2020年07月11日
明日第4節を迎え、注目のリリースが続いています。
1.武蔵
武蔵は、軽度のハムストリング故障で、リカバリーには2週間とのリリースが複数ありました。昨日、一部情報では、筋攣縮で、血行障害が治り患部の腫れが引けば、全体練習にも復帰、との事でしたが、最悪の長期離脱では無くて、一安心ですね。
と言う事で、明日の予想・展望は修正無し、で決定。
2.愛しのAロペス
待ちに待ったリリースがやっと来ました。Aロペスのリターンです。
既に、ブラジルを出国し、日本・成田へ飛んでいます✈︎。しかし、入国禁止国ブラジルからの入国許可には、依然として高いハードルがあり、許可の成否は50%との事。入管と交渉して、全く不能から可能性50%まで進行するも、この時点で強行手段です。事実として、本人が直接成田まで来てしまっているから、許可して下さい!との強行プレイ! 当然、ブラジル国内での無感染・陰性証明を受けてます。無事入国成功を強くつ祈ります。更に、無事入国出来ても、その後、成田検疫施設で、2週間の隔離措置が待っていて、チーム合流は、最幸運・最短で、7/27頃?の様。今シーズンの過酷日程では、チームに、最高のカンフル剤、命の水となりますね。頼れる強力FWの合流を待ちましょう。
3.第3登録ウィンドー
3つ目が、選手登録のレギュレーション追加変更です。
JFLが、コロナ禍長期中断発生から、選手保有対策の柔軟化を図ったもの。
その理由・目的ですが、
①元々、各チームでの選手保有対策には、シーズン前の第1ウィンドー1月3日~3月27日がありましたが、コロナ禍によって直接的に影響を受けた期間(Jリーグ中断2月25日から第1登録期間最終日までの計31日間)を再設定し、短縮してしまった選手保有対策期間のカバー、補填が必要、との点。
②今シーズンの過酷日程への修正は、各チームで、保有選手不足をもたらし、特に、比較的少数で保有戦略を建てていたチームには大打撃となったもので、追加選手獲得機会を確保し、過酷日程シーズンを乗り切る対策が必須となった点。
この2点から、選手登録ウィンドーが修正されたものです。
内容は、
先ず、これからとなる第2ウィンドー期間は「7月17日~8月14日」から「7月31日~8月28日」に変更し、更に、
今シーズン特例で、第3ウィンドーを、「10月2日〜30日」の29日間追加されたものです。今シーズンの修正日程での過密・過酷化に対しては、
既に、各チームで、
①ターンオーバー型で、連続する試合毎に、交代型で起用し、選手個々では、通常シーズン並みのスケジュールで、累積疲労とフィジカルダウンに対処。
又は、
②主軸選手は、固定するも、今シーズン特例の「一試合5人選手交代枠制」で、試合毎の中で、個々選手フィジカル状態に合わせ、途中交代で対処。
のどちらかを選択しています。
しかし、どちらも、欠点がありますね。
①ターンオーバー型対策では、起用選手能力のバラツキからチーム戦力ダウンが大きいですね。詰まりは、主力選手が2試合毎、分散され、その代替は若手やベテランが埋めますが、能力差から、チーム全体の戦力がダウンしてしまう、特に、戦術理解やチームプレイは、相当な差が生じてしまう、との点です。これへの唯一の対応策は、豊富な高能力選手をダブルチーム数保有する、との超豪華経営・豊富資金力選手保有ですが、可能なチームは、ごく僅か限定ですね。楽天の神戸、と三菱の浦和、富士通の川崎、トヨタの名古屋、ANAの横浜FM、パナソニックのG大阪の6チーム位で、他チームは、上位争いを目標・視野に入れず、順位争いでは無く、若手選手の育成狙いを主体であれば可能です。そのどちらでもない、コンサの様に、レベルダウンの無い「ダブルトップレベルチーム」対策は取れず、上位を目指し勝利結果も追うチームでは、別戦略が必要となります。
