ゴール裏

2023年07月11日

ゴール裏で応援するようになって
かれこれ20年以上

当時は20代だった自分も
50代に突入し
気力はまだまだありますが
体力に不安を感じるようになってきており
いつまでこのスタイルで応援できるかと
考えることも多くなりました

最近は
コロナ禍の声出し禁止試合や無観客試合を経たからなのか
チームがJ1に定着していることもあってなのか
「応援がチームを勝たせる」
という成功体験をしているサポーターが
少なくなってきているような気がしています

古くからゴール裏にいて
成功体験のあるサポーターと
そうでないサポーターと

それら双方に
「ゴール裏に対して同じ想いを持て」
と言う話は土台無理で、それは高校生と小学生に
同じ勉強をさせようとするようなものだと思います

またコロナ禍を経て
ゴール裏から離れていったサポーターも
事情のある人ない人含め
僕の周りだけでも何人も知っています
そしてそこに新しいサポーターの皆さん

どちらかを立てれば
どちらかが立たない
難しいですね
本当に難しい

いろいろ議論はあるところだと思いますが
僕自身はゴール裏は
「特別な場所」
そう思っています
そう思うのはやっぱり成功体験があるから
たくさんの成功体験があるから

今J1に定着した札幌にとって
応援での成功体験ってなんなんだろう
成績で言うならタイトル獲得?ACL出場権獲得?
それ以外に何かあるのでしょうか

もしそれしかないのだとすれば
それはそれでかなりの難題

今この時期
ゴール裏の理想と現実を見比べたとき
誰が良い悪いではなく
時間をかけて積み上げていくしかないのだと思います

ゴール裏で応援することの楽しさ、迫力、一体感
そこからの成功体験へ