2019年07月21日
皆様、今朝の目覚めは、一段と爽やかですね!
久しぶりの大勝は、かくも心地良いものだと、再確認となり、我らサポーターにも、心地良い安眠をもだらしてくれるもの、という事となりましたね。
でも、<勝って兜の緒を締めよ!>
先ず、ミシャは、2点吠えています。
(1)得点を5点取れたが、決定的チャンスは10回はあり、10点取れた。取れなかった5回分は、大きな課題だったと認識すべき。
(2)コンサ・チームは、「泥臭くどんな内容でも構わない勝利は求めない」。目指すスタイル・プレーの追及の中、結果としての「勝利」とすべき。
ですね。
ミシャは「ミシャスタイルを徹底追及するも、既存至上主義は排除・否定する傾向」です。例えば、シュート至上主義・勝利至上主義などは、教条主義として、百害あって一利なし、ミシャスタイル追及の大きな阻害要因になる、として常々排除をトライします。そんな教条的な考え方に縛られている「指導者・選手、そしてわれらサポーター」の呪縛と偏見を解放しようとしています。
前々から、機会があれば言いたかった「勝利至上主義の追放」は大きなポイントでしたし、今後のサポートの指針となりますね。
ミシャの指摘もありましたが、昨日大勝の実際プレーで、
コンサの「解決すべき課題はどんな結果だったか」点検は、今後のためにも大変重要です。
では。
コンサの「解決すべき課題」の再確認です。
➀「シュート決定力」・・・シーズン当初より依然として改善が進まず、戦績低迷の第一原因。
➁「ケアレスミスプレイによる失点」・・コンサ今シーズン26失点は、半数の13失点がコンサ選手ミスプレイに起因し、対戦チームへのプレゼントゴールとなっています。このミスブレイ起因失点が解消するだけで、リーグ上位(3位以内)となっていた筈ですね。
で、その実戦結果は、
(3)シュート決定力
改善への意識は、浸透・実践選手と、未改善選手に二分状態となったもの。
シュート内容を速報データより確認します。
前半 シュート数 8本 (湘南 7本)
枠内数 5本 (同 3本)
得点 2点 (同 1点)
後半 シュート数15本 (同 9本)
枠内数 14本 (同 6本)
得点 3点 (同 1点)
全体 シュート数23本 (同 16本)
枠内数 19本 (同 9本)
得点 5点 (同 2点)
シュート数の多さは、「シュート至上主義のシュートポイント不問、どんな位置からでも、どんな内容でも、シュート数が多ければ、良好プレイ」では全くありませんね。きちんと「湘南ゴール・ペナルティエリア内まで侵入・突入し、決定機とした、シュートチャンス機会数」で、コンサのリーグトップ・圧倒的なゲームメイク・決定機構築力によるもので、💮はなまる内容。
そして、驚異的な「枠内数・枠内率」~19本・82%は、確かに超高率です。
コンサ全選手のシュート意識の表れ、結果で、全体への「シュート決定力・改善意識」によるものです。
しかし、その選手ごと状況からは、〇と✖の二分状況が現れて来ます。
シュート数順に記載しますね。
シュート 枠内数 枠内率 得点
武蔵 10 本 6本 60% 0点
チャナティップ 3 2 66 1
進藤 2 2 100 1
ミンテ 2 1 50 0
ジェイ 2 2 100 2
(私カウント 5 3 60 2)
ロペス 1 1 100 1
元々、シュート至上主義でない限り、 枠外シュートは得点関与なしプレイで除外、としでも、各選手シュート数はリーグ水準からは、得点可能がシュート・チャレンジ数で、大量得点獲得は当然の数値でした。
しかし、個々では問題がありました。
※武蔵は、シュート決定力改善の糸口が見出せない状態。枠内シュートは、全シュート、GKへのパス様シュートで、到底ゴールに至らないシュートプレイで、得点獲得鉄則「GKの届かない、タイミング・ポイント・内容」に到達していないとの課題が、プレイの度に明白となり、混迷状態です。
シュートチャンスを集中させるFWには出来ませんし、流れの中以外は、チャンスメイカー役主体となるしかない状況です。
