〜進行〜 本当にお疲れ様の第4節振り返り

2020年07月13日

試合終了のホイッスルが、彼の「西村主審」に吹かれた瞬間、何と多くの選手がピッチに崩れ込んだでしょうか。その姿に、「大きな称賛の声援」が、全国から平塚競技場に飛びましたね!
全力を出し切った姿は、神々しく、勇者となりました。
試合結果は、ミシャ試合後コメントの如く「スコアレスドローで、妥当な引き分け」との結果でしたが、昨日試合時点では、これ以上は無いもの!でした。

この試合内容は、
1.試合スタッツ(速報)を先に確認
前半戦 シュート数 同枠内 支配率 パス数 同成功率 AS占率LMR
コンサ  4本   2本  51%   282 85%        30%-36%-34% 
湘南           4本           1本  49%   236 82%        31%-23%-46%
後半戦
コンサ  3本   4本        45%   216 83%        29%-32%-39%
湘南        10本   7本  55%    211 82%       38%-28%-34%
終了時点                      走行距離 スプリント
コンサ        7本           4本        48%   498 84%    107km   156回
湘南         17本   8本  52%   457 82%    112km   181回
この試合スタッツからは、
①前半は、両チーム均衡、後半は、コンサ戦力パフォーマンスが低下し、湘南が攻勢の展開が明らかでした。その原因は、走行距離とスプリント数のチーム差で、特に後半、大差で「走り負けとスプリント負け」を、組織と選手意識で粘り強く闘ったとの試合数値です。
過密日程で、全チームが、この第4節は、大きくフィジカルダウンとなり、数値上では、走行距離・スプリント数の大幅ダウンとなりました。
全チーム総計値は、リリース前で不明ですが、個々チームは公式リリースです。
両チーム数値も、
          前節   今節         ダウン差
コンサ 走行距離 113km   107km    △6km
            スプリント  173回     156回     △17回
湘南  走行距離 121km    112km   △9km
            スプリント 261回     181回   △80回
実は、コンサのパフォーマンス低下は、大きかったが、それ以上に、湘南の低下は、リーグトップでした。この数値からは、元々、試合前から、フィジカルのチーム差が想定されていて、その対策が不完全、不徹底だった、と言う事です。
②①と密接な関係となったハーフタイムタイミングでの「4枚選手交代」は、驚きでしたね。チャナティップ・深井・荒野・進藤OUT➡︎ドォグラス・金子・高嶺・宮澤INで、システムフォーメーションが新鮮な
      ジェイ
    ドォグラス 金子
  菅  高嶺 宮澤  白井
    福森 田中 駒井
      菅野
 その後、ジェイOUT➡︎ミンテINでは、最前線とディフェンスラインが、
     ドォグラス
    金子   駒井
       〜
   福森 田中 ミンテ  と変化できた。
ポイントは、その交代選手パフォーマンスですね。今後の戦力展望にも直結します。
評価は、
・ドォグラス〜◎ シャドーの動きは、パワー系とスピードがあり、怒涛の豪快ドリブル、突進力は、ジェイに近いもの。又、ポスト役も、ボール保持が深くボールが持て、パスレスポンス(トラップ力テクニック)に僅か課題はあるも、ポストターゲットで有効です。バス出しとシュート力は、ラストパスをジェイに出し◎、シュートも、後半だけでも、2本で全て枠内と決定力あるシュート力を持っています。更に、献身的に相手守備陣への守備を実践し、ジェイでは無くて、ロペス並みの前線での守備力もありました。総合評価は、◎二重丸で、今後普通に起用すべき戦力でした。このチャンスを、次に繋げましたね!
・金子、高嶺は、即戦力の評判を、その通りの評価に変えてますね。今節も、、随所に出色、好プレーを複数回見せ、いつでもスタメン可能を証明しました。
・宮澤のボランチは、気の利いたプレーがポイント毎に出ました。試合展開と将来プレーの読みの正しさ・良さが、適切なポジショニングとなり、ゲームを作る力は流石ですね。
・第1節柏戦以来、久々起用のミンテは、第1節でのオルンガによる守備粉砕のショックから未だ立ち直っていない様な、自信が細く、不安からの判断速度ダウンが未だ続いているかのパフォーマンスで、ポジショニングの甘さから、持ち味のタイトチェック・当りの強さのストロングは、相手選手に届かず空回りし、安定感△の評価。しかし、これこそ、実戦の中で回復・立ち直りしかありませんね。どんどん起用し、全コンディションを上げて行く事が大切です。
✳︎スタメン初先発の田中駿太は、その能力を発揮し卒無く、完璧に役割を果たし、その適正を証明しました。未だまだ、ポテンシャルを残してのプレーは、更に実践されるプレーの高さを想像させ、期待は膨らむました。スタメン定着に向け、連続起用を望みます。
✳︎また、白井は、累積疲労がある筈ですが、もろともしない果敢なプレーで、攻撃では、サイド攻防・突破、決定機創出源、守備では、コンサゴール前までのフルピッチ一杯をカバーし、ゼロ封の立役者の一人ともなりました。その運動量には脱帽で、Player of the  Match第一候補でした。
✳︎更に、駒井のポリバレント、ポジション適応性は、驚異的ですね。最前線からサイド、中央、そして、最終ラインまで、その全てでプレー可能なのは、ポジション毎の役割理解、戦術での必要となるプレーの理解と、プレー実践を出来る能力との事で、そんな選手は、稀有で、驚異の能力です。凄い!です。

2.試合評価
ミシャコメントの通り、無得点・引き分け試合となりましたが、両チーム共に、決定力次第で結果はどちらかに偏る試合でした。そのチャンスは、前半イーブン、後半は、湘南優位で、昨シーズンのコンサストロングリーグトップの<決定機構築力>=シュートチャンスは、この3連戦全て作動せず、少ないシュート数に止まっています。確かに、単純にシュート数固執主義は誤りですが、チーム規律(約束事)のシュートポイント〜PAペナルティーエリア内側シュート位置〜の上での、チャンス機会回復は、チーム状態上昇のための必須項目ですね。
その最大の阻害原因は、ビルドアップ、ショートパス交換の完成度の高低に直結します。その原因こそが、ストロング回復となるシュート決定機構築力の回復となります。それら全ての解決策、方法こそが、パス受け手、つまりは、適正ポジショニングが取れているかに尽きて来ます。
トレーニングのメインメニューです!
その改善へのステップこそが、今シーズンの最大特徴【 シーズンの中で、チームと個々選手の成長を図り、目指す!】との大方針そのものですね。
ここから、フィジカルコンディションアップし、同時に、チーム・個人のプレイレベルアップを図り、コンサのチームスタイルの回復と成長、完成を目指して行きたいですね!


post by yuukun0617

14:03

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