2023年06月10日
本日、コンサはリーグ上位対戦にも匹敵する「難しさとこれまで戦績」の、
超苦手・アウェイ鳥栖戦、を迎えます。
対戦相手チームの前に、アウェイ・鳥栖の、試合環境のハードルを克服する事が必要と、ミシャから指摘がリリースされています。その「試合環境」に負け[試合内容低下]を懸念との事で、前シーズン5失点の大敗試合は「16℃・晴れ4月試合」でしたが、本日試合は「30℃・晴れ」で、札幌との気温差15℃となりますが、パフォーマンスを低下させず、通常チーム力を全開させる試合を目指す、との決意表明でした。
鳥栖対戦の根幹は、環境差問題では無く、[走力勝負での大差負け]です。
チーム2023実績値対比では、
鳥栖 コンサ
順位 試合平均 試合平均 順位
総移動距離
(1位) 122.767km 111.946km (17位)
相手との移動距離差
10.8km
スプリント数
(8位) 130.9回 122.0回 (15位)
相手とのスプリント数差
8.9回
走り負け、スプリント負けで、コンサは戦術ポジショニングも失敗し、戦術破綻し、組織プレーも途中停止だらけとなり、個別単独プレーvs鳥栖組織プレーとされては、完敗しか有りませんでした。
試合環境差は、確かに関係しますが、それ以上・勝負の大半は、[走り勝負・スプリント勝負・球際勝負]に尽きます。
今シーズン・ここに来てのコンサ大躍進の根本理由は、多数シュート決定機を作り出す、[最適ポジション取り実現とする走力、マッチアップで突破する走力、いち早く予想想定ポジションを取る走力]上昇による「走り勝ち・適正化」です。
本日試合の最大ポイントは、[走り勝ち]を果たす、その実現を果たす[強固なメンタル〜強い意思と意識、チーム一体全員全面共通実践を果たすメンタル、勝利のメンタリティ]の実現で、その達成を後押しする分厚く強烈なサポーター力に有ります!
本日試合は、鳥栖布陣は、今シーズン多様フォーメーションの中から、完全マッチアップとなる【3-4-2-1】同型を選択するでしょう。
即ち、<完全マッチアップ・マンマーク>同型スタイルが極めて濃厚です。
今シーズン最多フォーメーション[4-2-3-1]か[4-1-2-3]なら、マッチアップ・人数溢れで、コンサスタイルに有利、突破ターゲットも容易となりますが、[マンマークプレス]守備多用の鳥栖川井監督なら、想定同型フォーメーションで、完全マンマーク・マッチアップで、コンサスタイルを制約、阻止する狙いでしょう。川井監督は、リーグトップ運動量チーム力から、走り勝ち・球際勝ちにより、[個々1:1・マッチアップ]に大きな自信を持ち、本日試合もその前提からスタートしている事でしょう。
確かに、今シーズン走力対比データのままならば、
[走力比の不足]から、局面負けとなり、更に、通常試合以上に「エネルギー・フィジカル消耗が激化」となり、コンサフィジカル切れ・更なる走り負け格差拡大との展開は、必敗濃厚となります。
これまで対戦の苦戦連続の理由・原因が、走力勝負→走り負け→戦術機能低下→更にマッチアップ負け加算→フィジカル消耗によるパフォーマンス能力喪失→大敗、との経緯をなぞってる敗戦パターンでした。
しかし、そここそが、本日コンサの勝利ポイントとなります!
即ち、現在のコンサ≠過去のコンサで、全く別次元チーム戦力に進化しています。
最直近リーグ戦・柏戦では、総走行距離119,676m、スプリント134回を叩き出し、リーグ上位ランクに変貌しています。詰まり、[走れるチーム]に進化している、との変化です。
更に、交代選手レベルが、トップメンバーレベル選手揃いとなり、途中交代による、走力低下は無く、寧ろ、走力上昇!ともなります。走り負け・消耗によるフィジカル切れは、既に過去の試合内容です!
また、注目のチーム得点力はシュート精度・リーグ2位まで向上させ、圧倒的なレベル到達との評価ですが、当然、それだけで無く、その前提個々プレーの大変貌・急成長が、産んだもので、リーグで、[対戦マッチアップ勝率]は、リーグトップレベルに到達しているものです。
単純、マッチアップだけなら、撃破・打破、少なくとも、拮抗勝負となり、唯一弱点だった[コンサ左CB脇エリア]も、中村急成長で解決し始め、[完全マッチアップ上等!]。むしろ、望むところだ!ですね。
本日鳥栖戦は、今節リーグ対戦の中でも、稀に見る激しい試合内容必至ですが、[勝利のメンタリティ〜相手より多く得点奪取で勝利!より多く得点奪取!]の発露・披露となる、「コンサ完勝パターン」勝利を掴む試合です!
総力結集し、鳥栖のコンサ完勝を支えましょう!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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