〜進化〜144)後半戦開始・次戦C大阪戦〜勝利への展望は?ー①

2023年06月21日

 コンサ全体の、①チームマインド・メンタルの強化、②ミシャ・選手の目指すもののランクアップとそのための練習、課題・ポイントを指摘する、前々・前ブログの連記を前提に、
ここからは、具体的な後半戦への対策・準備に移りましょう。
[後半戦・コンサ大進撃の連勝連続]のため、その起点となる「初戦・次戦C大阪戦勝利」が必要です。

そのための具体的な対策と方法、準備検討です。
1.対策チーム「C大阪」現況
 現在の戦績は、
順位6位 勝点29 9勝2分6敗 得点23失点19得失差+4
昨季・同節では、
順位6位 勝点26 7勝5分5敗 得点24失点18得失差+6
ほぼ同一戦績で、唯一[引き分けが、勝ち試合にアップして減少]とアップし、勝点3差アップしています。
因みに、コンサは、
順位8位 勝点26 7勝5分5敗 得点38失点32得失差+6  と、
僅差に付け、次戦コンサ勝利なら、勝点同一・得失差で上回る順位逆転となります。
直ぐ上のチームを直接対戦で食っていく!とは、正に、「渡りに船」「望む所」との対戦で、その分、その勝敗は重く、価値の高いものとなっています。

C大阪は、昨シーズン、リーグ5位、ルヴァン準優勝との結果は、小菊監督スタイルの成果と課題を表し、連動した守備から試合主導権を握る戦いは出来たが、インテンシティの高いチームに苦戦、ラスト15分失点数リーグ最多と、課題が明らかとなったシーズンでした。
そして、迎えた今シーズンは、更なる上位・優勝争いを目指す、との方針から、
シーズン前、選手層整備は、
得点力拡大なため、J2・10得点藤尾、J1・11得点レオ・セアラ、カピシャーバ、ジョルディ・クルークスのサイドアタッカー、香川真司、大迫塁という新旧MFと、攻撃選手加入で、急上昇を図る。
長期離脱予想の清武の懸念も、発展途上若手、J2からの中堅、頼れるベテラン層と抜群の選手バランスを誇るもの、との大きな期待で、シーズンスタートでした。
しかし、
シーズンスタート期は、
1勝2分2敗 得点6失点7〜平均得点1.2・平均失点1.4と、得点力拡大も、堅守継続も、失敗するスタートダッシュの失敗。
その後も、なかなか急上昇とはならず、
最近5試合になり、やっと、
4勝1敗 得点8失点5〜平均得点1.6・平均失点1.0となり、現在順位まで上がったもの。

昨年比は、
[スタッツ]
試合平均 走行距離 スプリント
2022       114.4km    181回
     (4位)         (9位)
2023       114.2km    114回
     (11位)       (16位)
※走行距離は同値でも、リーグ相対では、大幅転落で、リーグ下位レベルに低下。
スプリントは、深刻で、最下位レベルに転落しており、走量とスピード、球際は、大幅低下の実績値です。
今シーズンは、[走れないチーム]となりました。
その最大の悪影響こそが、前シーズンからの課題、[インテンシティ高いチーム対戦苦戦]の原因〜「球際勝負負け]で、今シーズンも、そのまま継続しています。

[攻撃]
試合平均 回数 シュート 得点 決定率
2022      119.4    13.5	 1.3     9.6%
     (6位)    (4位)    (9位)    (11位)
2023      120.2    10.7	 1.2     11.6%
     (9位)    (14位)   (7位)    (6位)
※攻撃回数・シュート数大幅低下は、ゲームメーク力ダウンを証明。しかし、シュート精度=決定力アップ・リーグ上位により、得点はやや低下程度で、順位アップとなっています。
シューター=ストライカーの個々能力を依存しており、それが、ストロングで有り、当該選手不在時大幅低下のリスクともなっています。攻撃力全体は、間違い無く低下傾向で、当初想定とは真逆に進行する、混迷シーズン、と言う事が、証明されています。

[守備]
試合平均 被回数 被シュート 失点 被決定率
2022         115.7	12.0         1.1       9.1%
     (8位)      (9位)    (10位)   (5位)
2023        119.0	12.2         1.1	    8.7%
    	  (7位)     (10位)   (12位)   (6位)
※守備数値は、全項目同値で、前年守備力継続。しかし、全項目が、リーグ中位レベル値であり、堅守には未達で、唯一、リーグ上位の被決定率=GK・キムジンヒョンの個別能力に依存し、失点を止める、との体制で
チーム力による守備では無く、優秀GK個別能力によるもの。攻撃での、シューター・シュート決定力に依存と全く同一内容で、監督能力とスタイルが証明される数値となっています。

攻撃・守備共に、突出選手依存型チームで、ストロングも、ウィークもそこに有ります。

その最たる証明数値が、
得点ランキング
   選手   得点 決定率
2022 加藤   6点	10.9%   
  パトリッキ 5	  13.5%
  タガート	 5	  13.5%
   山田   4        16.0%
   乾    3        42.9%
2023  ⑰節・半分時点
  レオセアラ 6         12.8%
   奥埜   3         20.0%
   上門   2         28.6%
   加藤   2	  25.0%
   為田   2	  15.4%
※今シーズンは、シーズン半分時点で、既に、前シーズン得点王加藤得点に達しています。
レオセアラの得点力が傑出し、続く、奥埜・上門・加藤の決定率の高さの4選手頼みです。
但し、シュートプレー数とは乖離し、
シュートプレー数ランキング
      総数	成功率
レオ セアラ	47	12.8%
毎熊 晟矢	20	5.0%
奥埜 博亮	15	20.0%
香川 真司	14	7.1%
為田 大貴	13	15.4%  と、高決定率・得点実績の個別能力に応じたシュートプレーとは乖離し、低決定力選手の、シュートムダ撃ちが実態。
レオセアラを抑えれば、得点力は、半減以下となります!

潜在力は高いチームですが、個別能力依存が随所に有り、走力や球際強度を競う現在J1リーグでは、力負け必至ですし、戦術強度の弱さ、リアクション型主体では、リーグ上位到達も、一瞬でしか有りませんね。
狙い所一杯、満載のチームです!

〜長くなりましたので、大変申し訳ありませんが、
 2.コンサ対戦対策予想は、次ブログとします。
 よろしくお願いします。
 〜 次ブログに続く。


post by yuukun0617

14:17

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