うちの父ちゃん

2005年11月29日

明日の事を書こうかな?と思い途中まで書きましたが、気が滅入るのでやめました。この話題は多いだろうし。
んな訳で、今日はわたくしの『お父ちゃん』について少々。
 
数年前の事、これまで勤め上げてきた会社を定年になり、ぷらぷらしておりました。
体を持て余し「なんか仕事ねぇ~かな?バイトでいいんだけど。」と思っていた時、ふと新聞の広告が彼の目に留まりました。
 
宮の沢練習場スタッフ募集!!の文字。
 
この瞬間に本人は、舞い上がってました。 
「ちょっと待て!、あそこは基本的にすいか隊のみなさんと頑張るって石水パパが言っていた記事を読んだ事があるぞ。」と言っても聞く耳持たず。いそいそと面接に出かけて行きました。


数日後、、、
『スニーカーみたいな靴持ってね?、なんでも芝を傷めないために必要なんだと。』と有頂天のお父ちゃん。
『たったの○人しか採用になんなかったんだ。倍率は10倍以上だぜい!』と威張るお父ちゃん。
『選手に毎日会えるぞ、おいっ!』と、どこまでものぼって行くお父ちゃん。
 
「大丈夫か?こんなファンキーなじーちゃんにグラウンド整備させて?」と私は少々不安。。。
 
そしてやって来ました初出勤日。
仕事を終えて帰ってきたお父ちゃん、元気がない。
「ん?最初だから要領分かんなくて怒られでもしたか?」と思っていたところ、、、
 
お:『グラウンドへ行ったんだけどな、、、』
私:(おい、まさかいきなり採用取り消しか?)
お:『アナタはこっちって言われてな、、、』
私:(どこよ?。)
お:『隣の工場へ連れて行かれた。。。』
私:(へっ???。)
お:『俺、白い恋人つくるらしい。。。ヽ(`Д´)ノウワァン 』
 
 
あれから数年、今日もお父ちゃんは、元気に、そして楽しそうに石屋製菓様へ出勤。『白い恋人』作ってます。
もちろん正社員ではありませんが、石屋のみなさんに優しくして頂いているようです。
んで、試合のある週末は、厚別とドームへ通っているジジサポだったりします。
石水パパと実際にお話しした事もあるらしい。(ちょっと裏山鹿)

誤解の無いように一応。この時グラウンドキーパーに採用された方はちゃんといたようです。っていうか、うちのお父ちゃんへの扱いが特殊だったみたい。(^^;)


post by miyanosawa_dole

17:10

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