2006年08月25日
北海道国際ユース大会のことも書こうと思っているうちに、雁来萌さんの「しゃかりきに」で詳しいエントリーがアップされてました。 こちら→ 北海道国際ユース大会(U-16)・序 北海道国際ユース大会(U-16)・予選 なので、きちんとしたことはそちらを見てもらうこととして、私はネタ系と全般の感想だけでお茶を濁そうと思います(笑)。
2006/8/17 大会1日目 この日は厚別で日本代表vs北海道代表(12:00~)、ソウル特別市選抜vs北海道選抜(14:30~)の2試合が行われました。 ピッチ中央部に置かれた大会看板 参加チームの各国国旗が掲げられています 第1試合 日本代表(U-16)vs北海道代表(U-16) 両チームのベンチ
国際大会なので、試合前には両チームの国歌演奏があります。 でもこの試合は双方同じ曲なので、あわせて1回だけの演奏でした。 試合開始前に記念写真(日本代表U-16) 北海道代表U-16の記念写真 スタメンのうちコンサ所属の選手は、5熊澤、6加藤、7竹内、8鶴野の4人(いずれもU-18)でした。 道代表のキャプテンはコンサの加藤大己(ひろき)くんです。 日本代表チームの円陣 道代表チームの円陣。選手の足下のラインに注目 実はこんなとこで円陣を組んでました。 「ここは俺たちのホームだ!」という気概の表れでしょうか? 両チームのユニがちょっと紛らわしいですね。北海道選抜vs北海道代表の試合よりは多分マシでしょうけど。 後半開始の円陣はふつうの場所で。
今回の日本代表(U-16)はBチームなのかな?という気もしますが、日本代表相手に北海道代表はなかなかよい試合をしていました。特に後半は。でも考えてみると日本代表はハーフタイムで4人も選手交代したので、北海道代表が後半よい試合ができたのはそのせいだったのかも・・。 前半は北海道代表のいい時間帯もあったけど、要所要所で「やっぱり日本代表は上手いや」と思うプレーが出て、日本代表に2点先行されます。でも熊澤くんのクレバーな守備は上手かったし、中盤で危険な芽を摘みまくる加藤くんは効いていたし前半途中から出場したレフティ松本怜大(りょうた)くん(コンサU-18)のぐいーーんと曲がるCKはすごかったし、北海道代表にもいっぱいいい選手がいるじゃん!と思いましたよ。(←単にコンサびいき?) 他にもFW西村くん(北海)、左サイドの堤くん(旭川実業)などが目立ってました。 後半17分ころ、広瀬くん(北海)の蹴った左CKにコンサ熊澤くんが頭で合わせ、ボールはぽーんと高く上がってしまいますが、落ちてきたところをコンサ加藤くんがヘディングシュート。日本代表GKが触りましたがボールはゴール内へ入って1-2とし、その後は北海道代表が押してるよと思う展開。後半21分ころにコンサ加藤くんがペナルティエリア内で相手選手の足をひっかけて転ばせてしまいPKを与えてしまいますが、そのPKをなんとGK阿部くん(旭川実業)が止めた! このときはスタンドも大歓声。チームも大盛り上がりで、直後の後半23分ころにはスルーパスに抜け出したFW増川くん(帯広北)がGKとの1vs1を冷静に決めてゴール。2-2と同点にします。その後も後半26分にロングボール1発に相手DF2人と追いかけっこする形になった増川くんがスピードでDFを振り切ってまたもやGKと1vs1になる場面を作り、このシュートはGKにキャッチされましたが逆転のチャンスでした。後半30分にはコンサ鶴野くんが後ろ足ヒールでポーンとトラップして相手選手をかわして前へ抜け出しスルーパスを送るという小洒落たプレーを見せて会場を沸かせました。このパスに反応してFW西村くん(北海)が抜けだしたものの、ちょっとボールが長くて追いつけなかったけど。 「え~?もしかして北海道代表が日本代表に勝っちゃってもいい?このままドローでもけっこういいかもー。」などと考えながらワクワクしていたのですが、その後34分に失点し、終了間際の44分には日本代表MF池田大志(鹿児島城西高)に見事なミドルシュートを決められて2-4で終了し、私のワクワクは幻となりました。 でもね、楽しかったですよ、北海道代表の戦いぶり。