2007年４月にスタートしたモヤモヤさまぁ～ず２。
当初３年は深夜の放送でしたが
2010年から日曜のゴールデンタイム枠に移り
私はその頃から毎週視聴するようになりました。

それ以来ずっと北海道では
ＴＶｈで放送されていましたが
昨年10月、土曜の昼間に引っ越しすると同時に
ＴＶｈでの放送が無くなってしまい
（その時間はけいなび～応援！どさんこ経済を放送）
今は無料配信動画サービスのＴＶｅｒで観ています。

しかしつい先ほど
今月11日からＴＶｈが放送を再開している事に
気づきました。水曜の深夜1:30～2:15です。
もちろん昨年10月７日の放送分からなので
３ヶ月遅れの放送になります。

私の場合は何かをしながら
横目でチラ見する感じの視聴ですが
もう13年も毎週かかさず観ています。
独特の雰囲気が好きなのです。
テレビ東京の主力女子アナがレギュラー出演し
さまぁ～ずに突っ込まれたり無茶ぶりされるのも
何だか面白いです。

漫画誌に連載中である セクシー田中さん の
作者芦原妃名子さんが急逝のニュース。
自殺と見られている。

セクシー田中さんは昨年10月期の日曜ドラマ (日テレ) で
放送され、なかなか面白くて私は毎週楽しく観ていた。

終盤の２話で脚本を巡り日テレ側と揉めていた模様。
原作に忠実にするなどの約束が守られなかったそうだ。
そして揉めてしまったことに強い罪悪感を持ち
多分うつ状態に陥ったのだろう。

テレビ局は視聴率を上げる事ばかり優先し
原作者の気持ちを踏みにじる傾向があると思う。
かと言って大した面白い番組を作れているわけでもない。


私の自然血族に小説家がいる。
STVラジオで4年前まで 『ほっかいどう百年物語』 が
放送されていたが執筆依頼が３回あったと思う。
２回目までは普通に放送されたが
３回目に原稿を送った後
実際は無かったストーリーを書き加えてほしいと
スタッフから要望がきた。
ヒグマとの格闘シーンを入れてくれというのだ。
いつも執筆前に綿密な調査をしている血族は
「それは受け入れられない」 と拒否するも
一方的にゴリ押しされ泣きながら執筆を断った。

視聴率・聴取率を上げて出世したい一心が
作者の心に深い傷を負わせることもある。
芦原妃名子さんもその犠牲者だと思う。
心から ご冥福をお祈りします。