~進化~  第31節リーグ最高峰「鹿島」戦

2017年10月26日

第31節に、リーグ最高峰チーム「鹿島」との対戦は、コンサにとり、シーズン成長成果・結果・レベルの実戦テストとなる試合で、「勝ち点獲得」の是非を越えた、「対鹿島での現在プレイ力の実戦テスト=どれだけ対抗・どこが越えられ・どこが未到達課題」かを判明・現実化する試合です。
具体的には、
どんな手でも使った「泥臭い守備力」
激しく厳しい攻撃の中での「耐久忍耐力と勝負執念度合・集中力」
一瞬のチャンスでの「決定力」 
 を試合起用選手のプレイで検証・確認する「試合舞台」です。

鹿島へ勝利し広島敗戦で「コンサ残留確定」とのリーグ状況は、
「実戦テストで合格点獲得」となった試合の結果で、「試合内容・目的」ではありません。

もう一度。
【現リーグ最高峰チーム鹿島との実戦テストにより、現コンサ戦力の成長を質・量て、確認・現実化する試合】です。

しかし、コンサには、大きなアドバンテージがプラスされます。
【ドーム力】です。【厚別力】も会場自体の強烈な効果で、強敵柏撃破の一因となりました。
次戦の【ドーム力】は、選手のハート・魂へ強烈に作用し、プレイ量・精度・集中力・執念を強烈に引き上げ、「戦力大幅アップ」効果となりますね。
全サポーターの共通意思・目標・声援により、より以上の【ドーム力】を作らなければなりませんね。
「3万人」のサポートは絶対条件です。
しっかり、会場での【ドーム力】創りに、全力で邁進しましょう!!

では、次戦の戦術・試合展開・メンバーの予想です。

1.リーグ最高峰「鹿島」のポイント
 リーグ終盤には「首位争奪戦」を毎年展開し、当然、今シーズンも、首位で「優勝最有力候補チーム」。
シーズン展開も1試合毎の試合展開も「試合巧者」で上手いですね。
今シーズンは、
 1-10節 6勝1分3敗 ◎
11-20節 3勝2分5敗 △
21-30節 4勝4分2敗 ◎ 
と中盤の低調期を乗り越え、終盤負けない展開で、首位奪取となったもの。
ここ5試合は、1勝4分0敗と「決して絶好調ではなく、しかし、全く負けない展開」です。
2位川崎(4勝1分0敗)・3位横浜(2勝2分1敗)・4位C大阪(2勝0分3敗)と比べると顕著です。
この事に、チーム戦略・戦術が表れています。
「負けない試合」戦略=「堅守主軸での最少失点を軸に、ボール奪取からのカウンター」戦術ですね。実は、鹿島は実に単純明快で、
「中盤~DF・GK」での強力守備力により、「ボール奪取機会」を大量発生させ、そこから「高決定力攻撃陣」が確実に得点を積み上げるとのスタイルを、
なんと、過去遠くジーコスタイルから伝統として、一貫継続しているチームです。ここ何年の戦略・戦術などではなく、その戦略・戦術に合致する「監督・選手・育成」によりチーム形成を継続しているチーム。結果として、ボール支配時間が延び、高ポゼッションとなりますが、「高ポゼッション・パスサッカー」戦術とは異なり、パス数リーグ4位の多さも、前への推進力のある縦パス型で、シュートチャンス直結となる危険エリアへの守備陣崩壊パスです。
今シーズンデータでも、
〔守備〕被攻撃回数リーグ15位➡被シュート2位➡被ゴール1位・被決定率3位
〔攻撃〕攻撃回数リーグ  1位➡ シュート2位➡ ゴール4位・ 決定率7位
解析すると
〔守備〕被攻撃回数はリーグ最低ランクの多さですが、中盤でのブロックとDF守備で被シュート数をリーグ最上位ランクまで減少・阻止し、更に、減少させたシュートをDF・GK守備力でゴール阻止1位とするもの。
〔攻撃〕中盤・DF位置での「ボール奪取」が大量となり、当然攻守切り換えからの攻撃回数が1位と大量となり、シュート機会2位、ゴール4位となるもの。
シンプルな戦術のため、付け入る隙がホントに少ないですね。
矢張り「リーグ最高峰」たる所以です。
=中盤での攻防=がポイントですが、真正面から「1:1」勝負を挑んで勝算は殆ど無し、です。あのチャナティップ・小野でもギリギリどうかで、兵藤・宮澤でも不利です。
唯一の方法が、前線~DF一体での組織対抗=数的優位対抗しか無いですが、そのカバーによる空きスペースを必ず狙われ、鹿島の裏・本当のターゲットエリアです。
難しいですね。
システムは「4-2-2-2」のオーソドツク・基本型ですが、個々の強力能力を基本とするため「個々の勝負」中心で、
対抗策は、「個の闘い」での勝利か、「複数選手の連携」による突破に絞られます。
2.戦術・試合展開
リーグ最高峰、攻守に穴が全く無い鹿島への対抗策は、「組織守備・少しだけの攻撃機会を得点とする決定力・攻守共にやや優位な高さ」です。
特に、鹿島スタイルを目指す、ミニ版のコンサとしては、やや低め位置に縦に短い密集守備ブロック陣を布陣し、複数・組織守備で、タイトチェック・パスカットでの「ボール奪取」に尽きます。また、多数の被シュートは全員でゴール阻止を図り、最少失点状態を維持・継続する事です。攻撃は、精度・スピードの高いフィードと決定力、セットプレーでの高さ勝負が得点可能チャンスです。
システム「3-4-2-1」(5バック・Wボランチ)前線3枚でのパス起点阻止・中盤・サイド・DFでのブロック・組織守備です。
試合展開予想は、
試合開始 ~ 前半  徹底守備で、失点阻止最優先で、無失点・最少失点を継続
     ~ 65分 ボール奪取からの速攻にの派生セットプレーで得点獲得
           65分 選手交代・速攻時攻撃バランスアップ
     ~ 75分 追加点狙い
           75分 試合クローズ選手交代・失点阻止維持
     ~ 90分 「 1-0 」か「 0-0 」で勝ち点獲得 です。
3.メンバー想定
「個々の闘い」に勝てるか、少なくとも対等か、複数選手連携力で均衡が出来る選手の選択です。
          ジェイ   
    チャナティップ   都倉
  石川    兵藤   宮澤  早坂
      福森       菊地
          横山
         ソンユン

    SUB; 小野・稲本・荒野・菅・河合・進藤
         金山

   メンバーは、同一になりました。やっぱり。
   このメンバーで、どこまで出来るか、見たいですね。

皆さん、今シーズン最高の【ドーム力】を創り上げましょう。
選手・サポーター一体の「チームの闘い」で、「テスト試合」で証明し、結果として「勝ち点獲得」を掴み取りましょう。

     


post by yuukun0617

20:41

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