ちょうどエルゴラッソの(元カリスマユースヲタ)川端氏がコラムで城福ジャパンについて書いていて、それによれば日本サッカー協会の技術部門はこれからの日本サッカーの目指す形を「基本は走ること」「ボールも人も動くサッカー」という方向性で考えており、その結果がオシムさんの代表監督就任であり、新しい志向をもっとも体現しているのが城福ジャパン(U-16)であると川端氏は分析していました。川端氏はオシムさんの代表監督就任会見を「まるで城福さんみたいなことを言うなあ」と思って聞いたそうです。そんなわけで私はうちのユースくんたちを見るのと同時に城福ジャパンを見るのも楽しみにしていたのですが、その日本代表は期待したほどでもなかったかな。ベストメンバーだとまた違うのでしょうけども。北海道代表のサッカーも、その「新しい志向」を基本路線とするものだろうと思いました。流動的にポジションチェンジしながら速いパス交換で後ろからも追い越して出て行く動き。見ていて楽しいチームでした。それと、いつもはユースくんたちの「相手チームの選手」としてしか見えていなかったのですけど、道内の高校チームの選手もかなり頼もしいですね。技術がしっかりしていて、身体能力もあって・・と目を惹く選手が何人かいました。これじゃプリンスでコンサが苦戦するわけだ(爆)。 ともあれ、「うちの子」を含めて道内選手のよいところを城福監督に見せつける機会になったと思いますので、城福さん、今後の選手選考の際にもし思い出すことがあればぜひよろしくお願いします。
第2試合はソウル特別市選抜(U-16)vs北海道選抜(U-16)です。 ソウル特別市選抜チームは手をつないでの入場です。 試合前の記念写真(ソウル特別市選抜チーム) 北海道選抜は、イタリア式のポーズで。 コンサの選手は、GK1曵地、7佐藤、18打矢、10玉岡の4人(いずれもU-18)です。 この試合は日本代表vs北海道代表の試合と比べると、どちらのチームも若干緩い感じがして、そのうえ45分ハーフの試合を2試合続けて見るのは久しぶりだったので体力が追いつかず(爆)、途中で集中を切らしてしまいました。すみません。 印象に残っているのは、しまふく寮通信にも「あきお」と呼び捨てで登場している佐藤明生くん(コンサU-18)がチームメイトからも四方八方からひっきりなしに「あきお!」「あきお!」と声かけまくられだったこと。そういえば春先の合宿のときもそうだった、初めて見たけど「あの選手が『あきお』というんだな」とすぐ分かったんだっけ。と思いつつ、ほほえましく眺めていました。 試合は1-3(前半1-1、後半0-2)でソウル特別市選抜の勝ち。
続き(大会3日目のようす)は →こちら
プロフィール
札幌出身・東京在住(釧路に単身赴任していましたが2014/4月に東京に戻りました)のあきっくと申します。 生観戦デビューは1999年8月15日の大分戦@厚別。 夏休みに札幌に帰省したときでした。 以来「仕事のしわ寄せは平日に」をモットーに、週末にコンサを追いかけるための生活をしています。 2001年夏にJ村でユース(特に石郷くん)を見てユースに傾倒。 いわゆるユースヲタなんだろうと自覚するこのごろ。 詳しい自己紹介と私宛のメールアドレスは「ごあいさつ」のカテゴリから、シーズンごとのトップチーム関連、ユースチーム関連別の主なエントリの目次は「まとめ・目次」のカテゴリから、エントリーナンバー順の全エントリーリストは「全エントリーリスト」のカテゴリからどうぞ。 2010/02/07からツイッターを始めてみました。 ユーザー名は akikconsa です。ユースの試合を見に行ったときは気が向けばつぶやいているかもしれません。 コンサU-18選手の背番号一覧表を作りました(2015/4月版)。ユース観戦のお供に、こちらからご自由にお持ちください。 →http://www.evernote.com/l/APefpdtBmUJCBo1gGdT_yWpEMjGm6cvq_oQ/
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