2014年12月25日
この記事はコンサドーレ札幌 Advent Calendar 2014に参加しています。 というか、このAdvent Calendarに参加するために、4年近くほったらかしていたブログをよみがえらせたわけです。 で。ここまで皆さんの力作が続いてまして(私の記事はともかく、他の方の記事はどれも面白いので、ぜひどうぞ)、最後の最後に何を書こうか…と思ったのですが、せっかく最後なので、来年に向けた期待を書いてみたいと思います(今の段階だったら、好き勝手言っても良いかなとw)。 というわけで、「できるかな?2015」と銘打って、2015年に実現したら良いなあ、と私が勝手に思うことを挙げてみました。 ■できるかな?2015(1) 「生え抜き選手だけでスタメン」 札幌はご存知の通り、財政的にそこまで恵まれておりません。そのため、よそで活躍している選手を引っこ抜いたり、大物をバンバン呼んできて勝つというチームではありません(と、言いつつ、このオフはナザリト獲ったり、稲本獲ったりしてるなあ)。それよりは、U-18をはじめとした育成に力を入れ、「育てて勝つ」ことを志向しているクラブと言えます。 ですから、個人的に2015年はスタメン全員が生え抜き選手、という日が来てほしいと勝手に思っております。 辞書によると、「生え抜き」とは 1 その土地に生まれ、そこでずっと育つこと。また、その人。生っ粋。「―の神田っ子」 2 初めからそこに所属して今日に至っていること。また、その人。「―の所員」 (提供元:デジタル大辞泉) だそうなので、厳密に言えば、一度外に出た選手は「生え抜き」とは言わないようです。ただ、ここでは「札幌でプロとしてのキャリアをスタートさせた選手」くらいのつもりで考えます(なので、移籍経験のある石井や上里なども「生え抜き」としてカウント)。 では、2014年はどうだったのか。数えてみると、スタメンで生え抜きが一番多かったのが8人(27節・A:山形戦/34節・A:松本戦/39節・A:ヴェルデイ戦)、一番少なかったのが4人(第2節・H:山形戦/第14節・A:千葉戦)でした。 平均すると、1試合当たり約6人の生え抜き選手がスタメンで出場したことになります。 成績で見ると、生え抜き8人で臨んだ3試合は1勝1敗1分。逆に4人の2試合は1分1敗でした。 ちなみに、生え抜きスタメンが4~6人だった試合は、21試合で総勝ち点29。7~8人だった試合は同じく21試合で勝ち点30。成績にもさほど開きは見られませんでした。 もちろん、小野選手や都倉選手、内村選手、金山選手、新加入のナザリト選手、それに(在籍が長くて、生え抜きと勘違いしそうになる)砂川選手など、生え抜き以外の選手にも頑張ってくれるに越したことはないのですが、こういう選手たちを押し退けて、ユース出身者や生え抜きの選手たちが活躍するようになれば、チームの底力が上がったと言えるのではないでしょうか。 ■できるかな?2015(2) 「2014年、リーグ戦で勝てなかったチームに勝つ」 2014年シーズン、札幌がリーグ戦で勝てなかったチームは全部で9チームありました。 ●2敗=千葉 ●1分1敗 ・山形(H:引き分け、A:負け) ・京都サンガ(H:負け、A:引き分け) ・大分トリニータ(H:引き分け、A:負け) ・栃木(H:引き分け、A:負け) ・讃岐(H:引き分け、A:負け) ・横浜FC(H:負け、A:引き分け) ●2分 ・東京ヴェルディ ・福岡 ちなみに、昇格した2011年の結果を見ると、勝てなかったチームがサガン鳥栖(2敗)のみ、それ以外は必ず1度は勝っていました(3チームからは2勝)。それと比較すると、今年はあまりにも「勝てなかった」相手が多すぎたということになると思います。 ついでに、讃岐(21位)、東京V(20位)、福岡(16位)など、下位チームにも勝てなかった点もマイナス。今年は上位陣には強さを発揮したわけで(千葉以外)、こういうところで勝ちを拾えるようになれば、POどころか自動昇格も見えてくるのではないでしょうか。 というわけで、来年は勝てなかったチームから勝ち点3を(少なくとも1度は)分捕りましょう!ということです。 できるかな?2015(3) 「ホームで2ケタ以上勝つ」 「小野いるから、ドーム行こうよ」、「稲本出るから、厚別行かない?」など、今の札幌は比較的、ライト層を取り込みやすい環境にあると思います(それにしても、稲本がホントに来るとは)。 でも、誘いに乗って来てくれた人が「面白かった、また見に行きたい」と思ってくれるには、何が一番必要か。 食べ物が美味しかったとか、ドールズが可愛かったとか、都倉がイケメンだったとか、そういうのももちろんあるでしょうが、それよりも分かりやすいのは「勝ち試合」を見てもらうことです。