無敵

2022年12月14日

Wカップ準決勝はアルゼンチンがクロアチアに快勝。
大体はテレビで観ていました。
松木安太郎さんの甲高い声が寝不足の私にはちょっと・・・。
いっそ解説は影山優香さんの方が良かったかも。


さて一夜明けても井上尚弥の話題になりますが
今回も予想・想像を超えるボクシングを見せてくれました。
あれだけガードを固められ
それでも強打を放ち続けていたので疲れはあるはず。
なのに11ラウンド開始前にギアを上げ
一気に相手をマットに沈めてのTKO勝利!
世界中のスポーツメディアが驚愕したようです。

対戦したのは普通の挑戦者ではなく
他団体の世界王者でしたが
井上尚弥には全くもって歯が立ちませんでした。


井上尚弥選手とは一体どう戦えば良いのか。
昨夜のWBOチャンピオンのように
最初からガードを固めて守りに徹すれば
KO負けから逃れられる可能性が、ごく僅かながらあります。
しかし判定では大差で敗れます。
1発の強打に全てを託し勇敢に向かって行っても
迎撃され早いラウンドで逆に倒されるでしょう。

いつか敗れるとしたら、階級をライト級あたりまで上げた時かな。

昨夜惨敗した英国陣営は
「井上はSバンタム級で世界王座に就くのは難しい」  と
分かったようなことを記者会見で言っていましたが
残念ながら、そうはならないと思います。

来年の舞台になる予定のスーパーバンタム級は
2人の世界王者が各々2団体のベルトを保持しています。
ということは2回勝てば
バンタム級に続く4団体統一王者になれます。
強いと言われる2人の戦績をチェックしてはみたものの
井上に初黒星を与えるような要素は見当たりません。

THE MONSTER 井上尚弥は
一体どこまで行ってしまうのでしょう。