2021年09月13日
本日は、累積疲労過多の中、完オフで賢明に心身疲労回復・リフレッシュに取り組んでいる所です。
ここで、チーム激震となった<福森離脱>見通しについて短ブログです。
今回、FC東京・東のスライディングタックルが、立ち足となる右膝に入り「右膝内側側副靭帯損傷」と9/11公式リリースでした。因みに、ファウルも、当然、イエローも出されず、当試合は、笠原主審のレフリングが不安定で、接触時に倒れないコンサプレーに、FC東京へのファウルを取らず、簡単に・意図的に倒れるFC東京プレーに、コンサファウルとする、又、PA内接触のPK判定で、コンサ不利判定多数が問題視された試合で、その中での損傷でした。不安定レフリングは、別件として問題検討ですね。
今回故障の見通しですが、
先ず、故障内容は、
既に、Jリーグ全体、今シーズンで、26選手で同一故障が発生しており、リーグの故障で、圧倒的「最多」故障です。より激しく、強い当たり、球際の厳しさを追求する各チームで、足の膝箇所は、衝突を受けやすく、部分箇所の強度も低い、「故障しやすい部位」でおり、多数故障となる事は想定されます。
そのため、イエローカードで、足を上げたり、足裏のスパイクを高く上げたタックルは、危険タックルとして、禁止プレーとしていますが、実戦では、しばしば発生してしまう故障です。
故障選手には、清水・カルリーニョス、鹿島・上田綺世、清水・中村慶太、川崎・小林悠、琉球・上里一将、松本・前貴之、C大阪・清武弘嗣、そして、我ら・中野小次郎などですが、注目は、清水・カルリーニョスで、実は、4/22発症・全治4週間、8/10発症・全治6週間と、W発症していて、故障箇所は治癒しても、やや弱体化していて、同一箇所へ、より軽い衝撃でも、最発症、との特徴が有ります。日頃のトレーニングと、実戦での注意が大事となります。
26選手の復帰まで日数は、以下の通りです。
①軽度・・3週〜6週
②中度・・6週〜8週
③重度・・3ヶ月〜7ヶ月 と、故障度合いにより、大きく変化します。
今回故障を画面で確認すると、骨折や他部位も故障の重度までには至って居らず、①軽度か②中度と見えます。
復帰は、早いと、4週目・10月中旬、平均で、6週目・11月上旬と想定します。
都合、7〜8試合の欠場でしょう。
この間、福森ポジションの代替が、ポイントですね。候補は、3選手です。
①前試合の[菅]起用は、高さ以外は、福森守備力以上の、スピードと運動量で、安定した守備で、C大阪・右サイドのストロング・代表選手「坂元」をマンマークし、殆ど機能・活躍を封じました。スピードがストロングの坂元阻止には、対抗するスピードが必要でしたが、福森以上に嵌められたマンマーキングに成功しました。スピードにより、サイドでの突破・クロスを攻撃パターンとするチームは多く、充分対抗する能力が有ります。問題は、ロングボールのハイボール対策ですが、DFセンターが担当すれば、カバー出来ます。攻撃面は、偽SBスタイルの左サイドラインからの、ビルドアップ・長短ゲームメークパスは、福森の天才精度には劣りますが、戦術理解・意識は高く、ややアバウト気味でのパス出しは出来ていました。更に、攻撃参加は、お手の物で、福森以上の攻撃参加力、守備ポジションと攻撃参加間の上下動スピードと、運動量も問題有りません。
②[高嶺]起用は、福森突発交代時の定番で、経験値が高く、安定しています。守備力は、高さは限定的で、ハイタワーFWを単独阻止は難しいですが、周り選手のサポートで対応可能です。一対一勝負は、福森以上の守備力で、安定します。一番のストロングが、精度の高いビルドアップパス、特に、ロング・ミドルでもパス精度が下がらないパス能力で、システム可変の時間無しで、効果パスが出せますね。今後、宮澤同様、一段下がるCBコンバートもあり得る守備と攻撃能力です。
<高嶺・左CB〜福森・ボランチコンバート起用>は、より攻撃力を上げ、守備を安定させる方法として、検討課題と思います。
数少ない課題点が、偽SBポジションからの、ビルドアップ・ゲームメークパスは、経験値が無い事も有り、何故か、精度が下がってしまいます。経験もトレーニングで解消しますが、現時点課題点です。又、攻撃参加のスプリント、運動量、スピードは、菅や青木やルーカスよりは下がります。コンビネーションも現在は、低レベルですね。
③[中村洞爺]抜擢は、僅かな、途中交代起用実例時、守備と攻撃能力が、①②パターンに、かなりの大差が現実でした。レンタルでの成長トライ、チーム内トレーニングを重ねていますが、簡単に到達は難しいものです。現在の宮澤君臨、田中駿太と高嶺の実績、岡村と柳の可能性、レンタル中のミンテ成長、と越える壁は多過ぎ、7番手はキツいですね。
結論は、第一候補が、①菅起用、次に、②高嶺、となります。
早い、復帰を祈り期待し、それまでは、代替選手の、能力拡大必至の成長ともなり、しっかり、攻守のプレーをやり切る姿を応援、期待していきたいですね!
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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