2016年10月27日
現時点、J2上位陣最終結果予想は、(前回対戦結果による予想です)
1位 コンサ 勝点78 前回結果4勝1分0敗で勝点13 最終勝点91 最終1位
2位 松本 勝点72 同 4勝0分1敗で勝点12 最終勝点84 同 2位
3位 清水 勝点69 同 1勝2分2敗で勝点5 最終勝点74 同 4位
4位 C大阪 勝点68 同 4勝1分0敗で勝点13 最終勝点81 同 3位
5位 岡山 勝点63 同 2勝3分0敗で勝点9 最終勝点72 同 5位
6位 京都 勝点60 同 2勝3分0敗で勝点9 最終勝点69 同 6位
<前回対戦結果通りの実績をどう崩せるか>の勝負を各チーム挑戦中ですが、
直近戦力とリズムから見てその成功があり得るチームは、「清水」だけですね。
清水は全勝の確率・可能性がかなり高く、勝点上積みは「5」⇒「15」となり、最終勝点84、なんと松本と同勝点となります。その場合は、得失点差が圧倒的に多い、清水が2位・自動昇格となります。このため、松本の対抗策は、全勝のみです。
J2シーズン最終盤上位陣ポイントは、
「着実なコンサ自動昇格・優勝」と「J2、2位・自動昇格を、松本・清水で争奪」「3位~6位のプレーオフ戦」に絞られましたね。
コンサの現況戦力は、客観的には、最強時の65%まで減少しています。
減少内容は、
・前線の得点力低下・・「枠内シュート数」激減から「決定率」ブレーキ<-10%>
・中盤支配=ボランチの守備力低下・・ボール奪取ラインがボランチ位置からDF位置まで低下し、相手による中盤から自由なパス供給・サポートのためのDFカバーからDF元位置にスペースエリア発生・攻守切り替えで攻撃起点がDF位置まで低下し速攻不能<-10%>
・交代選手が希薄となり交代でのレベル低下<-5%>
・戦術の一体感が低下し、守備陣・中盤・前線で、共通認識・連動チームプレーが喪失状態<-10%>
戦績が、低下・低迷は当然の結果ですが、回復させる
明るい内容は、有力選手の復帰です。
「マセード」「進藤」「菅」「ジュリーニョ」・?「荒野」の戦力復帰・参加は、次戦に向けた絶好材料ですね。 「貴重な有力選手」ですので故障再発に最善の注意をしながらも、低下した戦力の回復・戦力アップにより、残シーズンの勝利獲得、昇格・優勝に向け、大きな期待ですね。
では、予想ですが、復帰選手戦力化を前提に試行してみます。
1.戦術
システムは、不動の【3-4-1-2】【堅守・速攻】ですが、サイドは「サイドハーフ」で攻撃的陣形です。守備ラインは、通常の【D3rd上位】より高目の【M3rd下位置】で3m高目の攻撃的位置。・・「ボール奪取ライン」は、前述の通り、ボランチ位置より低下したDFライン上位置でも、3m高い位置とし、「攻守切り替え」の攻撃起点を上昇させるものです。
守備陣形は、縦に短距離の「密集陣形」による連携・組織型守備で、「堅守構築」。ただし、高い位置にその陣形を設置し、攻撃力を上昇させるもの。
高い位置からの「速攻」となり、短手順(2・3回でラストシュート)で、スピード・鋭い「速攻」を回復させます。
ポゼッションは、コンサ55%超を目指し、熊本も45%までとするため、「60%」前後で均衡しますね。コンサは、ポゼッション状態が長時間となり、「熊本の固い守備態勢」をこじ開ける「攻撃力・得点力」が問われます。
具体的には、
先ず、熊本の主たる狙いのカウンターへ対抗のため、ボランチライン・DFラインのWラインでカウンター・リスク阻止と二次ボール確保を行います。しかし、最近この状態で、ボランチの飛び出しが再三ありますが、実は、多くのチームがそのポイントを個別ターゲットとしているようです。つまり、
「コンサボランチが飛び出した時は、敵は複数選手の集中でボール奪取し、ボランチ元スペースの緩みを突いて前線選手を飛び出させて、一挙に、ボランチラインとDFラインを『剥がし』GKとの1:1を目指すカウンターを成功させる」との個別戦術です。コンサボランチのリスク意識が希薄で、その術中にしばしば嵌り失点していますね。
基本は、ボランチ2人が並列で守備ラインを設定し、「二次ボール奪取・ボール廻しの起点」の攻撃役割とリスク守備に徹するべきですが、サイド選手かDF選手のサポートがあった場合だけ前線へ飛び出し可能で、それ以外では、前方へ位置取り程度の上下位置ですね。
