2024年02月27日
期待と夢の、シーズン開幕・福岡戦のドロースタートから、チーム成長への進撃となる「勝利」を達成する第②節鳥栖戦となりました。
対戦チーム・鳥栖は、①節の敗戦スタートを挽回する「必勝挽回」を強烈に求め、メンタル・マインドは最強度となっています。
それだけでも、ハード・困難試合必至ですね。
コンサは、シーズン開幕戦を、寸前・前日練習での「複数起用予定選手の故障離脱」発生で、「対応混乱」状態のまま試合を迎え、最善対応では無く、次善策にも達していない「選手選択ミス」の選手選択で試合スタートし、不良内容の前半を、後半緊急改善対応とした、との内容が、その実情だったのでは無いかと、推測しています。で無ければ、キャンプで一度もテスト・練習もしていない、「小林ゼロトップ」起用と、コンディション不良「宮澤ボランチ」起用は、有り得ません! 詰まりは、「場当たり対策は失敗し、キャンプ練習体制に戻し回復」と言う事です。
それでも、引き分け・勝点獲得との結果は、コンサ・想定プレーパフォーマンスを果たした個別選手の頑張りも有りましたが、本質は、福岡・シュート決定力不足に救われた「ラッキー試合」によるもので、次戦・2節では、そんな[体たらく試合]を改善し、正しいシーズンスタートに、持って行きたいですね。
真面・まとも試合に戻しましょう!
そんな第②節鳥栖戦対戦へ、適正準備で前進です!
本日、オフ明け火曜は、オフ明けフィジカル練習と、前試合課題確認と改善の戦術練習です。
併せて、前試合や故障明け復帰直後の、フィジカルコンディション低レベル選手は、緊急改善へ邁進です。
主力レベル到達を果たす全力努力で、チーム選手層混乱を改善する責任を果たすものですね。
さて、本ブログは、次戦対戦「チーム・鳥栖現況点検」に取り組みましょう。
1.対戦チーム「鳥栖」現況
⑴鳥栖の開幕戦は、
[戦評]「立ち上がりスローインから福田先制点。その後は新潟保持時間で前半終了間際、新潟スーパー同点弾。後半も相手ペースで、7分PKセーブ防御も、直後CKから決勝点を奪われホーム逆転負け・勝点3喪失。」試合 と、[1-2]敗戦でした。
対戦相手・新潟も[保持型・ハイプレス・ビルドアップ型]の同型戦術同士対戦でしたが、新潟クオリティに劣後との、試合内容と結果となりました。
しかし、得点以外に、50分PK・朴スーパーセーブ得点阻止、57分ギリオフサイドとなった新潟・鈴木・幻の得点もあり、実像は「 1-4 」大敗となりました。
「想定以上に、チーム力は、整備不足で、未だ戦力未発揮」が現状の様です。
⑵シーズン前戦力整備・構築は、
マスコミ評価「E」。
「昨季14位でテコ入れ必要の中、9得点小野裕二、サイドアタッカー岩崎悠人の主力に多数選手流出。がクラブ代替獲得選手多数とし、全33選手中14人新加入選手と4割強となり、J2・32試合出場DF上夷、韓国大型CBキム・テヒョン、左サイドスペシャリストDF丸橋祐介、ドリブル突破で東京V昇格貢献・中原輝、J1・23試合出場FWマルセロ・ヒアン、J3FWヴィニシウス・アラウージョと、有力選手を獲得。しかし、多数獲得も、実質的戦力アップか、不透明。あまりにも入れ替わりの激しいチーム作りは、川井健太監督手腕次第。]との内容で、スタメントップチームは、流出ポジションに、新加入選手3名代替となっています。
⑶トップスタメンチームは、
前試合の、 (*新加入)
マルセロヒアン*
長沼 樺山
福田 堀米
河原
丸橋* キムテヒョン* 山﨑 原田
朴一差
【 4-1-4-1 】でした。
⑷チーム戦術・スタイルは、
[ボール保持型・ハイプレス・ビルドアップ型]の典型クラブで、コンサや横浜FM・川崎などと同型の一昨年までリーグ制覇スタイルです。
最大の特徴が、リーグトップの[ハイプレスの高さとハイラインの高さ]で、元祖・横浜FMよりも高い位置に、[リーグトップ縦コンパクトネス=チーム全体の縦幅が常時20m以内を維持する最短密集陣形]を、堅持しています。
詰まり、[縦コンパクトネスの陣形を組んだまま、全体が急速前進し、相手DF・ビルドアップラインに到達させ、そこに布陣したまま、ビルドアップへのハイプレス、それを掻い潜っても、ミドル密集陣で、ボール奪取、そのため、GK・朴一差の前進位置も、ハーフライン近くとなり、ハイラインの裏スペースをカバーする、スイーパー型GKとなり、FPの一角を担う]、とのスタイル!
