ミシャらしさ、今の場合は選手固定を指している。

第7節が終わったが、第6節との間隔は中2〜3日の
強行スケジュールのため、各クラブはスタメンの
入れ替えをしている。以下は入れ替え人数である。
(クラブ名の○✖️は第7節の勝ち負け表示)

川崎✖️・セレッソ○・広島○      6人

神戸✖️・仙台○                         5人

柏○・長崎○                             4人

横浜✖️・浦和○・湘南✖️           3人

鹿島✖️・清水✖️・名古屋✖️        2人

鳥栖✖️・東京○・ガンバ○          1人

札幌○・磐田✖️                         0人


かなり入れ替えているところは第8節のマネジメ
ントがきっちり行われているということ。
尚且つ勝利しているセレッソ・広島・仙台・柏
は上位にいるからやれたこともあるだろうけど
、選手もある程度休ませられたなど相乗効果が
出てくるだろう。

外野からは入れ替えが全く0の札幌を見てミシャ
らしいと言われているが、これはこの後に選手の
疲労蓄積による様々な問題が出てきて、クラブの
成績が芳しくなくなることを揶揄されているのだ。
何度も同じことを繰り返しているから、同じよう
になるだろうと思われている。

そりゃあそうだろう。
この連戦の前からでも、三好は疲労によるパフォ
ーマンスの低下が見られるし、宮澤は使い続ける
とそろそろ怪我離脱が怖い。都倉もさすがにこの
連戦後には思い切り走れなくなるだろう。

分かっているはずだ。ミシャだって。
サッカーという競技はせめて中5日以上はインター
バルが必要なスポーツだと。
欧州ではもっと過酷なスケジュールでやることも
あるが、我々アジア人はそれを日常的には出来な
い。
欧州でもチャンピオンズリーグのバルセロナが歴
史に残る大逆転負けをしたが、それは選手固定に
よる疲労蓄積でのパフォーマンス低下が主因と言
われているくらい、選手固定での連戦は結果的に
は良いことはないのだ。

バルセロナほどの連戦も激しい試合ももちろんし
ていないが、もう少し人間の体力の限界について
は学んでもらいたい。
一旦体力の限界まで行ってしまうと、その疲労蓄
積を取り除くまでの時間が長くなるし、怪我を伴
うリスクまで発生するのだから。