棚に上げる

2023年11月28日

過剰攻撃を続けるイスラエル軍。
先日イスラエル駐日大使は
「奇襲により国民が1,200人も惨殺された!
それに対する攻撃の何処に問題があるのか!」
というようなことを力説。

ハマスを潰すという大義名分のもとに
現時点で1万5千人ものガザ住民を空爆等で殺害。
しかも犠牲者の中に子供が多数。
長い歴史を振り返ってみても一体どれだけの
パレスチナ人の尊い命を奪ってきたのか。

確かに奇襲により殺害されたイスラエル人は
本当に気の毒だと思います。
しかしその10倍以上を殺害しているのが
過剰攻撃ではないと言うのなら
じゃあ一体何と呼べば良いのでしょう。
正義の反撃とでも呼んでほしいのかな。

まさに自分たちがしてきた殺戮の歴史を棚に上げ
ガザへの攻撃を正当化しようとアピール。
しかし世界の大半はイスラエルのやり方を
批判しています。

確かに歴史上でユダヤが受けてきた迫害
(特にナチスによる大量殺戮)による
自己防衛的な気持ちもあるのでしょうけど。

ちなみにガザでの死亡者数は
病院で確認できた遺体のみだそうで
実際の犠牲者はもっと多いとみられています。

プーチンもガザへの攻撃に対し
「女性や子供に手を出すな」 なんて言っているし
どうも世界的に良く思われていない国々のトップは
自分の行為を棚に上げるタイプが多いようです。


post by hiroki

07:24

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