城福強化部長とのお話

2006年11月12日

愛媛戦の後、城福強化部長との話し合いに参加してきました。
参加者は、HFC側から門脇常務と城福強化部長、サポーターは200人程度でした。

まず、城福強化部長より強化部の活動について説明があり、その後サポーターからの質問に答えるといった流れで進行しました。

まず、五段階計画(5ヵ年ではない)については、これからも継続していくとの事。
この計画にはブレが無いようで、とりあえず安心したというのが正直な気持ちです。
しかし、お金が無い為どうしても育成型にするしかないといった消去法の様にも感じたのも事実です。

経済状態については、やはり厳しい状態で、報道されている通り強化費は昨年対比で約1億円削減の方向。
チーム力を上げるには選手を補強したりする為、どうしてもお金がかかってしまう。
今年のメンツで昇格に失敗したのに、さらに費用を減らし昇格を目指すという矛盾が発生しています。

また、来期のサテライトリーグについては、不参加になる可能性が高そうです。
これについても、強化部としては育成という意味でも参加したいのですが、年間2千万円かかる費用がネックとなっているとの事。
北海道にはコンサドーレの相手になるチームが乏しく、普段試合に出れない選手を鍛えるのには、サテライトリーグに参加しないと限界がまります。
こちらも育成という観点からは矛盾していますね。

また、選手の練習態度についてもサポーターから厳しい意見がありました。
練習であきらかに手を抜いている選手がおり、居残りする選手も少ないとの指摘。
自分は練習を見に行く事がほとんど無いのでわかりませんが、普段から見ている人には感じられる事なんでしょう。
こんな事を言われる様じゃ、昇格なんか出来る訳無いなと思いましたね、とても残念です。
隠れて筋トレしたり、温水と冷水に交互に浸かって疲れを早く取れるよう工夫をしている選手もいる様ですが。

それと、選手との接し方についても。
過度にチヤホヤしすぎている為、勘違いをする選手がいる様です。
お目当ての選手を応援する事自体は悪い事だと思いません。
しかし、こういう事が度々聞こえるという事は、逆に選手にとってマイナスだと思います。
城福強化部長も特に若い選手はハングリー精神が欠けていると言っておりました。
これは、サポーターの甘やかしというのも1つの要因なんでは無いでしょうか?

全体の感想としては、金が無い、この一言に尽きると思います。
いきなりビッグスポンサーが付く事も考えられません、道や市からの援助も厳しくなるのも目に見えています。
やはり、プロスポーツは試合に勝ってなんぼです。
チームの成績が良ければ、必ずお客さんは戻ってくるはず。

試合に勝つ→観客動員増える→赤字が減る→選手の給料増える→↓
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これしかないのかな~?


post by あさ吉

16:10

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