2013年01月30日
<目指すサッカーの片鱗> 最も多く出た言葉は「慌てない」 対人練習中には「慌てない、慌てない」と繰り返し、「無理しなくていい」と後方でパスを回すことを優先させた。 「選手はどうしても自分でいいことをしてやろうと、無理なプレーをしてしまう。ただ相手のレベルが上がると(ボールを)失う回数は当然増える。それならシンプルに人を使わないと球は回らない」。 ボール保持率を第一に考える指揮官は、意識徹底の前段階として、ボールキープの大事さを説いていく。 FW上原慎也は「昨年までは奪ったら前にという感じだったが、回すことでじっくり攻めていくサッカーだなと。保持率は高まると思うので、練習でさらに高めていければ」と話した。 回すことでじっくり攻めていくサッカー φ(・_・”)メモメモ 昨季はボールを奪うことが重点だった。今季は奪った後、いかに効果的な攻撃ができるかを追求 http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130129-OHT1T00092.htm (財前イズム注入!猛ゲキ初指導 @スポーツ報知)
全体のバランスが崩れぬよう 2人目、3人目でボールを奪う守備に力を入れ、 みんなでフォローして攻撃に向かう 「?」 もう少し噛み砕いて説明を… 道スポによると、 財前新監督が目指すサッカーは「全員攻撃、全員守備」だ。 「少ない失点で勝ち切るチームが理想。でも2点取られた時には3点取り返す力が必要」と攻守両面スタイルを貫く。 基本システムは4―4―2や4―2―3―1の2ボランチ。 「4バックが基本。1対1での球際は大事。でもバランスを崩すぐらいなら、2人目、3人目で奪いに行く。バランスを保てれば、時間をかけずに攻撃もできる」と言い切る。 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/430904.html
2013年01月27日
http://www.youtube.com/watch?v=e-VoqsJiEjg (B'z ウルトラソウル 歌詞付き) 夢じゃない あれもこれも 今こそ 胸をはりましょう http://www.youtube.com/watch?v=7QSYdddd0sw (B'z ULTRA SOUL 2008 LIVE) http://blog.livedoor.jp/odo5312/archives/51874698.html (背番号『9』、ゴンさんから純貴へ)
2013年01月27日
気になる芳賀番「18」の行方。 1996 足立恵蔵 1997~1999 吉原宏太 2000 高木琢也 2001 山瀬功治 2002~2003 曽田雄志 2004 河端和哉 2005 桑原剛 2006~2012 芳賀博信 2013 ???? 本命視していた榊が「7」を背負うということで、次の「18」が誰になるのか非常に気になっている。 過去の傾向から予想してみる。 ◎松本怜大 ○横野純貴 ▲荒野拓馬 △上原慎也 一応、各ポジションから選んでみた。 ウィキ:コンサドーレ札幌の選手一覧
18番はなんとなんと、深井一希!!! びっくりした~。 でも年代別代表だもんね! クラブの期待を背負って大きく羽ばたけ! http://www.consadole-sapporo.jp/teamdata/
2013年01月26日
名塚コーチの言葉に重みを感じ、メモ代わりに残しておこうと思った。 ニッカンスポーツより。 「考えろ! 相手をびびるな。引きつけて相手を動かして穴を見つけろ!」 「DFでのボール回しも、ただ回すだけでは意味がない。相手を感じて駆け引きしろ。敵を動かしスキをつくって仕掛ける。それでこそサッカーは面白くなるんだ」 http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20130124-1075979.html (札幌名塚C「考えろ! 相手をびびるな」) 相手をびびるな 相手を感じて駆け引きしろ 守備を再構築するにあたり、コンサの年間テーマでもある気がしてならない。 2000年AWAY駒場。 「してやったりという感じですかね」「クールに燃えました」 名塚のコメントは今も記憶に残っている。 あの時の岡田サッカーも全員守備だった。 当時J2最強の浦和に全員で立ち向かった。あの時も「びびらない」事からスタートした。監督も選手もサポーターも。 名塚イズムはコンサドーレの伝統の「たれ」。DFにおける継ぎ足しの「たれ」なんじゃないか… そんな思いすらするんですねぇ。 赤黒のサカ場ライターは、新しいDF陣に期待してしまいますねぇ。 じゃあ、次の守備陣への言葉も待ってみましょうか。 スポーツ報知より。 http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130124-OHT1T00063.htm (名塚コーチ流「考チング」で判断力磨く) 「考えなくなったら成長は止まる。やらされるんじゃなく、常に自分で考えてほしい」 J1最下位に終わった昨季の戦いで、名塚コーチには気になる部分があった。 「数的優位なのにミスパスしてピンチになったりしていた」。 「ボーッとしている選手はプレーに出る。与えられたことだけじゃなく、勝つために一人一人がどうするか考えれば、自然と答えは出る」 「サッカーは11人でやるもの。特に人を動かせないと、今は通用しない」 「今もポテンシャルはあるが、やってないだけ。やれるし、変えられると思っている」 念願のDFの改革が始まっている。見守っていきましょう!
