〜進化〜161) 次シーズンへ~戦力構築編②

2021年12月17日

ここ最近のストーブリーグ・選手争奪戦は、ここ2年間に比較すると、極めて低調な出だしで、移籍の主体が、①年齢等、フィジカルと将来性のハードルでフルイに掛かり、引退や若手への入替に伴う
 [ベテラン層放出]。
 今シーズン、ハイプレス全盛や球際強度重要視もあり、リーグフィジカルが急上昇となり、走力とスタミナ量の必須条件は益々加速される現況で、この傾向により、選手構成再構築が完了するまで、ベテラン層の大量放出・下層カテゴリーへ移籍・引退加速が進行します。
②海外での感染再拡大、オミクロン株爆発開始のコロナ禍は、昨シーズンのシーズン当初合流困難の再現回避から
 [新外国籍選手獲得断念]と、海外選手市場が希薄となり、その結果、国内・外国籍を問わず、現在在籍の
 [国内若手・中堅選手争奪戦激化]。今シーズン在籍等の今年日本入国歴保有選手は、一定の入国待機措置のみで入国許可となり、僅かな制限のみで日本再入国が可能で、現在選手争奪戦の主役となります。しかし、その反面、選手家族等の入国困難や日本合流機会喪失で、家族等との触れ合いも希薄となり、ホームシックや各種家族状況変化から、最早海外チーム在籍を断念し、
 [帰国や自国チームへ帰還となる選手]も多発し始めています。
③②[国内若手・中堅選手争奪戦激化]の結果は、
 [下層カテゴリー・活躍若手有望選手のカテゴリーアップ・昇格若手有望選手]多数と、
 [他チーム・活躍若手有望選手の強力移籍オファー]となって、現実化しています。
④若手有望選手の候補選手を複数保有により、次代の若手有望選手発掘・育成直結となる、
 [アカデミー昇格、高校・大学有力選手の積極獲得]。

この4パターン移籍が大半で、
一番の基本戦略は、
海外選手移籍による選手保有構築活発化を断念し、国内在籍選手を基本とし、チーム根幹は、[現在自チーム在籍選手の保有継続]=【現有戦力・選手流出阻止】となっており、
来シーズンは、
<大きな戦力転換や拡大のチームは「極僅か」となり、【現有戦力の継続と成長次第】との展開が必至>、
となりました。
 そのため、各チームでは、複数年契約選手を拡大し、オファー時に[移籍金発生]契約として、流出阻止対策が大きく推進し、併せて、複数年契約による[年俸額変動]を安定・予算化した経営安定化も果たしています。
更に、この契約形態変化は、選手保有戦略の変化を産み、<複数年在籍となりその間の【選手能力上昇=成長】がそのまま[チーム戦力上昇]となる>との構図がより重要化し、【チーム育成力が、チーム戦力構築の決定要素となる】構図となるものです。
詰まり、
<若手有望選手を多数保有し、
確実に急成長する過程こそが、強力チーム戦力構築となる>、との戦力構築・選手保有の戦略が、本流となるシーズンの到来、と言う事です。
我らが、コンサは、既に、間違い無く、リーグトップレベル・水準であり、来る来シーズンから、その結果・戦績を現実とする未来は明白ですね。

さて、現実の移籍市場では、
[降格クラブと下層カテゴリークラブ]が、若手有望選手や主力クラス有力選手の供給元となり、併せて、
[各チームベンチ外やサブ選手]も有力供給源となります。
その一形態である[レンタル選手]も狙い目となっています。

我らがコンサでは、
ジェイの引退以外、③若手有望選手強力オファーが続出するも、サポーターも含めたチーム一体力とチーム魅力により、全件無事流出阻止に成功して、チーム全選手契約(更改)を昨シーズンに引き続き、達成。
現有戦力の堅持・保持となっています。
又、④ [アカデミー昇格、高校・大学有力選手の積極獲得]も、田中宏武の来シーズン加入、西野翔太来シーズン昇格と、着実に実施し、更に、大学組で急成長中のコンサ育成出身選手は3〜4名が候補・対象となり、更に広く、練習生として、チームテスト済候補も保有しています。