※ジェイは、一見、枠内シュート率100%・確実に得点獲得の決定力回復、と見えそうですが、実戦を観戦した方は全員把握されたとおもいますが、「ヘッディング(シュート・ポスト・防御)は圧倒的」ですが、足下プレイは、全くダメで、速報データに反映されていませんが、「3回の決定的チャンスを悉く外し」流れの中の、足下プレイ・シュートは「低決定力は全く改善されていない」との現状です。つまり、ジェイは、セットプレーとクロスでのヘディングシュートは、リーグ随一の決定力、しかし、流れの中の、足下シュートチャンスは外す、との状況という点です。
これでは、全局面、シュートを集中させるのではなく、流れの中では「他選手」、セットプレーとクロスは「ジェイ」との使い分けが必要という事となります。
ジェイの「足下プレー決定力」の大改善が必須という事になります。
※他選手は、〇状態だという事が明白ですね。
結論、
SPとクロス・・ジェイ
チャンスメイク主体、速攻のみ・・武蔵
他選手にシュート分散。 が「最適解」となります。
(4)ミスブレイ起因失点改善
ソンユンの「キャッチ~パンチング」ミス起因の失点がありました。
あれは、完全に「パンチング」の所、安易にキャッチングを判断した点がミスプレイ原因。
改善していた点だっただけに、本人も残念ですね。
本人、激反省してますので、「役に立つ悪経験」として、今後に生き、再発は無いですね。
コンサを攻撃する最大攻略ポイントが「コンサ・ビルドアップ狙い」はリーグ共通のコンサ対策です。昨日のように、「ゲーゲンプレス(最前線からのボール奪取~ショートカウンター戦術)」は、再三敵対する相手プレイで、それに対して「沈着冷静に、判断ミスなく、その相手攻撃・チェックを躱すと、一気に、数的逆転となり、相手守備枚数が少ない中での攻撃ターン・チャンスが到来」となります。
ミンテの成長は特筆もので、「昨試合でも、コンサの中、集中力No.1選手」となりました。前20節の失点を貴重経験とした証明で、拍手・賞賛ですね!
少し気になったのが「宮澤」で、「保持しているボールを奪取」されたプレイなどが気になりましたが、今後、コンディションアップで、改善していくものですね。
という事で、結論は、かなり改善するも、未だ残存しており、<ミンテを見習え!>で、全選手の意識アップと実践での集中度アップ、判断スピードアップが決め手となります。
(5)コンサ現状
1試合の勝利では、一見順位上昇の様ですが、シーズン目標・リーグ上位3位以内のターゲット「川崎」との勝ち点差は、未実施試合の想定勝ち点を加算すると、「勝ち点差7」で、残り14試合となりましたが、通常では逆転困難な「大量勝ち点差」で、「通常を超えた<奇跡・伝説的連勝・勝利あと9勝利>」しかありません。
次節勝利が無ければ、シーズン目標獲得は果たせない、状況が続いています。
ぺっぷ
Re:~進化~ 第20節湘南戦大勝で、出来たこと,出来なかった事!
2019-07-21 11:14
決定力の部分で言えば、武蔵よりもロペスですが、ではなぜ武蔵を選んだのか?と言うとことに全体として見たときに適材の理由が見えるのではないでしょうか? 恐らく練習を見る限り、ミシャ事態が片野坂監督の様に、フィニッシュの形をデザインし、少ないチャンスでゴールの可能性を最大限に生むと言う思考では無いので、全体のイメージが重なったときや個の力でゴールを生んでいる方がまだ多いので、シンプルに選手の経験が増える以外ないかと。 ミシャ以上に、個人のアイディアに頼って攻撃のデザインがなされておらず、チグハグしているのが日本代表ですね。 攻撃のディティールが詰められる監督に変えるか、選手に失敗を恐れずチャレンジさせ時間と機会を作って経験させる他ないですね。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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