2013年01月22日
3.3ひなまつり開幕戦は、チバプールJEF http://www.consadole-sapporo.jp/news/2013/01/013831.html 踏み出せば その一戦が 道となる 迷わず行けよ 行けばフクアリ 【第1節 AWAY】 3月3日(日) ジェフユナイテッド千葉 vs コンサドーレ札幌 ■会場: フクダ電子アリーナ (千葉市中央区川崎町1-20) >> ジェフユナイテッド千葉について ・昨年の順位: J2 5位(勝ち点72 21勝9分12敗 61得点33失点) http://www.youtube.com/watch?v=hogR-r9nkAA (猪木「出る前に負けること考える馬鹿いるかよ!」)
2013年01月21日
2008年埼玉スタジアム。 芳賀のタテパスから「す、な、か、わ~!!」先制GOALに萌えたあの日。 高速鉄道を降りると、浦和の若い女性達がユニを着て闊歩していて、うらやましく思ったもんだ。 ロングの巻髪にミニスカート、それに浦和の赤ユニを着て3~4人固まって歩いてたりする。 ミーハーだらけの代表の試合じゃない。Jリーグの試合なのだ。 おやじだけでもない。男だけでもない。中高年だけでもない。幅広い年齢層こそが脅威であった。 埼玉のプライドを着ているギャル。「老若男女」で戦いを演出する一種のコスプレ県民ショーではないか。 幅広い年齢層の集客。浦和に出来てなんで札幌は出来ないんだ。反骨精神がメラメラと燃え上がった。 うちだって赤系のユニなのに。ギャルが着ても似合うデザインなのに… ファン層を拡大させにゃならん!と巨大スタジアムをにらみながら思ったものさ。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 今年のAWAYユニが大変カワイイ!と好評だ。史上最大のつけまつける◎な白ユニぱみゅぱみゅとの評判だ。 HOMEの赤黒縦縞はウェストが細く見えるデザインで、縦縞本数も増えた。 若い人たちにも是非ファッションアイテムに加えて欲しい。 若梟を追っかける「追っかけギャル」が増えるかどうか。そんな部分にも注目したい。 なにも心配するこたぁない。 今の「おばサポ」は昔の「コータギャル」だったりする。戦いのメリーゴラウンド。それが厚別の歴史ではないか。 きっかけはミーハー。 ギャルサポも、今では「私がおばサポになっても」。 ミーハー上等。上等の2乗。 一曲お聴きください。モリタカで「ザ・ミーハー」。 http://www.youtube.com/watch?v=hGcn6oGMFug スタジアムの活気は、あらゆる客層を呼び込むおおらかさから生まれる。応援の方法に垣根もへったくれもない。あらゆる応援をパワーに換えたから、昔のスターはGOALが生まれ代表に選ばれたのだ。 去年のリーグ戦は客席からの歓声が足りなかった。「見慣れたプレー」ばかりだったからだが、新規のお客が少なかったとも言える。ナビスコ鹿島戦の榊のGOAL時が最大値だったのではないか。リーグ公式戦のシュート数、GOAL数を嘆くと同時に、スタジアム全体の歓声の減少を憂慮していた。良いプレーに歓声を上げることは、難しいことなのか。サッカーに詳しくない人の方が歓声を上げるんじゃないか。観客が固定化してスタジアムの空気もマンネリ感が漂った。 もしかするとコンサのサッカーをつまらなくしてしまったのは「目が肥えてしまったコアサポ」のせいではないのか。机上の札幌スタイルに雁字がらめになった悪夢をサッポロクラシックで流し込む。(これぞ、サカ場ライター…って書いてる場合かっ!) こんなことなら、俺らも違うサッカー観でコンサと向き合わなければならないのではないか。勝ち負けだけにこだわらないサッカーというのなら、勝ち負け以外に歓声ポイントを見つける努力をするしかないではないか。 (あれこれ書いたが結論は出ない。ブレたくはない。勝利至上主義でいたい。しかしそれだけでは窒息死してしまう) 究極を言ってしまえば客層を変えて行くしかないんだ。