2020年10月20日
前節の鮮やかで、チームに自信を取り戻させた勝利から、次節・第24節・横浜FC戦は、残る終盤戦での目標への第2クール3試合の初戦です。
あらためて、終盤戦目標とステップは、
<2020終了時点でチーム力上昇~その証明こそが、ラスト4連勝にてシーズン終了>を目標として、4ステップを前進し、
(1)クール 10/10・湘南H~10/14・名古屋A~10/18・鹿島H
(2)クール 10/24・横浜FC~10/31・G大阪A~11/3・川崎A
(3)クール 11/11・FC東京A~11/14・鳥栖H~11/21・清水H
(4)クール 11/28・広島A~12/5・C大阪H~12/12・大分A~12/19・浦和A~「ラスト4連勝」~でシーズン締めくくると設定。
各クール毎「チーム力上昇ステップ・到達目標」は、
全クール〔新戦術「マンマークハイプレス」フルタイム実施〕を追求、
2021開幕時点チーム構築を目標として
(1)クール・・チーム中軸選手選定にてトップチーム再構築・選定
(2)クール・・各ポジション毎「第1・2順位」20名選定となります。
詰まり、ここからの3試合目標は、
チーム構築での、第1クールで起用テスト・選出の候補選手から、第1・2順位で、20選手を並べ直したAチームを構築します。
第1クールの結果、ベテランの宮澤・福森は、その低パフォーマンス・失点起因プレーから、一瞬、スタメン脱落も匂わせるミシャ・ノノコンビ・コメントがあり、その効果絶大で、前節鹿島戦で、それまでの数試合の低内容評価と失点起因の連続指摘を、少なくとも、イーブンレベルまで上昇・改善する高パフォーマンスで挽回し、その結果、この3試合起用した全選手が、Aチーム候補となりました。ベンチ入りするも、実戦未起用選手は、準Aチーム候補で、正メンバー評価は獲得出来ていませんし、更に、ベンチ入りも無かった選手は、当面、Aチーム候補入りは遠のきました。
どちらも、今シーズンでは、残されたトレーニングの中でのアピールしか有りませんので、トレーニングで目立つレベルパフォーマンスに全力全霊を傾ける事が、これからを左右する重大局面です。
試合前の準備トレーニングが、現在のトレーニング目的ですが、Aチーム候補漏れ選手団には、そんな甘い状況は無く、チームでの立場・存在に直結する重大事態ですね。
試合起用への選手間競争とは別に、チーム所属・契約更新を賭けた「自己との競争」が佳境となり、どの選手も負けずに、来シーズンを勝ち取る、掴み取って欲しいですね。
それは、Aチーム候補選手でも、自己課題が明確にも拘らず、正しく意識・認識し、その改善に取組み、改善結果を出す事が、Aチーム候補存続の条件で、真摯で賢明な努力を僅かでも欠いた瞬間、Aチーム候補から脱落します。残りシーズンの、選手モチベーションが問題、とのコメントは、全く現状を理解して居ません。そんな甘い意識認識選手は、居る筈なく、仮に居たら、即座に、チーム外転落必至で、全選手、トレーニングでも、サッカー選手としての人生・その成否と未来をきっちり、問われ続けられている残りシーズンです。
そんな条件下で、残シーズンの第2クール・初戦第24節横浜FC戦展望です。
1.対戦チーム「横浜FC」現況
現在戦績は、
順位13位 勝点24 7勝3分13敗 得点28・失点43・得失差△15
J1リーグ昇格シーズンとしては、許容範囲想定の順位で、J1最下位ランク資金力チームとしては、チーム保有戦力以上の順位・戦績が実現出来、更に、大幅チーム若返り化も強力に推進し、未来への投資・準備が出来た良好シーズンです。
シーズン当初は、選手保有が、毎年続いた主力流失は防止し、有望若手選手新規加入で、選手層は強化するも、ベテラン有名選手の主力化で、過密日程・夏場シーズン、更に、その後のコロナ中断による過密日程での、チームフィジカル低下が想定されていました。しかし、シーズンイン後、既存選手と新加入の「若手有望」選手が大活躍し、すっかり「活きの良い若手有望選手主体+ベテラン選手融合の理想型」が達成、その結果が、上記戦績達成の主因です。
一美・斉藤光毅・皆川+三浦和の最前線、
松尾・松浦+レアンドロドミンゲス・中村俊輔の両ハーフ
手塚+佐藤のボランチ
袴田+志知の左サイド、右サイドは+マギーニョ
小林友希・星キョーワァン+伊野波のセンターバック
GKは、ベテラン六反+南、
更に、松井、瀬沼、ヨンアピンが加わった、
若手+ベテランの「肩組みポジション選手層」は、或る意味理想形ですね。
結果として、「チーム平均走行距離リーグ5位・リーグ上位水準値」で、コンサ9位より上回り、ベテラン偏重による「低フィジカルや走力不足は回避」されています。しかし、「スプリント回数は、リーグ17位と最下位レベル」で、「走力はあるも、24km/h以上となるスプリントは、苦手」で、シーズン当初の狙い・戦略とは逆に、<ハイプレス・ボール奪取は、同じくリーグ17位の最低レベル」です。
