2023年06月08日
昨夜の、ミシャの試合目的は、表明は有りませんでしたが、
[サブメンバーの実戦テスト、特に、勝利のメンタリティ]だったと想定します。
その事は、「選手交代のタイミング」で明らかに読み取れますね。
と言うのは、
「サブメンバーが『勝勢=複数得点差を獲得』するまで、交代を待っていた」との采配で、
[サブメンバーが勝勢獲得をやり切る力]・[そのメンタリティ]を証明するまで、
じっと待機、交代を堪えていた、とのスタンスでした。
具体的には、
後半8分ゴニ、17分深井の2得点奪取で、スタメンのサブメンバーに、合格点となり、
18分3名〜西→中村、スパチョーク→中島 大嘉、宮澤→岡村
32分〜深井→菅谷 ・・チーム最年少試合出場更新
42分〜ミラン→小野 伸二 ・・ 観客サービスも兼ねて
と、更なる若手登用と、試合を締め切る主力一部投入の選手交代としました。
試合総括では、
「サブメンバーでも、勝利のメンタリティにより、勝利を獲得」試合と言えますが、
前半の出来は、ミシャからHT指導の通り、
「走る・闘う」不足・相手チームを上回るパフォーマンスに大きく未達で、且つ、シュート精度・決定力不足で、相模原がやや上回る試合内容でした。
HTで、ミシャからかなり厳しい「パフォーマンス不足・不徹底」を指導され、後半開始直後から、すっかり走力・スプリントが上昇し、相模原を圧倒し、決定機に複数辿り着く局面に到達する中、先制・追加点獲得し、複数得点差の勝勢獲得で、そこで、サブスタメンから、中村・岡村で、試合を締め、決定付けるポイントと、中島の若手登用との、選手交代を始めたものでした。
「サブメンバー」の前半こそ、「サブメンバーのメンタリティの脆弱性と不足」、後半開始直後から圧倒時間帯は、「サブメンバーの本来能力発揮となり、勝利のメンタリティを獲得し実践したメンタル強化」となり、
昨夜「勝利の要因」でしたが、具体的には、[シュート精度の差]が、試合を成否させる、事となったものでした。
しかし、試合後スタッツは、
シュート コンサ16本 相模原16本
枠内数 3本 0本
前半0・後半3
得点 3点 0点
FK 9本 15本
CK 3本 3本
これだけからは、どちらが優勢か全く不明で、FK数は相模原優勢となっています。
しかし、枠内数の差がそのもの、得点差となった、とのスタッツです。
相模原のシュート枠内数0は、勝利の可能性がゼロだった、と言う事で、試合結果、勝敗の分岐点でした。
これに、支配率を推定値で加味すると、
支配率 55% 45%
ボール支配は、ややコンサ優勢も、前半低迷の根幹が、[シュート枠内数0]が原因であり、後半挽回の原因が[シュート枠内数3]で、そのまま得点実現となったもので、
サブメンバー試合の最大ポイントが、走る・闘うと同時に、
「シュート精度」に尽きる、と言う事が、綺麗に証明された試合でした。
最後に、問題の各選手シュート内容一覧を記載します。
選手 シュート 枠内 得点 評価
ゴンヒ 4本 1本 1点 △
深井 3 1 1 ○
ミラン 3 0 0 ✖︎
チェック 2 0 0 ✖︎
菅 1 0 0 ✖︎
田中宏武 1 0 0 ✖︎
中村 1 0 0 ✖︎
中島 1 1 1 ○
リーグ戦のトップメンバー・シュート内容とは大きな差が有ります。
直近リーグ戦では、✖︎評価は、シューターの10〜20%で、○評価選手が大半ですが、
サブメンバーでは、
シューター8選手中、○2・25%、△1・12%、✖︎5・62%で、
「シュート精度改善努力・トレーニング不足、そもそも意識・メンタル脆弱」が、逆証明された試合でした。
サブメンバーは、シュートトレーニング必須!!ですね。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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