⑸コンサによる鳥栖戦術対戦は、
コンサのハイプレスは[オールコート・マンマーク]のハイプレスですが、
鳥栖の[ゾーン型ハイプレス;『ゾーンディフェンス形ハイプレス』のため、自陣全体で相手ゴール前まで進出した局面限定型]は、
相手ゴール前まで進出した「ハイプレス最強時」は、
コンサの[マンマークハイプレス威力を超えた、複数選手が襲い掛かるリーグ最強度」に達します。
その威力が発揮され、前試合は、立ち上がり5分に先制。
しかし、「ハイプレス実施時間60分限界」課題もあり、得点後は、全体急速前進の「ハイプレス・ハイライン」は低下させ、新潟のビルドアップからの攻勢を許し、同点弾を浴びる展開となり、後半、再度、鳥栖ハイプレス・ハイラインの威力も低減気味で、新潟攻勢の中、逆転弾から敗戦、となりました。
この様に、現実試合では、「超強力ハイプレス・ハイライン・全陣急速前進」は、攻撃力は高いですが、①その攻守・前後の激しい運動量の維持、②「ハイライン」の広大スペースへのカウンター失点リスク、のため、「その稼働時間は限定」され、先制展開~守勢姿勢、無得点展開~ハイリターン・ハイリスクの失点リスク増大懸念で、限定実施、となるものです。
この「戦術を機能、停滞」との切り替え展開に対しては、
・ハイプレス時カウンター狙い、
・限定使用戦術での「隙間時間帯」のハイプレス消滅時大攻勢、
とどちらも、攻略ポイントが多い対戦となります。
⑹新外国人・マルセロヒアンは、スピード・テクニック・運動量・ゲーム感覚の高さが、前試合で再三、実現しました。
「単純・ロングフィード・マルセロ」ターゲットは、意外に効果高く、威力が有ります。要注意選手です。しかし、それ以外、特筆活躍選手も無く、選手プレーパフォーマンスは、充分、コンサ選手が勝てる対戦相手選手です。
この通り、簡潔に、対戦チーム「鳥栖」を見てみました。
※田中克幸大注目ですね。そのプレーからそのレベルの高さ・高能力がこぼれ出し、一気に期待の星・救世主にブレークアップです。
併せて、次戦・原康介も、注視です! ミシャの電撃起用「右サイド・原」は、絶対に、ミシャの頭脳・思考に大浮上中、と推測します。
近藤・当面離脱との場面・局面で、単純「浅野再起用」、「田中宏武起用」「駒井臨時起用」よりは、現実的だと、、、、。
また、日曜・福岡大TMに、「前試合サブ組」が、45分×2本=90分プレーテストも含め、練習起用となりました。
そこで、TM良好コンディション、が出て、武蔵・青木・長谷川・田中克幸の90分・フル出場OK!が確定したのでしょう。
次戦は、とても、スリリングで・挑戦的で・クリエイティブな選手起用が待っていそう、との推測がどんどん増して来ています!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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