2013年のテーマ「新陳代謝」だ。スローガンはニトリホールで発表されるだろうけど、とりあえず新陳代謝が不可欠。 勝ち負けだけなら、古いサポはどんどん減っていくだろう。資金力も戦力も関係無い価値観の創造が必要な難しい局面を迎えた。懐かしんでいても昔のコンサにはもう戻れない。 仕方ない。クラブが変貌を遂げる時、血の入替は起こるものだ。残った古いサポは、新しいチームに付いた新しいサポをどんどん受け入れていかなければ。 前置きが長くなった。 ツイッター経由での拾い物。 新鮮なイラスト。 ファン層拡大への願いを込めつつ。 https://twitter.com/morisoba6717/status/293243146081550336/photo/1 (「赤黒ギャルサポ 2013ver」 @もりそば様) ↑ ※タイトルは勝手につけました
2013年01月17日
同日の新ユニお披露目。 一枚で表すと↓こんな感じだったようです(笑) http://gogoinu.sakura.ne.jp/inulog/?p=4887 (いぬろぐ様 新ユニフォームお披露目2013) ここの作者さんはドーレくん好きです。
2013年01月15日
http://j20th.jp/eleven/detail/637 FW 吉原 宏太 ダヴィ MF 西谷 正也 クライトン 芳賀 博信 砂川 誠 DF 西嶋 弘之 曽田 雄志 池内 友彦 田渕 龍二 GK 佐藤 洋平 4-4-2 お遊びとはいえ、かなり理想的なバランスです☆ http://j20th.jp/
2013年01月14日
2012年のJ2データを眺めていたら、今年にもあてはまるであろう重要ポイントを見つけた。 下位5チームの総失点数が突出しているという点だ。 さっかりんの得失点グラフをご覧いただきたい。 http://soccer.phew.homeip.net/chart/league/?type=tokusitu&start=&year=2012&league=J2 福岡68、富山59、鳥取78、岐阜55、町田67。 昨年データで言えば、岡山の33失点(!)から、山形、栃木、水戸、徳島の49失点の間で抑えるのが最低目標だ。 長崎の高木新監督ではないが、「まず残留」という気持ちで守備の再構築からしっかりやっていきたいところだ。 熊本キャンプでは、櫛引、奈良、日高、新加入の趙成真(チョ・ソンジン)、パウロン、松本らDF陣だけでなく、チーム全体で堅守の意識を植え付けたいところだ。 http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/consa-burn/184434.html (堅守構築 名塚に重責 @燃えろ!コンサドーレ 平川弘の通信簿)
2013年01月13日
サンデーモーニングでやっていたクラブ経営ネタをつぶやいたら、最初にエスパルスサポとセレッソサポから反響があった。 (※その後、Jクラブサポや代表サポから続々RTされる) https://twitter.com/odo5312/status/290251184713916416 資金力の大小に関わらず、サポがクラブの経営状態を気にしている。 Jリーグそのものが曲がり角に差し掛かっているの事に、多くのJリーグファンたちが薄々気づき始めたとも言える。 クラブライセンス制度については、まだよくわからない部分が多いのだが、とりあえず有名なライターさんのコラムを貼っておく。 http://www.jsports.co.jp/press/article/N2012100110270302.html (元川悦子 2013年度からのクラブライセンス制導入がJリーグに及ぼす影響を考える) http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=4606 (二宮清純 「クラブライセンス制度」が根付かす経営的戦略) おぼろげながら、若手選手を育てて他チームに売っていくクラブに特化していくのだろうなと。 