2024年02月24日
期待と夢の2024シーズン開幕・福岡戦は、
コンサの期待と夢を、現実で確かめる、現時点チーム力確認試合でした。
その試合結果[0-0・スコアレスドロー]も、その証明となりました。
何より、内容の根拠となる「速報試合項目別データ値」を記載します。
いつもの通り、前後半の推移形式記載です。
コンサ 福岡 評価
前半 後半 全体 前半 後半 全体
支配率 55 67 61% 45 33 39% 前後半支配
走行距離56 58 114km 57 60 117km やや劣後
スプリント 46 64 110回 63 75 138回 スプリント負け
決定機 1 6 7回 4 2 6回 前半×後半〇
シュート 1 8 9本 6 3 9本 前半×後半◎
枠内数 0 3 3本 0 2 2本 両方×後半△
得点 0 0 0点 0 0 0点 シュート低精度で必然
パス数 302 394 696本 218 161 379本 優位
成功率 83 83 83% 78 69 74% 優位
この数値データで証明された事項が、
⑴前半~チャンス・決定機数、シュート数は、コンサ大幅劣勢で、失点寸前で、得点可能性が乏しい内容。
⑵後半~チャンス・決定機数、シュート数が、コンサ圧倒となり、勝利寸前内容に転換。
⑶走行距離=走量は、やや福岡優勢も大差無し、しかし、スプリンス回数で、圧倒的に劣後量となり、前半△17回・後半やや盛り返すも△11回劣後で、そのまま「球際強度・スピード」劣後を招いた。
⑷パス数・成功率は、コンサ圧倒でコンサパスサッカースタイル、
福岡はパス成功率はプレー基準になく、「放り込み主体・低精度パスが主体」とのスタイルを継続した。
⑸両チーム共に、「シュート精度の極度の低下=枠内数・枠内率で、プレー低精度が明白」得点機会・シュートが「得点実現」とならず、勝ち切れない=勝点3に伸びず、最低勝点数に止まってしまった最大原因。
の5項目が明確です。
そして、そのコンサの原因・試合内容ポイントについて、確認しましょう。
1⃣本日試合の最大・第1ポイント・課題が
【ビルドアップでの大量ミスプレー】です。
前半・コンサの守備陣・GK・ボランチの「ビルドアップ・プレーミス回数」は、何回あったと思われますか?
⇒ 驚きの【前半だけで14回ビルドアッププレーミスが発生、後半大幅改善しても8回発生】し、前半は、驚く事に、その全てが相手ボールに渡り、そのまま「カウンター・決定機・シュート多発」となった訳です。
実は、福岡のハイプレスでのロストは、僅か2回で、福岡攻撃の大半が、「コンサ・ビルドアップ(自陣ゴール近く)でのパスミス・ドリブルミス・キープミスによる、福岡ボール奪取」だった、との点です。
詰まり、決して、「福岡のハイプレス・攻撃」により崩されたのではなく、ほぼ全てのケースが、自滅ミスによる「大リスク」発生だった、とのポイントです。
実際、個々選手別ビルドアッププレーミス回数をカウントすると、
駒井 前半4回 後半1回 計5回
宮澤 前半3 後半0 3
荒野 前半3 後半2 5
岡村 前半2 後半3 5
中村 前半1 後半1 2
馬場 前半1 後半0 1
菅野 前半0 後半1 1
駒井・荒野・岡村、宮澤が、原因選手で、中村・特に馬場はよくやっていたとの証明数値です。
「ビルドアップの不安定さ=ミスプレー数の多さ」だという事で、
今日は、福岡のシュート精度の極低レベルで、失点を免れた「幸運無得点」でしかありません。該当選手の「責任と特別訓練の徹底」必至です!
※大腿部故障のままの「宮澤」をボランチ起用し、中盤攻守とビルドアップ・最終盤守備を任せるのには、余りに酷で、無謀です。今日も、福岡の狙い部分は、「馬場」への岩崎アタックと、「宮澤」最終ライン時、紺野・ウェリントン攻撃でした。無理ですね。 宮澤の正しい起用法は、「勝勢時の最終時間帯、勝利の締め括りプレー」起用だと思います。
2⃣収穫は、後半・投入選手「ミシャの試合後コメント」に倣えば、「攻撃能力を持つ選手」達の威力!
武蔵・長谷川・浅野・青木、そして、田中克幸は、福岡選手を超えたプレーを再三に亘り、実施していました。
驚きは、田中克幸で、83~96分の僅か13分間で、「プレー回数13回、その内11回成功プレーで、成功率84.6%の驚異的高成功率」を披露しました。華麗で、強く、精密プレーは、現在コンサを強力に救い上げる救世主との期待一杯、となりました!
3⃣選手コンディションは、一端改善に向かったかと思いきや、真逆で「好調~大森・本日相手選手交錯で故障近藤・高木駿」の離脱は痛過ぎです。
本日試合後半途中出場選手の次戦スタメン起用は、確定的となりましたね。
特に、故障交代とは見えなかった「中村」は、プレー精度は通常以下で、普段と真逆のパスミス多発、プレーの切れと推進力、ゲームメークパスも不発でした。「メンタル」だと思いますが、ダイコク柱トリオの一員として、次戦・活躍復活を期待します!
4⃣最後の課題は、いつも通りの「シュート低精度プレー」です。
ここは、選手意識・認識が根幹ですので、個別選手・責任領域で、「責任を以て、自己反省・認識と根本改善努力・励行」を迫ります。
本日個別選手シュート内容は、
本数 枠内 枠内率% 得点 評価
青木 2本 2本 100 0 〇
武蔵 2 0 0 0 ×
長谷川 1 1 100 0 〇
岡村 1 0 0 0 ×
チェック1 0 0 0 ×
小林 1 0 0 0 ×
浅野 1 0 0 0 ×
駒井 0シュートタイミングに打たない××
馬場 0 同 ××
近藤 0 同 ××
※合格選手は、たった2選手のみで、これでは、どんなに決定機数を
作ろうが、得点獲得不可能状態で、該当選手の自己責任意識・認識
の問題ですね。
この様に、試合ポイントは、4項目に絞られています。
次戦までに、改善・克服し、完勝・勝点3奪取を図りましょう!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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