それが、
②主軸選手固定+5人交代枠制を最大限活用した途中交代型戦略です。しかし、この戦略の致命的欠陥が、主軸固定選手の累積疲労、と、試合途中からの戦力ダウンです。修正シーズン日程となった「2週間3試合」が繰り返される日程では、その第1戦から「中3日」で第2戦ですが、その後「中5〜6日」で第3戦となりますね。この中5〜6日期間で、累積疲労が回復出来れば、ギリギリでこの戦略が成立!となります!問題は、前節武蔵の様な、試合での故障離脱で、ギリギリ戦略が成り立たなくなる局面が発生する点です。併せて、もう一つの問題点、若手やベテラン選手との途中交代常態化で、毎試合途中戦力ダウンの直接部分、又、相手チームからは、試合途中での戦力ダウン時間帯を狙う戦略や戦術を産んでしまうとの戦術上の課題点、があります。先ず、現在コンサには、トップと同レベルハイスペック選手が、駒井、ルーカス、もう暫くすると、ロペスの3選手を有しています。そのため、不足する交代枠は、あと3名(ロペスリターン後は2名)の問題となりますが、実際に最大効果の根本的解決策は、「交代選手の急速レベルアップ」に尽きます。その方向性からは、かかる急成長が望める若手選手起用とし、辛抱強く起用を続け、その成長を待つ。その間、故障離脱発生や、交代起用のやり繰りが難しい場合は、ベテラン起用でカバーする、との戦略となります。
正に、コンサが現在目指している戦略、対策でしょうね。
現在コンサには、その難しい条件に敵う、急成長が望める若手選手が、居ますね。そう!大学トリオの、金子、高嶺、田中です。残念ですが、檀崎、藤村、濱は、3人とはかなりの差をつけられてます。他チームでは、そのレベル選手の起用もある様ですが、現状コンサでは届かない状態ですが、急成長や、複数故障離脱発生等の局面となれば、出番・舞台となります。そのチャンスで、一気ブレイクを狙いトレーニングに打ち込んで欲しいですね。
しかし、最も簡単・容易な方法が、途中優秀選手獲得です。更に、選手の青田買い=獲得シーズン前年での交渉獲得が、リーグの潮流になりつつありますね。我々がコンサも、シーズン途中での獲得・選手登録は活用必至です。
4.大規模イベント開催条件緩和〜
いよいよ、
【F5・強い制限試合】・・ホームサポーター5000人以内限定
4節中3日 12~湘南・A
5節中5日 18~仙台・A に突入です。
しかし、首都圏の感染状況は、悪化の一途で、1人でも感染者発生の瞬間、フェーズダウンが濃厚です。ギリギリのタイミングで、首都圏集中ゲームを切り抜けて、帰道となり、ギリギリセーフ!と出来そうです。
その意味では、在関東のJ1・8チームの今後は、大きな波乱・混乱の発生を抱えた、危ういバランスの中に在ります。関東圏8チーム、中京関西圏4チームは、リーグ戦以上に、コロナとの闘いを抱えるシーズンとなる危険に在り、今後の展開は、見通し難い状態が、本当に心配ですね。
フェーズアップ・進行が、そのきっかけとはならない様に、シーズンの今後を左右する事ともなる、試合観戦するサポーターの自覚と行動も本当に大事ですね。
気を引き締めて、万全の内容で行動しましょう!
F4の無観客試合開催の際、プロ野球ですが、関東で、一部ファンと店舗が、共同観戦イベントが頻繁にテレビ放映されました。しかし、コロナ感染対策からは、大きく逸脱した姿は、やっと到達したフェーズを台無しにする感染拡大のきっかけとなりそうで、懸念と同時に、大きな失望と感情が生まれました。多くのテレビ視聴者の本音だと思います。Jリーグでは、そんなサポートは無くしたい、と強くお願いしたいですね。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
最新のエントリー
月別アーカイブ
コメント
検索