いくら小野や稲本を見に行ったとしても、やっぱり負け試合を見るのは面白くないですからね。 さて、2014年のホーム戦は9勝8分4敗、勝率(=勝ち数÷試合数)は42.8%でした。 先ほども引き合いに出した2011年のホーム戦の成績を見ると、13勝3分3敗、勝率は68.4%でした。2011年当時は上位チームと下位チームの実力差が比較的あった(気がする)、また、プレーオフ制度が導入されていなかったので、昇格を狙うチームはアウェイでも勝ちに来ていたため、引き分けになりにくかった(気がする)などの違いはあるかもしれません。 とはいえ、やはり勝ち数が試合数の半分以下、というのはちと淋しい。ですから、来年は「ホームで2ケタ以上勝つ!」ことを期待したいと思います。 ■できるかな?2015(4) 「関東アウェイで勝利」 お気付きかもしれませんが、実は2014年、関東圏(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)のアウェイで勝ってません(あらかじめ言っときますが、磐田は関東には含みません)。 ・第3節 湘南戦 ×(行ってたし、コテンパンにやられた) ・第11節 栃木SC戦 ×(行ってたし、クソ暑かった) ・第14節 ジェフ千葉戦 × (行ってたけど、覚えてない) ・第18節 横浜FC戦 △ (行って、崎陽軒のシウマイ食った) ・第32節 群馬戦 ×(行ってたよ!(激怒)) ・第35節 水戸戦 △(欠席) ・第39節 東京V戦 △(行ったら、アニメとのコラボデーだった) 上記の通り、散々な内容になっています(オマエが疫病神なんじゃないかという説に対しては、アウェイ松本戦で勝ったから違う!と言い張る所存です)。 来季は湘南が卒業する一方、大宮が戻ってくるので、関東圏での試合数は変わらず。全勝!と景気の良いことを言いたいところですが、今年の戦績を踏まえて考えると、まず1勝、できれば勝ち越しを目指したいなと思っています。 てなわけで、「できるかな?2015」と題してお送りしてきましたが、最後に、僕が今思ってることを端的に表した画像をネット上で見つけたので、貼っておきますね。 http://bokete.jp/boke/875633/ それでは皆さん、メリークリスマス!(柄にもなく)
2014年12月07日
J1昇格プレーオフ決勝の日を迎えました。 両チームのサポーターは恐らく、この一戦にこの一年の全てを賭ける想いで挑むでしょう(山形側は、天皇杯決勝も残ってますが)。 僕は正直、札幌がプレーオフ進出を逃した時点でどこがプレーオフ決勝に進もうと、どこが昇格しようと、あまり興味が持てません。来年の対戦相手が山形になるか、千葉になるか、という程度の関心しかないです。 そんな折、twitterで千葉のオフィシャルサイトに掲載された「イビチャ・オシム元監督の激励メッセージについて」が流れてきました。 僕はオシムさん(父)が大好きなので当然かもしれませんが、それを差し引いても、他チームのサポーターが読んでもとても感銘を受ける内容になっています。 僕にとって、特に心に響いたのはこの部分。 「いったいどういうクラブを目指していくのか。毎週末に楽しい試合が見られる、安定した心地よいクラブがいいのか。あるいは選手獲得に大金をかけ、スター選手はたくさんいるがなかなか勝てないクラブがいいのか。私は前者が好きだ。戦う以上は勝つべきだし、勝つために全力を尽くす。そうした姿勢を常に抱き続ける、小さくとも親近感のあるクラブだ。 」 「勝つために全力を尽くす。そうした姿勢を常に抱き続ける、小さくても親近感のあるクラブ」。 どこのクラブとは言いませんがw、大金を使って他チームの主力を引っこ抜いてくるチームや、世界的なスター選手を引っ張ってくるよりも、僕は、選手たちが勝つために常に全力を尽くす姿勢を見せるクラブを応援したい。心からそう思いました。 札幌は、果たしてどうだったか。常に勝つために全力を尽くす姿勢を見せ続けられたか。「お金がないから」、「選手が若いから」、「いい選手が獲れないから」、「監督がアレだから」と、言い訳するクラブになってないか。 さらに、この一年、サポーター(って言葉はあまり好きじゃないのですが)として、自分たち自身が「全力を尽くす姿勢」を見せられたか。その上で、クラブや選手たちにそれを要求できたか。 年末年始の宿題にしたいと思います。
2014年12月03日