元々の「走力・フィジカルエネルギー」は高いものの、トレーニングで「プロ筋肉」へ鍛えた事が源泉となる「スプリントと、スプリント系プレー(プレス・ボール奪取・チャージ強度)は低レベル」との現状です。
戦術・フォーメーションは【4ー4ー2・基本・攻守バランス型】ですが、最終ライン平均39m・リーグ17位と最も自陣深い布陣で、「組織・ブロック型守備主導・速攻」型戦術が主体です。
攻撃する際の狙い所は、➀低い位置からのビルドアツプ(横浜FCゴールに大変近い位置で、コンサハイプレス⇒即座決定機直結)➁中盤ボール中継・ゲームメイクポイント(ボランチ位置で、マンマークプレスでボール奪取の最多ポイント)➂サイド攻防(サイドに押し込み、マッチアップ勝利で、その裏に膨大・フリースペースを突いたサイドアタックが展開できます)➃DF裏スペース(スプリント弱点で、縦と斜めの揺さぶりに弱く、フリー決定機が多数回構築出来ます)、と4つ局面があり、実は、攻撃し易い対戦相手チームの筆頭です。<上手くやれれば、大量得点のチャンスが多い試合です!>
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
コンサ戦術は、今シーズン新戦術として挑戦中「マンマークハイプレス」戦術をコンサ式ミシャ戦術の上に加えるトライをしています。
詰まり、土台は「コンサ式ミシャ戦術」の多彩パターン攻撃とブロック堅守で、その基本戦術へいつでもチェンジ出来る中、「走力とスプリント力による速い寄せと強度」による「マンマーク・コンサ式トータルフットボール」で、相手パス交換・ボール保持を完全封じ、高い位置・ハイポジションで、ボール奪取を、常時行い、相手陣・ゴール近くでのショートカウンターで得点獲得との展開を、多数回実現し、試合を、攻撃的守備・強烈攻撃で、支配、との戦術です。
前節では、更に、そのより先鋭化したスタイルとして「ゼロトップ」戦術で、最前線=相手最終ライン・ゴール付近でのコンサプレー強度アップを図り、大成功との結果を獲得しました。
次節でも、「ゼロトップ」戦術の継続は濃厚で「マンマーク・ハイプレス」の中でも「最強度スタイル」が展開されます。
基本戦術「コンサ式ミシャ戦術」で、ビルドアツプ~コンビネーション中央突破・両サイドマッチアップ勝利での突破とクロス攻撃・DF裏スペースへの飛び出し攻撃・反復サイドチェンジの相手陣揺さ振りとギャップ発生攻撃・個別ストロングのスルーパスとドリブル突破・派生セットプレーと多彩な攻撃パターンを、流れる様な連携・組織チームプレーでを実施し、
更に、
「マンマーク」で、相手パス交換そのものを、受け手封鎖・出し手となるボールホルダーを強烈チャージで、実行困難に陥らせます。
そして、ビルドアップのため「最終守備陣」で持つボールを、敵陣深く、相手ゴール直前で、「ハイプレス」し、ボール奪取を仕掛け、奪取即座・ショートカウンターから決定機とします。
基本戦術の必要条件は、➀運動量➁一体・統一チームプレーの共有化・統一プレー➂チーム一体・組織連携ですが、
「マンマーク・ハイプレス」では、必須条件が、➃スプリント速度・回数・寄せ強度➄プレー判断速度➅大量運動量でも落ちないフィジカル➆闘い続ける闘志です。
ミシャの試合三原則「走る、闘う、規律(統一戦術)」そのものです。
試合展開は、コンサ圧倒試合達成を図ります。
試合結果は、大量・複数得点獲得の「4ー0」のコンサ攻勢・相手ボール保持もボール奪取・ショートカウンターの狙い所との、圧勝を目標とします。
試合開始 ~ 21分 コンサ「マンマークハイプレス」で相手ボールを奪取
ショートカウンターでの先制点獲得
飲水T
~ 45分 コンサ攻勢継続し、追加点獲得
「前半 2ー0」
後半開始 ~ 67分 コンサ攻勢継続・追加点獲得
飲水T 選手交代で活性化。勝勢なら、基本戦術に転換も
~ 90分 コンサ・ミシャ戦術で堅守・速攻・追加点獲得
「 4ー0 大勝 」との予想です。
メンバー予想
スタメンは、出場停止ミンテを除外し、
駒井 金子
荒野
菅 高嶺 宮澤 ルーカス
福森 田中 進藤
菅野
サブは、 ロペス・ドド・ジェイ
白井・中野・早坂
カウィン
ですね。
次節は、「大勝」必達試合で、「走力・球際強度・寄せの速さ・集中・ミス排除 、そして、途切れる事が全くない強烈な闘志、そして、チーム一体の意識とプレー」により、実現します。
サポーターの総力結集し、応援・サポートで、勝利を掴みましょう。
プロフィール
中学高校サッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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