秋春制の議論。

2012年12月12日

コンサのオフの動きはないようなので、
新聞記事にある秋春制についてでも。

秋春制については何度か書いていますが、
基本的に議論すること自体は反対しないし、
制度導入によって不公平が生じなければ導入してもいい、
というのが僕の考えです。犬飼前会長時のこの話は
一言で纏めると「とりあえずやってみよう!」って感じで、
雪のため現状冬季の試合や練習が難しい豪雪地帯のクラブを
蔑ろにしていた印象が強かったので反発が強かったと思います。

再び協会およびJリーグでこの議論が再開するようですが、
記事では新潟や富山に行って現状を視察するとのことで、
「前からやっとけ!」とツッコミを入れたくなりますが(笑)、
"百聞は一見に如かず"で現状を把握するのはいいことです。
もちろん札幌や仙台・山形といったJクラブがある地域のみならず
準加盟クラブがある長野や準加盟申請をした秋田など、
冬は雪で練習や試合が困難な地域が多くあります。
これらの地域を多く訪問し現状を把握した上で
賛同可能な案を提示してくれるモノと思いたいです。

ロシア・プレミアリーグは今季から秋春制を導入しています。
7月下旬に始まり、翌年5月下旬に終了のスケジュール。
ただしロシアも冬は雪が降る豪雪地帯のため、
12月中旬から2月末までブレイク期間を設けています。
「これと同じような制度ならJリーグもどうなんだ?」
とふと考えてしまいます。おそらく協会側も参考にしているはずです。
ロシア・プレミアは16チームによる計30試合、
J1リーグは18チームによる34試合と違いはあるものの、
移行結果がどうなるのか?注目して見てみたいです。



post by 剛蔵

21:49

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

孔明

Re:秋春制の議論。

2012-12-12 23:19

 協会もようやく現地へ行く気になったんですね。  新潟や富山だけでなく札幌にもきてほしいと思います。12月初旬から中旬の厚別を視察するとか、宮の沢を見学するというのもよいのではないでしょうか。  秋春制の議論はもっと慎重に議論を重ねてほしいと思います。降雪地帯の実情をしっかり把握して一方的にやるということではなく、良い案をだしてくれればとも思います。    

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