岡田武史さんは先の先まで読んでいたな、と。 ただ、岡田さんはこうも言っていた。 「札幌はビッグクラブになる可能性を秘めている」 さて、長期的な戦略の先に「ビッグクラブ」という野心はあるのだろうか。 野々村顧問は「夢を売りたい」という。 夢は何か。J1定着なのか、安定経営か、専用スタジアムか。 その前に今季やるべきこと。2つ。 ◎単年度黒字の達成 ◎J2からJFLに落ちない http://www.jsgoal.jp/record/j2.html http://www.jsgoal.jp/goalrank/j2.html
2013年01月12日
6位以内を目指し、プレーオフ進出をかける! という意気込みはいい。では具体的にどれくらいの得点力を整えなくてはならないか調べてみた。 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/2012/data/rank/rank_j2.html まず、スポーツナビの順位表を眺めてみる。 松本山雅を見てみよう。勝ち、分け、負けがだいたい1:1:1だった場合、22チーム中12位だ。 1勝1敗1分けペースで真ん中あたり。 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/2012/data/rank/goal_j2.html http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/stats/j2 http://www.jsgoal.jp/goalrank/j2.html 次に得点ランキングで松本の選手が何人いるか。これを調べてみる。 船山 貴之 12点 塩沢 勝吾 11点 二桁得点者が二人いても、真ん中の順位だ。 これだけで、いかにJ2が大変かわかろうというもの。 ちなみに6位でプレーオフに食い込み、逆転昇格を決めた大分は、 森島 康仁 14点 三平 和司 14点 と二人のストライカーがいた。 2位で自動昇格を決めた湘南は、二桁得点はいないが分担して得点している。 馬場 賢治 9点 キリノ(25節から加入)7点 菊池 大介 7点 遠藤 航 7点 高山 薫 6点 6位以内に入るには、 1.計算できるストライカーは2~4人必要 2.失点は1試合平均1点以内に抑える この2つの条件を揃えるだけでも、相当厳しそうだ。 例えば、内村、上原、前俊、榊、横野の5人が結果を出すことだ。 さらに2の条件が難しい。 6位以内を目指すという目標は現実的ではないかもしれない。 では、どのあたりが妥当なのか。 やはり1勝1分1敗ペースで中位あたりでないかというのが、現時点での予測である。
2013年01月12日
(五十音順) 池内友彦/イケ http://ameblo.jp/dack20/ 上里一将/カズゥ http://ameblo.jp/uesato-kazumasa/ 岡本賢明/ヤス http://ameblo.jp/yasuaki-okamoto/ 日高拓磨/たくみぃや http://ameblo.jp/hidaka-takuma/ 横野純貴/ジュンキ http://ameblo.jp/yokono-junki
2013年01月11日
おかえり。 http://www.youtube.com/watch?v=9NsNCTcshck&feature=youtu.be (上里一将のスライドするフリーキック) http://www.youtube.com/watch?v=OV-Z5RqyPqE&feature=youtu.be (コンサ上里60m弾) 期待するのは「得点」。 長距離弾道ミサイル これっきゃない。 ボランチなら守備も求められるけど、やっぱ得点でしょ。 <2011> F東京...J2リーグ / 17試合1得点 / - / 0試合0得点 <2012> 徳島...J2リーグ / 32試合0得点 / - / 1試合0得点 ↑ なんじゃ、こりゃぁ!!