ホスンが湘南ベルマーレに移籍することになりました。 ■ニュースリリース http://www.consadole-sapporo.jp/news/2014/12/018049.html twitterでは、ホスンが自らの決断について、説明してくれました。 彼がどういう気持ちで日本にやって来て、コンサドーレでプレーをしていたのか。そして、今回のオファーをどう受け止めたのか。 私はこれを読んで、不覚にも会社のトイレで泣いていました。これだけの強い気持ちで、彼はここまでのシーズン、プレーしていたのかと。 彼が移籍することはもちろん淋しいし、悲しいことですが、来年はJ1の舞台で活躍する彼の雄姿を楽しみにしたいと思います。 ■イ・ホスン選手が札幌サポへ送ったメッセージ(日本語訳) http://togetter.com/li/752812
2014年11月28日
出ましたね。契約非更改選手の情報が。応援しているチームの選手が退団していくわけですから、淋しいのは当然です。ただ、「入団1~2年でクビは厳しい」とか「内定蹴らせて(または練習に参加させて単位が取れなくなって中退して)入団したのに、すぐクビなんてヒドイ」という意見には、簡単には同意しかねていまして。 内定を蹴ってプロになるかどうか、または、練習参加と単位修得のどちらを取るかというのは、個々人が判断すべきことであって、「チームに言われたからそうした」なんてことはあり得ないわけです、その人の人生なんだから。もちろん、チームが選手たちに愛情を持つ必要はありますけど、何でもかんでもチームが責任を取ったり、フォローしてくれるわけではない、と。その辺は、外野がワーワー言ってもしょうがないと思うんですけどね(これ、本題じゃないです)。 さて本題。各選手に対する愛情や惜別の念がないわけじゃないですし、大卒選手を1~2年で解雇するってのはスカウティングやチーム運営の失敗と言われても仕方がないわけですが、じゃあ、来季はどういう布陣で戦う(戦おうとしている)のか、ちょっと考えてみました。むろん、ここから退団→移籍や入団選手もいるでしょうが、方向性を見てみようということです。 ※外国人選手は、パウロン以外は退団するものと考えます。 ※フィールドプレイヤーだけを見ていきます。 ※ややこしいので、3‐6‐1で当てはめてみます。 ※複数ポジションをこなせる選手は、複数名前が出てきます。 3バック:パウロン、薗田、奈良、櫛引、永坂、内山、河合(進藤:新) ボランチ:宮沢、深井、上里、河合、菊岡(?)、(前貴:戻)、(堀米:戻)、(前寛:戻) サイドハーフ:上原、小山内、石井、荒野、(前貴:戻)、(堀米:戻) シャドー:砂川、石井、荒野、菊岡、中原、小野、榊、前田、工藤、内村、(神田:戻)、(古田:戻?) トップ:都倉、内村、榊(?)、工藤(?)、前田(?) こう並べてみると、前兄弟と堀米がレンタルバックで戻ってくるため、ボランチがかなり充実することがわかります。 一方、案外手薄な印象を受けるのがディフェンスとトップ。DFはほぼ5人(パウロン、薗田、奈良、櫛引、河合)で3枠を埋める形で、けが人が2~3人出ると厳しい(永坂、内山、進藤がスタメン争いに参戦してくれば良いわけですが)。 トップは、シーズン中盤~後半、特にバルバリッチ体制になってから都倉が大活躍でした。それはそれで良いのですが、都倉が封じられたとき、または出場できない時、誰がその役を務めるかがポイントになりそうです。 という訳で、補強のポイントは 1)ディフェンス 2)トップ ということになりそうな気がします。DFとFWで、どういう補強をしてくるのか。今後の動向に注目したいと思います。
2014年11月25日
気付けば4年もほったらかしにしてたんですね。このブログ。 過去の記事を消そうかとも思いましたが、別に今考えてることも、過去の記事とさほど変わらないので残しておきます。 で、2014年シーズンも終わり。改めて2014年を振り返ってみると、案外思い違いをしていたことに気付きました。 (1)四国で勝ってないと思ってた→× 7/26 愛媛戦、櫛引の劇的なロスタイム弾で勝ったのをすっかり忘れてました。今年は四国に行けなかったし、来年は行きたいなと思っています(徳島も戻ってくるし)。 (2)ダブル(2敗)されたチームが結構あった→× 千葉だけでした。ただ、「勝てなかった」チームが8チームもあり、このあたりが課題なのかなと。 (3)ホームで勝てなかった→△ 8勝なので、「勝てなかった」わけではないのですが、引き分けが多い。勝ちきれなかったとはいえるかもしれません。 久々の更新ですが、さっぱりと。
プロフィール
首都圏在住。 アウェイサポと名乗るほどサポーター活動をしているわけではないですが、関東圏&時々遠くのアウェイに出没しています。 ホームゲームは開幕と最終戦に顔を出すくらい。
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