更に、追加戦力の上積みを狙い、チーム最大課題「シュート決定力改善」に直結する、【浦和・FW興梠移籍正式オファー】を実施した事がマスコミ報道となっています。ジェイで穴が空いた、決定力・得点力保有FWの獲得となり、直接、リーグトップ決定機構築力を得点獲得と現実化する[得点急増]で戦績アップに直結しますが、獲得の狙いは、これ以上に得点倍増を狙ったもので、シュート決定力の具体的ノウハウの宝庫である興梠慎三の能力により、全選手への技術・認識理解・メンタルの全般に亘る<シュート指導と改善>を図る、との目的によるものです。
別に、元広島FW・レジェンドの佐藤寿人の、ミシャからの直接「指導者育成」も目的とした、コンサ・コーチ陣加入もあり得る所です。そのどちらでも、その両方でも、コンサシュート決定力改善のチャンスが到来するものとなります。
更に、別情報では、ブラジル辺りを中心に、若手有望や即戦力外国籍選手獲得も狙っているとの事。新外国籍選手獲得には、コロナの高いハードルは有りますが、プラス@として、シーズン途中での上積みとなれば良い、との考え方から、継続交渉中、と言う事。

一方、コンサから、他チームへのレンタル中選手は、
○若手選手の試合出場機会を求め、実戦体験・経験値積上げによる、個別能力急上昇を求めた[育成指向]レンタル
・檀崎千葉レンタル〜出場機会には程遠い現状で、育成効果は、コンサ在籍選択より高いものとはなっていない。これまで、折角オーストリアレンタルでの成功の育成継続も果たせず、レンタル継続効果は皆無で、
<現レンタル継続はあり得ない>もの。コンサへ復帰か、別チームへのレンタルかの選択。コンサレンタルバックで、コンサ在籍でトレーニング徹底により、個別能力上昇を図り、シャドーとサイド狙いで、大きく成長を図る、との選択がベストと想定します。
・岩崎昨シーズン湘南→今シーズン千葉→鳥栖レンタル〜複数チームへのレンタル連続実施は、コンサ在籍時の戦術理解レベルとメンタル面のマイナス要因により、自チームでは無く、別チームでの育成選択とされたもので、一方では高い潜在能力評価で将来性を認め、コンサ以外チームでの成長と能力開花を図る意図によるレンタル、と推測されます。コンサ在籍時のマイナス要因については、鳥栖でのマスコミコメントで、本当は、自己プレースタイルへの自信・固執により、「コンサ在籍時は、頭打ち状態で、どんなに努力しても試合出場機会を掴めず、五輪候補から脱落、との苦しみ経験」として、報道されています。現在在籍の鳥栖では、監督との相性も良く、本人の精神的な成長も有り、途中試合出場の機会を掴み、更に、得点獲得やゲームメークに絡んだ積極プレーを実現し、シーズン最終盤でチャンスを掴み始めた所です。しかし、現在の所、レンタル継続や完全移籍へ移行との、鳥栖からのオファーの表面化は無く、そのままならば、レンタル期間満了で、コンサへの復帰か、別チームでのレンタルか、コンサ契約満了で流出候補、かの選択となります。
小柏やチャナティップ・青木と、プレースタイルはダブり、この中では、最下位順位との評価となり、試合出場機会は、未だまだ遠いですが、五輪シーズンも終わり、純粋にトレーニング徹底により、小柏クラスのスピード選手もあり得る有望選手として、コンサ復帰・在籍の上、リーグ最高戦術で能力成長を図る事に、納得・積極理解のメンタル成長を果たしていると考えます。コンサレンタルバックが最適と考えます。
・藤村山形レンタル
 濱富山レンタル 〜残念ながら、出場機会に届かず、個別能力の大幅成長・育成の効果は乏しく、レンタル先チームからの、レンタル延長や完全移籍オファーも乏しく、レンタルバックか別チームへのレンタル継続、契約満了放出の選択となりそうです。コンサでの必要性も低下して、このままだと、別チームへの移籍が無ければ、契約満了が濃厚の現状と推測するものです。
・ガブリエル福島レンタル〜コンサ初のアフリカ地域選手で、同地域選手が在籍の福島に預け、日本生活とサッカーは、初期導入となる意図でのレンタルで、試合出場には程遠く、どこまでその目的通りに、日本定着が進んだか全く不明です。推測するに、レンタルでも、選手年俸は、コンサ負担とも想定され、もう1年の限度付きで、レンタル延長が望ましいですね。