お話をポゼッション攻撃に戻しますが、
「サイドチェンジ・サイドスペースエリア活用突破・敵守備陣形内コンサ選手へのショートやスルーパス・DF裏スペースへのパス・ドリブル突破・セットプレー」の多彩攻撃ですが、ポイントは、「パススピード」「意表を付いた独創的プレイ」「精度」で、アバウトパスやアバウトプレイは、「ボールロスト」結果しか出さず、徹底排除。
コンサには、「優秀サイド選手」「優秀FW」「優秀パサー」「優秀プレスキッカー」がいますね。【枠内シュート】だけは改善しましょう。勝利の絶対要件ですので。期待しましょう。
高い陣形は、DF裏に広大なスペースを産みますが、GKの見せ所です。もう1人のDFとしての役割で、ゴールラインからは飛び出した「高い守備位置」で、放り込み・カウンター・こぼれを、早く・決定機前の余裕のある段階で、積極的に守備し、即座に、攻撃再開・ポゼッション状態を回復して、ポゼッションを支えますね。
2.試合展望
試合開始早々から、コンサポゼッション状態となります。
カウンターリスクのため、Wラインでセンターラインに守備陣を設置、サイドはトップポジションとの間を上下動し、チャンスメイクを図り、多彩攻撃を駆使し
~15分 先制点獲得
40分 追加点獲得
60分 選手交代
75分 通過点獲得
80分 選手交代
90分 【 3-0 】完勝 想定。
終始、ポゼッションコンサ保有となり、カウンターリスク阻止と僅かのカウンター時の堅守。一方、攻撃も、コンサ主導での自在攻撃、「枠内シュート」がポイントですが、「複数得点」獲得のコンサコントロール試合ですね。
3.メンバー 予想
ポイントは、前線得点力の復活です。
結論から記載しますと、
【都倉と内村の併用は、極力回避】です。
都倉の得点力低下は、「枠内シュート減少」の自己能力の原因に見えますが、実は、そうでもありません。「都倉の決定機」となるべき場面で、突然飛び込む「内村の無理な態勢からの枠外シュート」が多数回・1試合2~4回程度発生しています。都倉が、シュートポイントを予測し、そこにタイミング良く進入し、シュート態勢を整えてシュートする、その目の前に、突然、内村が飛び込んで来て、当然、「枠外しかならない」強引・無理シュートで、「都倉からは、強奪されたシュート(チャンス)」となります。ジュリーニョとヘイスが、ちょっと前、都倉の得点王話題に絡みコメントした内容に「都倉に得点させる、取らせるプレイ」がありましたが、実は、この事も指していますね。外国人プレイヤーは、エゴ選手と言っても、「チーム勝利のために、他選手の高い可能性の得点機会は、手を出さず、逆に、自分の高い可能性の得点機会には、他選手に手を出させない」が徹底していますが、J選手は、チームプレー意識は二次的で自己優先が多く、「得点可能性が高い選手がラストシュートする」との認識・意識はバラバラですね。少なくとも、「内村」と「都倉」は一緒では無いですね。明らかに、都倉のチームプレー優先、内村は自己優先の様。
都倉の決定力は、実は、そんな酷い低下は無く、有力な決定機会にシュートチャンスで、復活が可能ですね。それでは、両選手スタメン回避でスタメン優先は...、総合力では、都倉ですね。内村の得点力は、交代活用となります。では、都倉を活かすFW相棒は...?
ジュリーニョ 都倉
神田
堀米 マセード
前寛 宮澤
福森 菊地
増川
ソンユン
60分 交代 菅 FW投入
⇨ ジュリーニョ トップ下へ変更
⇨ 神田 交代
80分 交代 内村 FW投入
中原 ボランチ下投入
⇨ ジュリーニョ 交代
⇨ 前寛 交代
菅は、都倉との親和性も高いFWとして、実戦テストと能力期待
中原は、ボランチとしての適性を確認したいもの
ジュリーニョ起用可能を前提とした内容ですが、もし起用が時期尚早の場合は、直接「菅」のスタメン抜擢が良いですね。その能力は十分保持していますね。
以上 有難うございました。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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