。（北海道1、東北2，関東5、北信越1、東海3、関西2、中国3、四国1、九州2）
• 参加20チームを10チームずつに分けて（プレミアリーグ・イースト、プレミアリーグ・ウエスト）、それぞれホーム＆アウェイ方式の総当たり戦（18試合）を実施。

◆昇降格・表彰

• 各リーグ（プレミアリーグ・イースト、プレミアリーグ・ウエスト）の優勝チームは、チャンピオンシップへの出場権を獲得する。
• 各リーグにおいて、最多得点を挙げた選手を表彰する。
• 各リーグの下位２チームは、次年度はプリンスリーグに自動降格する。
• 各地域のプリンスリーグ優勝チームは、プレミアリーグ参入戦への出場資格を獲得し、参入戦で勝利した４チームは次年度のプレミアリーグ出場権を獲得する。

◆順位決定方法

• 試合ごとの勝点を、勝利３点、引き分け１点、敗戦０点とする。
• 各リーグが終了した時点で勝点の合計が多いチームを上位とする。
• 勝点が同一の場合は、得失点差、総得点数、当該チーム間の対戦成績の順序で順位を決定する。
• 当該チーム間の対戦成績は、勝点、得失点差、総得点数の順序で決する。
• 以上により順位が定まらない場合には、抽選とする。

◆選手登録など

• プレミアリーグに登録できる選手の人数は、１チーム23名以内とする。
• 「クラブ」に所属する選手は、同一クラブ内であれば移籍手続きなしでプレミアリーグに参加できる。ただしその場合選手の年齢は第３種のみとし、第２種以上の年代の選手は対象外とする。
• 「クラブ」の第３種年代の選手は、上記23名の登録枠とは別に5名まで登録を認める。

（「クラブ申請」という手続きが別途あるようで、例えば青森山田中学とか静岡学園中学の選手がこの「クラブ」扱いに含まれるのかどうかは関心がなくて調べていません。きっと含まれるのだろうと思いますが。）

• 当初の選手登録は2011年4月5日まで。
• 選手登録は、（第6節終了後？）第7節開始日の5日前の2011年6月28日まで、また第12節終了日の翌日から3日後（2011年9月22日）までの２回のみ登録変更することができる。
• プレミアリーグに登録された選手は、その登録されている期間中は異なるリーグ（プリンスリーグ、都道府県リーグ）に登録できない。ただしＧＫに関しては、第１ＧＫを固定し、第２ＧＫ以降は異なるリーグ（プリンスリーグ、都道府県リーグ）に重複登録可能とする。
• 登録した選手が特別強化選手となった場合、クラブにおいてトップ昇格した場合や日本代表に招集された場合は、その選手に代わる新たな選手の追加登録を認める。

◆競技方法など

• 試合時間は90分（前後半各45分）、後半のキックオフ時刻は前半終了の15分後とする。
• 試合ごとに登録できる選手の人数は16名とする。
• 試合に登録できる外国籍選手は、１チーム3名以内とする。
• ベンチ入りできる人数は、選手5名、役員・チームスタッフ4名とする。
• 試合中の選手交代は5名まで。

◆出場停止など

• 退場処分を受けた選手（一発赤）は、大会規律・フェアプレー委員会の決定あるまで出場を停止される。退席処分を受けた役員・チームスタッフも同様。
• 退場処分を受けた選手（一発赤）や、同一試合で２回警告を受けたことにより退場を命じられた選手（黄２枚）は、自動的に直近の公式試合の出場停止処分を受ける。プレミアリーグにおける出場停止処分の消化については、異なるリーグ（プリンスリーグ、都道府県リーグ）での消化は認めない。（プレミアリーグ、あるいは連盟・ＦＡ主催の大会での消化となる。）
• プレミアリーグで累積された警告が３回となった選手（黄３枚累積）は、自動的にプレミアリーグの次戦の出場停止処分を受ける。

個人的には、交代選手枠は何人なのかな？というのと、イエローカードは何枚累積で出場停止になるんだろうか、というのが気になっていたので、これで一応すっきりしました。
ベンチ入り人数が16名というのは少ないですが、ベンチ入りした選手はすべて交代出場することが可能ということですね。遠征費用を節約しつつ、多くの選手に出場機会を与えることができるようにとのバランスを考えた数なのでしょう。