○中堅選手の試合出場機会を求めたレンタルーその後成功すると、完全移籍オファーは想定される内容。
・中野嘉大鳥栖レンタル〜今シーズン・J1リーグの目玉となった、シーズン前降格候補の鳥栖のリーグ7位躍進の立役者の一人が中野嘉大で、左サイドハーフで、攻撃起点・ゲームメーク、前線への攻撃参加で、攻撃起点-展開-フィニッシュの全てに絡む大活躍で、完全に連続スタメンを掴み取り、来シーズンの必須主力メンバーとして、強い完全移籍オファーが有り、推定では、コンサとの契約年も更新期で「移籍金無し移籍」が可能となり、本人への契約内容にも相違となり、本人鳥栖残留意向も強く、両チーム了解で完全移籍締結、と推測される所です。見事に、活躍の場を掴み、これから益々の活躍を素直に願い、送り出す完全移籍となりますね。
・白井京都レンタル〜試合出場機会を求めたレンタルでしたが、"難波のロッペン"の看板通りの活躍を見事に果たし、ほぼスタメン候補として、京都J1昇格の原動力の活躍を果たしました。プロ入りした湘南で薫陶を受け、チルドレンとなった現監督との相性も抜群で、その鋭いサイド突破力評価から、京都の評価は相当な高さは間違い有りません。本人の意向は、京都残留の想いはかなりの強さと推測される所ですが、コンサ複数年契約で移籍金発生となり、年俸プラス移籍金の選択から、現時点で、京都からの完全移籍、レンタル延長のオファーについての、マスコミ報道は出ていません。その推測通りとすると、コンサへのレンタルバックの可能性が高そうです。コンサでの試合出場機会順位は、ルーカス・菅・青木・金子の次の、5番目でその後、柳・田中宏武・檀崎と続き、且つ、ダブルポジション以上のポリバレント・複数ポジション可能能力を求められるコンサで、<サイド専門>の単ポジション選手の出場機会は低下してしまいます。本人のためには、求められる出場機会の多いチーム〜ここでは、京都への移籍が望ましい、との想定ですね。移籍金額を下げ、移籍締結を可能とする様な配慮は、経営上は有り得ませんが、相思相愛の状況を鑑み、温情主義も良いのでは、と思いますね。
・最後が、問題の、ミンテ名古屋レンタル〜今シーズン後半過ぎの途中レンタルで、最終DFラインが、主力メンバー離脱で崩壊し掛かった名古屋より、強力オファーで実現し、今シーズン新戦術でのプレーミスによる失点で、スタメン出場機会を喪失状態だったミンテへ、タイトな対人守備と、高さとスピードと高い運動量を持つ即戦力DFの助っ人レンタルとして、移籍直ぐから、スタメン定着し、得点実績も重ね、すっかり、堅守の名古屋の主軸DFに定着。徹底堅守追求の監督フィッカデンティの信頼を集め、当然、マスコミで、レンタルから完全移籍へオファーとの報道が出ています。間違い無く、完全移籍オファーが出されている事でしょうが、コンサ複数年契約による移籍金発生、本人は、突発的なシーズン途中レンタルのお助け型だった事から、コンサへの愛着と復帰意向を強く、現在とことん悩んでいる所です。コンサから、宮澤の代替DFはミンテしかおらず、ミンテ不在時には、高嶺の非常代替策も取ったが、ミンテには程遠い内容で、強くレンタルバック要請をしています。西野翔太が、CBとして、コンサ守備陣中軸となるまでの期間は、ミンテがコンサ              守備の中核となる構想は、不変です。名古屋からのオファー額に負けない契約改定・更改で、しっかりレンタルバック、コンサ残留確保を図るものです。

この様に、選手層の拡大、戦力向上の現状となっている所。
興梠獲得、レンタルバック成功、新たな有望選手獲得と、これから楽しみが待っていますが、
最大の懸念材料は、

ノノ社長流出・クラブ構成再構築、、、である事は、間違い有りません。
その影響で、クラブとして、来シーズンのキャンプ設定やチーム活動予定不明など、立ち遅れ、不安項目が増加しています。


post by yuukun0617

15:01

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする