2007年08月19日
今日のランチは、夏野菜のカレー ナスだとか。トマトだとか。しょうがもさんざんパラみじん切りにして合いびき肉でのキーマカレー。しま福で、7月は、カレー三昧だったけど。 しまふく寮では、1ヶ月ぶりだった。 練習から帰った石井ちゃんは、キーマカレーを喜んでくれた。 「オレ、このカレー好きなんですよ。今度作り方を教えてください。」 ・・・・石井ちゃん。・・・ジャージが本当によく似合っているよ。 と嬉しさのお返しを言いたいほどだった。 冷蔵庫を開けると、夏野菜ばっかり。ゴーヤもあったから入れればよかったなぁ。 すっかり、涼しい北海道の夏になっている。 窓を開けると、爽やかな風が厨房にも入ってくる。 今日は、何度もパソコンの前に座るけど。 何にも、思いつかない。 ふと、思い出した話をいつものように書いてみよう。 以前、サッカーマガジンに載せていただいた。 蹴辺の人々っていうコーナーだった。 1時間くらい、ライターの方とお話をした。 村野さんは、これから、どんな人になりたいですか? と聞かれて。 ・・・・・暫く考えて。 「男らしい人になりたいです。」 と応えた。 男らしいって?なんですか? しまふく寮の中に、家があります。しまふく寮は、私の職場です。 ドア1枚挟んでいるだけです。 厨房にいる時は、常に一定の状態でいたいんです。 イライラしたり、泣きたい日があっても、選手に悟られる事もなくフラットな状態でいれることでしょうか・・。 そしたら、そのライターの方は、おっしゃいました。 「じゃあ、ボクは、男らしくはなれないです。」って。 なんとなく。そんなやり取りを今。パソコンの前で思い出しちゃいました。 いまさら、カレーのレシピかよ!って感じですが。 追記に載せておきますね。
夏野菜のキーマカレー(4人分) 合いびき肉500g ナス4本 たまねぎ2個 人参 半分 しょうが半分くらい。(お好みで) ターメリックパウダー カレールー コンソメ。 トマトジュース200cc トッピング トマト ご飯を炊く時に、ターメリックを2ふりくらい水をはったお釜に入れる。普通に炊く。 サラダ油に、みじん切りした生姜を入れて軽く炒める。 そこに合いびき肉を入れる。パラッとするまで炒める。 全てみじん切りした野菜を投入。 軽くいためたら。たまねぎが亜麻色にならなくていいから蓋しちゃう。 野菜から水分が出て結構スープが出る。 たまねぎが透明になって、焦げちゃうか心配になる頃にトマトジュースを入れる。 また蓋をする。 コンソメを入れる。また蓋をする。 ナスがしっとりしてきた。 ルーを入れよう。 なんだ、これじゃ別にレシピなんかいらないじゃん。 そうです。そんなものなんです。 しま福で「実家のカレー」とドッキングするなら。ココナッツミルクを大匙1くらい プレーンヨーグルトを大匙2くらい。コンソメを入れた時にいれたりバターを小さじ1くらい。生クリームを大匙1くらい。 うーん、マイルド。 ココナッツミルク缶が余ったら。植物性生クリームと砂糖とゼラチンでココナッツプリンにしてみるとか。 そう!このターメリックって うこん なんですが。 先日、ダイゴクンが「あっこさーん。コレって落ちます?」 と真っ白いT-シャツを私に差し出した。 裾のところ(ズボンの丈つめを思い出した)にわずかについた黄色い染み。 なんじゃ?モノは、なんなのか?と問うと。 うこん です。 衣類の漂白剤をたまたま切らしていた。 そこで思い出したのが、キッチンの漂白剤。 仕事の一番最後の締めに、ふきんを漂白剤につけて一日が終わるのが日課。 業務用のボトルをダイゴクンに掲げて。 コレでいってみますか? フキンもダイゴクンのT-シャツも同じ扱いだ。 はぁ、 布につけて、T-シャツの上からパンパンとはたくと。 あらあら不思議。 赤くなるよ。 そんなのんきな事は言ってられない。 ダイゴクンの大事なシャツだったのだ。 やべ。私は、慌てて水でつまみ洗い。 あらあら不思議。 また、黄色に戻ってゆくよ。 寮監が、牛乳だったら取れるんじゃないかと。 酢のまちがいじゃないの?といいながら、自棄になって牛乳を持ってくる。 あらあら不思議。やっぱり赤くなる。 とのんきにも構えてられないからつまみ洗い。 ・・・黄色に戻る。 この うこん ってヤツは、肝臓にいいだけじゃなくて。 T-シャツを黄色にしたり、赤くしたりと中々忙しいヤツだった。 結局、モチは、餅屋だということになって。 クリーニングにだした。今度の火曜日が楽しみだ。 何も、思いつかないと思っても。結構でてくるもんなのだ。
プロフィール
寮メシ作りに関わって、今年で6年目になりました。 毎年、シーズンが終わる頃、課題を発見しています。 昨年は、本になったしまふく寮通信と厚別競技場での売店「しま福」 この2つのお陰で、たくさんの方とお会い出来るチャンスが増えました。 たくさんの方と笑いあう事が出来ました。 寮メシを大事にして、周りの人に感謝して、しまふく寮を愛して。 新しい寮生も加わって、また時間が流れていく。 J1という新しいステージを目の当たりにする。 凹んでも笑っても。 しまふく寮は、しまふく寮で。
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