2013年01月10日
J2研究。 いよいよ松本山雅と初対戦。 最初は「まつもとさんが」と読み違えた。「さんが」は京都どす。 「まつもとやまが」なんですねぇ。 ちょっと見てみましょうか。 チャント集1~4、アウェイチャント 続けてどーぞ。 ↓ ↓ ↓ http://www.youtube.com/watch?v=q0j78LgY7q0 http://www.youtube.com/watch?v=Bp54GI3Wvks http://www.youtube.com/watch?v=ZnS33oPN39Q http://www.youtube.com/watch?v=YEhIjTrYWGM http://www.youtube.com/watch?v=zixTI4zKcss
2013年01月09日
横浜FCが注目に値する補強をした。正直、コンサが補強したい個所かもしれん!西嶋弘之選手 完全移籍加入のお知らせ http://www.yokohamafc.com/news/2013/01/08/12480/ ■西嶋弘之選手コメント: 今年から横浜FCでプレーさせていただくことになりました。 プロ生活13年目になり、今まで経験してきたことを活かしながら、さらに自分を成長させられるように、横浜FCの目標達成にむけて、全力でがんばりたいと思います。よろしくお願いします。
市村篤司選手 完全移籍加入のお知らせ http://www.yokohamafc.com/news/2013/01/09/13002/ ■市村選手コメント: 早く顔と名前を、覚えていただけるよう、そして横浜FCの、J1昇格の為に、全身全霊頑張りますので、ご声援宜しくお願いします。 横浜FCが目指すサッカーが、おぼろげながらわかる気がする。 横浜かぁ。実は札幌の次に好きな都市なんだよな。 http://www.youtube.com/watch?v=kB1_CGv12Ak (ブルー・ライト・ヨコハマ / ミッツ・マングローブ ) http://www.youtube.com/watch?v=Xq8S410zcqk (上原多香子 - Blue Light Yokohama ) コンサは後ろからの組立て(守備から攻撃)はどうするつもりなのだろう… と思わないでもないが焦らない焦らない。
2013年01月04日
とあるファストフード店。隣のテーブルから会話が聞こえる。 「アタシ、実はコンサドーレのファンなの」 「意外…。オシフクロウは?」 「古田くん。」 「わかるぅー。アタシは榊くん。」 サッポロで「AKB」とは、「AKAKURO BOYS」のことだ。 推しメンが地元のサッカー選手。それもアマチュア時代から追いかけている。 ユースくん達の練習着にもシマフクロウのエンブレムが付いている。札幌市民はエンブレムをどう思っているだろうか。 最速降格とか最多敗戦とか債務超過とか。嘆きの四文字熟語を連想していないだろうか。 たとえトップチームが不甲斐なくても、下部組織はタレント揃いだったりするのがコンサドーレ札幌の面白いところだ。 ファンが選手の育成を楽しむリアル育成サッカーゲーム? いや、好きでそうなったわけじゃない。しかしコンサにはコンサの愉しみ方が存在する。 ユースおたくが数年続けてきた事が、トップチームでも当たり前のように受け止められている。クリスマスプレゼントが「僕、サッカーで優勝したよ」だった。地元のお墓のコマーシャルさながらの光景に多くのサポが乾杯した。 J2からの出直しに落ち込むな。新体制で前向きに育成路線を歩んでいこう。そんな矢先にユースカップで全国優勝を果たしてしまった。 完成された他チームからのレンタル選手より、自前のユースくん達の成長過程を愉しむ。苦楽を共にする。同じ夢を見る。 初の舞台も一緒に、初のタイトルも一緒に。同じ景色を見て同じ目標に向かう。コンサドーレサポーターは本当の意味で「12」番を背負い始めたのかもしれない。 銀色に輝くユースカップは本家AKBのレコード大賞みたいなものだ。一緒に戦ってきたものだけがその価値を知ることが出来る。 戦っていた相手は世間でありアンチだったかもしれない。だが世間が振り向いた時、ユースくん達の背中を追う新しいユースくん達が登場する。若梟の道がいつしか太くなる。推し梟を追うファン達の道が太くなる。道が太く長くなる。それがコンサドーレの歴史だ。名は体を表す。ドサンコ+オーレのクラブ名は新生コンサの唯一の拠り所となった。 コンサドーレの未来は、選手とサポーター達が歩んできた道の延長線上にある。2012年、二つの「愛」がメディアに取り上げられた。一つはゴール裏ダンマクにスプレーで書かれた「愛」。クラブは変わらぬ愛にどう答えてくれるんだ?こんな投げかけがあった。そんなやりとりを知ってか知らずか、若梟達はユニフォームの下に着ていたシャツに、「俺達は札幌を愛してる」とマジックで書き何度もめくって見せた。 あれを見たサポーター達は「もやもや」が吹き飛んでいくのを感じていた。何かが変わるかもしれない。コンサの育成路線は間違っていないと改めて確信した。十数年かかってたどり着いた成果の一つであり、新たなスタートラインでもあった。試合の見方、サポートの仕方、これまでの固定概念を一旦見直してみようとさえ思った。 どこへ行き着くかは、歩いてみなければわからない。一緒に歩行する仲間を増やす。行き先に不安があるなら、一緒に歩く人を増やせばいいのだ。一緒に歩いてくれる人は郷土愛に満ち溢れた誇り高きフットボールファンに違いない。 胸を張ってシマフクロウのエンブレムを叩き、隣人に堂々と聞こう。 「アナタのオシフクロウは誰ですか?」 俺達の育成ゲームは、自分自身の育成ゲームでもある。
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